「宇宙戦艦ヤマト」は大人の男のロマンだった!「宇宙戦艦ヤマト2202」注目の新キャラクターとは!

「宇宙戦艦ヤマト」は大人の男のロマンだった!あらすじネタバレキャスト!

宇宙戦艦ヤマトのオープニング主題歌には大人の男のロマンと哀愁が込められていた!

「さらば地球よ、旅立つ船は、宇宙戦艦ヤ・マ・ト~♪」。壮大なスケール感で高らかに歌い上げられたアニメ「宇宙戦艦ヤマト」のオープニング主題歌は、1970年代に放映された旧作にも関わらず、子供から中高年に至るまで、今もって幅広い年代の人々から愛され続けています。

作詞は、昭和を代表する作詞家の阿久悠、作曲は、映画版「宇宙戦艦ヤマト」で音楽監督を務めた宮川泰、歌は、ささきいさおが担当しました。今でこそ声優・俳優として名を馳せるささきいさおですが、当時はロカビリー歌手として活動中でした。「宇宙戦艦ヤマト」のオープニングに起用されたのは、阿久悠の「男のロマンと哀愁を込めて歌い上げて欲しい」との強い要望があったからだとか。

この主題歌なくして声優ささきいさおは誕生しなかったかもしれません。ちなみに、オープニングでは、「愛する人たちと別れて航海へと旅立つ男たちの強い意志」が、エンディングの「真赤なスカーフ」には、「男たちが抱く地球への哀愁」が込められているそうです。

宇宙戦艦ヤマト2202のあらすじネタバレキャスト!注目の新キャラクターとは!

アニメ版「宇宙戦艦ヤマト」は、1974~1975年にかけて放映されましたが、当時は視聴率も悪く、あまり話題になりませんでした。ところが、1977年公開の総集編劇場版から人気に火が付き、1978年に公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」では、動員数400万人越えの大ヒットを記録します。その流れを汲んで、最新技術でリメイクした作品が、2012~2014年に劇場公開・テレビ放映された「宇宙戦艦ヤマト2199」。そして3年の時を経た2017年に、その新シリーズである「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」全七章の劇場放映が発表されました。

戦艦ヤマトが帰還して3年。コスモリバース・システムのおかげで元の姿に戻った地球は、スターシャの宇宙平和への願いも虚しく、軍需拡大の道を歩もうとしていました。宿敵ガミラスとは平和条約を結んだものの、宇宙最大の敵ガトランティスの脅威が地球へと迫り……。

キャストは、前回「宇宙戦艦ヤマト2199」と同じく古代進に小野大輔、森雪には桑島法子、島大介を鈴木健一、真田志郎を大塚芳忠が演じています。また、注目すべきキャラクターとして登場するのが「女神テレサ」。テレザート星から祈りのエネルギーで宇宙の危機を伝えるテレサの切なるメッセージは、ヤマト旧クルーの心を動かすことができるのでしょうか。

「宇宙戦艦ヤマト」の感動的な最終回!実は結末がいくつもあった!?

宇宙戦艦ヤマト「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」の感動的なラストシーンとは!

1978年に公開された「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」では、白色彗星帝国との最後の激戦の最中、ヤマトクルーのメンバーたちが次々と非業の死を遂げます。さらには、古代進の最愛の人である森雪さえも……。「地球は絶対に生き残らねばならない!」。

古代は、艦長として総員全てに退艦を命じました。艦に1人残った古代は、すでに息絶えている森雪を艦長席の隣に座らせて、巨大な敵に体当たりすべくヤマトを発進させます。「ユキ、辛い想いばかりさせてすまない。これが2人の結婚式だ……」。

ヤマトの艦内には、亡くなったはずの沖田艦長、佐渡先生、徳川機関長、真田、斉藤、加藤の姿が。皆が笑みを浮かべる中、「ようやく私がお役に立つ時が来ました」という女神テレサの言葉に導かれるヤマト。そして、宇宙空間に最期の爆発音が響いたのでした……。

宇宙戦艦ヤマトの最終回は完結編・テレビ編と実は結末がいくつもあった!

1978年の「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」で最終章を迎えたと思われた宇宙戦艦ヤマト。しかし、1983年に劇場公開された「宇宙戦艦ヤマト・完結編」では、古代は、前回の戦いの引責辞任で戦闘班長に降格。それに伴い、沖田十三が艦長就任という、何ともご都合主義的な反則技で、2人のみならず、戦死したヤマトクルーは見事に復活しています。

沖田艦長はヤマトと共に自沈しますが、戦闘班長としてヤマトに乗り込んだ古代は、生きてヤマトの最期を見届けました。一方、1974年にテレビ放映された「宇宙戦艦ヤマト」の最終回は、ガミラスを倒したヤマトが地球に向かい、エンドロールが流れる中で、地球が本来の姿を取り戻し、ヤマトの飛行音が微かに響くという結末で、映画とは異なるものとなっています。

宇宙戦艦ヤマト最新作「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」の新キャラクターを演じるのはアナ雪で大ブレイクしたあの人!?

2017年2月6日、東京の有楽町よみうりホールにて、宇宙戦艦ヤマト最新作「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」第一章「嚆矢篇」の完成披露上映会が行われました。「宇宙戦艦ヤマト2199」の続編となるこの作品。演じる声優陣も前回と同じですが、キーウーマンとなる「女神テレサ」役を、「アナ雪」で大ブレイクした神田沙也加が演じることが発表されています。

ヤマトの共演者たちとは初顔合わせだったという神田沙也加は、「大先輩の方々と一緒で大変緊張しましたが、いちヤマトファンとして、皆さんにご覧いただけることを楽しみにしています!」と、興奮した口調で語りました。また、作品のエンディングテーマを飾るのは、この作品のモチーフとなった「さらば宇宙戦艦ヤマト・愛の戦士たち」(1978)で流れた沢田研二の「ヤマトより愛をこめて」に。

さらに嬉しいことに、You Tube上では、当時の音響そのままを使用した、新しい本作品のPVが公開されています。全七章からなる大作「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」の序章は、2017年2月25日にいよいよ発進しますが、ヤマトは決して戦いのシンボルなどではなく、世界平和の象徴です。平和の祈りを込めたヤマトからのメッセージが、どうか全世界へと届きますように。

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