戸塚優斗(スノーボード)のスポンサーはヨネックス!2022年北京オリンピックで狙うは金メダル

戸塚優斗(スノーボード)が初のオリンピック出場!スポンサーはヨネックス!

戸塚優斗(スノーボード)が初のオリンピック出場!闘志を燃やした結果は?

戸塚優斗(とつかゆうと)は、平昌オリンピックのスノーボード日本代表選手。2歳でスノーボードを始め、11歳の頃にプロの資格を取得。2017年には、全国日本選手権大会で初優勝を遂げ、同年にはワールドカップでも初出場にして優勝するという快挙を果たしています。

堂々たる実績を引っ提げてオリンピック代表の座を勝ち取った戸塚優斗(スノーボード)は若干16歳。「メダルを持ち帰りたい」と闘志を燃やして臨んだ平昌オリンピックスノーボード男子ハーフパイプでは、予選を勝ち抜き、みごと決勝進出を決めました。

しかし、迎えた2018年2月14日の決勝1回目は、転倒してしまい8位という結果に。続く2回目も、途中でエアリップに激突し、腰を強打。起き上がることができず担架で運ばれてしまいました。幸い大したケガではありませんでしたが、病院で検査を受けることになり3回目を棄権したため、戸塚優斗の初オリンピック挑戦は11位という結果に終わっています。

戸塚優斗(スノーボード)のスポンサーはヨネックス!平昌オリンピック使用ボードは?

戸塚優斗(スノーボード)のメインスポンサーはヨネックスです。ヨネックスと言えばテニスラケットのメーカーというイメージが強く、スノーボードを作っていることを意外に思う方もいるかもしれません。しかし、自社工場で作る高品質のスノーボードはプロの間でも高い評価を得ています。ちなみに、平昌オリンピックで戸塚優斗が使っていたのは、反発が強く軽量感のあるニューモデル。テストを繰り返し、かなり手応えを感じたことから採用を決めたそうです。

小学校3年生の時からヨネックスのジュニア育成プログラムに参加していた戸塚優斗。彼がハーフパイプに挑戦し始めたのもちょうどこの頃でした。ヨネックスの育成プログラムと、最高品質のボードが、戸塚優斗を世界に通用するスノーボーダーへと育て上げたと言えるかもしれません。

戸塚優斗(スノーボード)の成績や大技は?平野歩夢に受けた影響とは

戸塚優斗(スノーボード)の成績や大技は?常識では考えられない早さで技をマスター

戸塚優斗(スノーボード)の武器は、強固な体幹に支えられた安定した滑りと技の高さです。その武器を生かして、2017-2018シーズンは急成長を遂げました。2017年、中学3年生で出場した全日本選手権大会で初優勝を果たした戸塚優斗。同年9月にニュージーランドで開催されたワールドカップでも、平野歩夢を抑え、初出場にして堂々の優勝を飾っています。これらの優勝も含め、2017-2018シーズンに出場した4戦全てにおいて表彰台に上るという脅威の成績を残しました。

戸塚優斗の大技はダブルコーク。回転軸をずらしながら縦横に回転する難易度の高いエア技です。試合で使えるようになるまでに1年はかかるのが普通ですが、戸塚優斗は、練習で成功させたわずか3週間後に本番で決めたと言います。その他にも、F1440、F1260などの高回転技を、常識では考えられない早さで次々にマスター。その成長の早さから、戸塚優斗が前人未到のルーティンを見せるのも時間の問題だと周囲の期待を集め続けています。

戸塚優斗(スノーボード)が平野歩夢から受けた影響とは筋トレに励むこと?!

戸塚優斗(スノーボード)が憧れている選手は、ソチオリンピックに続いて平昌オリンピックでも銀メダルを取得した平野歩夢です。さらなる向上を目指して筋トレに励むようになったのも、平野歩夢から影響を受けました。

戸塚優斗は、2017年秋のニュージーランド・ワールドカップに出場した際、同部屋だった平野歩夢が黙々と腹筋を続けている姿を目の当たりにします。これにより、「オリンピックに行けたとしてもこのままでは優勝できない」と思った戸塚優斗は、2017年6月からジム通いをスタート。

筋肉を鍛えることで、以前よりも強い滑りができるようになったと語っています。ニュージーランドから帰国して「初めてというくらい楽しかった」というコメントが飛び出したのは、憧れの人・平野歩夢と近くで接したことで、メンタル面でも大きな影響を受けたからでしょう。

戸塚優斗(スノーボード)はハープパイプ界の新星!さらなる高みを目指して挑戦し続ける!

2017年9月にワールドカップデビューしていきなり優勝して以来、「ハーフパイプ界の新星」と呼ばれるようになった戸塚優斗(スノーボード)。その後も、12月の中国戦、2018年1月のアメリカ戦で3位、2018年1月のスイス戦では2位と、「新星」の名に恥じない活躍ぶりを見せてきました。

今季ワールドカップにデビューしたことによって大きく成長し、世界からも注目されるようになった戸塚優斗は、なお成長を続けている未完の大器。平昌オリンピックに向けては、「高さや技の精度をどこまで伸ばすことができるかが勝負だ」と語り、披露していない新しい技に挑戦したいという意欲もあったようです。

こうして迎えた平昌オリンピックでは、決勝進出は果たせたものの、怪我によるリタイアで思うような成績は残せませんでした。とはいえ、スノーボードのカリスマ、ショーン・ホワイトや、オリンピック連続銀メダルの平野歩夢らと大舞台で競い合った経験はムダではないはずです。ナショナルチームに入り、先輩たちとともにボードがぼろぼろになるまで練習してきたという戸塚優斗はまだ16歳。早くも2022年北京オリンピックでの活躍が楽しみでなりません。

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