鳥山明のイラストの真髄!「ドラクエ」のキャラクターデザインにFFも羨んだ!

鳥山明のイラストの真髄!「ドラクエ」のキャラクターデザインにFFも羨んだ!出典:http://jin115.com

鳥山明のイラストの真髄!「ドラクエ」のキャラクターデザインにはFFも羨んだ!

鳥山明のイラストに手塚治虫も舌を巻いた!オリジナリティ溢れる天才的なセンスとは?

鳥山明は、「ドラゴンボール」の作者として知られ、世界中から尊敬の念を集めている漫画家です。作品の独創的な世界観もさることながら、類似するものを挙げようがない唯一無二のイラストは、人を褒めないことで有名な漫画界の巨匠・手塚治虫をして「上手すぎる」と言わしめたほどです。

名立たるプロたちからも、「発明のようなもの」「神の領域」と崇められています。鳥山明のイラストでまず特徴的なのは、キャラクターたちのデフォルメされた表現です。実際では有り得ない寸法であるにもかかわらず、親しみやすさだけではなく、まるで生きているかのような説得力を感じさせられます。それらに、緻密な描きこみが織りなすオリジナリティ溢れるメカや背景が絶妙にマッチすることで完成される鳥山明のファンタジーの世界は、ワクワクやドキドキでいっぱいです。

ほとんどスクリーントーンを使用せず、インクのみで手描きされていることで知られる鳥山明は、寸分も狂わない画力を週間連載で発揮し続けるだけでも驚異と言えます。鳥山明の天才的なセンスは、努力や気力だけで得られるものではないのでしょう。

鳥山明だから「ドラクエ」は突出した!FF生みの親が嫉妬全開!

鳥山明は、1986年に第1作が発売された国民的RPG「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインを担当しています。その「ドラクエ」と常に比較されてきたのが、1年後に発売が開始された「ファイナルファンタジー(FF)」シリーズです。「FF」は、今ではタイトル数、売上総数において、「ドラクエ」を大きく上回る世界的人気ゲームに成長しました。その「FF」の生みの親であるゲーム設計者の坂口博信は、「ドラクエ」には絶対に勝てない点として、「鳥山明の絵が使えること」を挙げています。

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「FF」で使用されている妖艶で幻想的な天野喜孝のイラストは、「ドラクエ」とは一線を画す魅力です。しかし、坂口博信は、鳥山明のイラストほど、プレイヤーが感情移入できるものはないと言います。「ドラクエ」の主人公が、すでに爆発的人気漫画となっていた「ドラゴンボール」の孫悟空風であったことは、確かに大きな魅力でした。

当時はドット絵に過ぎなかったファミコンゲームに、多くの人々が壮大な冒険ロマンを掻き立てられたのは、わずかなパッケージ絵に凝縮された世界観の成せる業に他なりません。坂口博信は、そんな鳥山明と仕事がしたいという理由で、後に発売されるRPG「クロノトリガー」を製作し、熱烈アタックの末に思いを遂げています。

鳥山明の出身地やプロフィール!結婚した嫁や子供は?

鳥山明は名古屋出身の絵画少年!漫画制作開始の動機は不純だった!?

鳥山明は、1955年4月5日、愛知県名古屋市に生まれました。食事に事欠くほどの貧しさを憂うことがなかったという呑気な両親は、幼少期の鳥山明を絵画教室に通わせています。鳥山明もまた、空腹を満たすよりも、絵を描き続けることに没頭する少年だったそうです。そんな鳥山明が強く影響されたのは、手塚治虫の「鉄腕アトム」や、ウォルト・ディズニーの「101匹わんちゃん大行進」でした。

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その後は、学年が上がるにつれ、映画やドラマへと興味の対象を移します。そして、学校での絵画・ポスターコンクールで受賞歴を重ね、デザイン科が設置されている愛知県立起工業高校に進学。卒業後に就職したデザイン会社を退職しますが、イラストのアルバイトだけでは遊ぶ金に困窮したために、少年誌の新人賞の賞金目当てで、23歳にして漫画を描き始めました。

そんな鳥山明に目をつけたのは、「Dr.スランプ」に登場する”Dr.マシリト”のモデルにもなった、当時の「週刊少年ジャンプ」鬼編集者・鳥嶋和彦。彼に鍛え上げられることで、同年に読み切りでデビューを決めると、1980~1990年代の「週刊少年ジャンプ」黄金期の立役者となりました。

鳥山明が結婚した嫁・みかみなちも漫画家!娘にも両親の遺伝子が

鳥山明は1982年に結婚しており、3人の子供を持つ父親となっています。現在も、愛知県清須市という人口7万人に満たない田舎に好んで居住するほど、人付き合いが苦手なことで知られている鳥山明。そんな彼を射止めたのは、1975~1985年まで活動していた漫画家のみかみなちでした。

刊行されているコミックは2本しかありませんが、実は、「ドラゴンボール」の必殺技として知られる”かめはめ波”は、妻の発案だったとか。鳥山明は、同業者として惹かれるものを妻に感じたのかもしれませんね。2人の間に生まれた1男2女のうち、1990年生まれの長女・鳥山きっかは、現在はイラストレーターとして活躍中です。

幼い頃から絵を描きはじめ、美術部に所属した清須町立清須中学校時代には、メディアに取り上げられたこともありました。”父親の影響で”といっても、その父親が世界の鳥山明ですから、これほど贅沢な話はありません。

鳥山明の世界観にファンのトキメキ再び!30周年最新作「ドラクエ11」発売日が決定!

鳥山明がキャラクターデザインを手掛けた「ドラゴンクエスト」が発売されてから、はや30年が過ぎました。今でもファミコン世代は、あのオープニングのファンファーレや、プレイ中のBGMが聴こえてくるだけで、我が冒険を思い起こして胸を熱くするものです。

彼らが瞼の裏に浮かべるのは、鳥山明のイラストで彩られたドラクエの世界の中でも、スライムなど、シンプルながら強烈なインパクトを持つモンスターたち。わずらわしい邪悪な敵であるにもかかわらず、どこか憎めない可愛らしさを讃えた絶妙なバランスも、広い世代に作品が愛され続ける所以です。これこそが、鳥山明のイラストの真髄と言えるでしょう。

そんな、数あるゲームの中でも圧倒的な支持を誇る「ドラクエ」の最新作「ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて」が、2017年7月29日に発売されます。今作も、鳥山明をはじめ、堀井雄二や、すぎやまこういちら、伝説の制作陣は当初のままに、より臨場感を増したプレイステーション4、ニンテンドー3DS用ソフトが発売。

古き良きレトロゲームを懐かしむ声が増殖する昨今ではありますが、「ドラクエ」の発売となれば、ファンならば、「いち早くコンプリートを目指さなければ!」と身体がうずいてしまうというものでしょう。30周年を迎えてもなお、人々に夢を与え続ける影響力の大きさを思うと、鳥山明の存在感を、ますます強く感じざるをえません。

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