つんく♂は喋れない?声は出るの?現在の活動とは

つんく♂が喋れなくなった理由は?いつから?


つんく♂のプロフィール
◆生年月日:1968年10月29日
◆出身:大阪府
◆身長:170cm
◆血液型:B型
◆所属事務所:TNX株式会社

つんく♂の病気は何?どうして喋れなくなった?

歌手として活動し、モーニング娘。などハロー!プロジェクトの楽曲を手掛ける、音楽プロデューサーのつんく♂(つんく)。2014年3月に自身のオフィシャルサイトで、病気が判明した経緯を明かしていました。

声帯に違和感を感じたのは、2006から2007年頃。やり過ごして仕事を続けていたものの、声が出しにくくなり、受診。2014年2月に検査を受けたところ、喉頭声帯にがんが発見されたと報告しています。

前向きに治療に励むとしており、同年9月に寛解を発表しましたが、2015年4月9日に母校である近畿大学の入学式に出席した際、声帯摘出の手術をしたことを告白。モニターに文字を映し出すスライド形式で「一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」と決意を語りました。

歌手として第一線で活躍していただけに、治りきっていないことが判明し、声帯摘出の判断に至るまでは苦しかったに違いありません。それでも、つんく♂は命を優先し、声を失ってでも生きる道を選びました。

つんく♂は声が出せる?喋れるようになったの?

つんく♂が声を出せるようになったワケとは?

つんく♂は、2015年2月に声帯を摘出し、声を失った人の発声訓練を支援する団体・銀鈴会に入会。人口器具を使わない、食道発声の練習を始めました。食道発声は、口や鼻から食道に空気を送り込み、入口を振動させることで声を出す方法。声帯から声を出すのとは動きが異なるため、練習が必要です。

銀鈴会の公式ホームページに掲載されている、つんく♂のインタビューには、自分と同じく声帯を全摘出した人たちと共に練習していくうちに、自信とやる気が出てきたというようなポジティブな言葉も。元歌手というプライドがうまく作用し、夢中で楽しみながらトレーニングをしたことも明かしています。

2017年1月18日発売の「新潮45」2月号では、「今は家族やスタッフとは何とか意思疎通できるようになってきました」と声での会話ができるようになったことを報告。摘出前の声と比べて、雑音に弱い部分や会話のスピードが遅くなることはあるといいますが、再び自身の声で話せるようになった喜びは、ひとしおだったことでしょう。

つんく♂の存在は、同じ喉頭がんと闘う人や、咽頭がんや食道がんなど様々な要因で声帯を摘出した人にとって、大きな希望となっているに違いありません。

つんく♂の現在は?病気と付き合いながら制作活動を継続!

つんく♂がハワイに移住した理由とは?“2度目の人生”を謳歌中

つんく♂は、声帯摘出後に生活拠点をハワイに移し、月に数日だけ日本で仕事をする生活を送っています。

2018年10月17日に公開された「ハワイに住むnet」のインタビューでは、移住のきっかけについて語っていました。

仕事漬けだったつんく♂が、病気発覚後には休暇をしっかりとるようになり、ハワイに到着すると心身が落ち着くのに気付いたといいます。妻と子供3人と家族揃って移住していますが、誰が言い出すともなく決まったのだとか。

「移住後、これまで以上に家族と色々な話ができるようになった」と語り、ハワイというゆったりとした土地で、“2度目の人生”を楽しんでいることを明かしました。

現在は子供を学校に送ったり、習い事に付き添ったりと、家事・育児にも精を出しています。ブログでは弁当や料理も公開しており、時間をかけて家族と向き合えているようです。

2022年10月の誕生日には、3兄妹がつんく♂のためのケーキ作りに挑戦していました。病気という試練を経て、生き方を変えた父親の姿は、子供たちの記憶に刻まれていることでしょう。

つんく♂の現在の仕事は?今後の活躍にも期待

つんく♂は手術以前と変わらず、作曲を続けています。2022年12月21日に発売されたモーニング娘。’22の新曲「Happy birthday to Me!」は、「つんく天才」「心のドンピシャをついてくる」などとファンからも好評です。

2020年6月19日には妻と長男のやりとりに着想を得て、自身がプロデュースした絵本「ねぇ、ママ? 僕のお願い!」を発売するなど、精力的に活動を続けています。

困難に向き合い、そして新たに生きる道を開拓したつんく♂。今後も、多大なる才能を活かして活躍してくれるに違いありません。

「声を失う」という、歌手として最も辛い出来事を乗り越え、今も活躍を続けているつんく♂。発声練習の過程も包み隠さず公開し、同じ病と闘う人たちに勇気を与える存在となりました。これからも、その才能と持ち前の粘り強さで、エンターテインメント界を牽引してくれることでしょう。

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