上橋菜穂子「精霊の守り人」シリーズが実写ドラマ化!あらすじ感想キャスト!

上橋菜穂子「精霊の守り人」シリーズが実写ドラマ化!あらすじ感想キャスト!

上橋菜穂子「精霊の守り人」シリーズが実写ドラマ化!あらすじ感想キャスト!

上橋菜穂子「精霊の守り人」シリーズが実写ドラマ化!

上橋菜穂子の「精霊の守り人」シリーズが、実写ドラマ化されることで話題になっています。児童文学・ファンタジー作家で人気の上橋菜穂子の「精霊の守り人」シリーズとは、異世界ファンタジー小説。児童文学として出版されましたが、口コミで幅広い年代に人気が広がり、全10巻に加え、短編集も出版されています。

上橋菜穂子が「精霊の守り人」を執筆することになったヒントは、映画の予告編で、炎上するバスからあるおばさんが子供を救うために脱出するシーンだったそうです。子供が主人公の児童文学の世界で、30歳の女性を主人公にする構想には、当初、編集者からの強い反発もあったそうです。

それでも、児童文学とはいえ、丹念に書き込まれた「精霊の守り人」の世界観は人気となり、ラジオドラマ化からテレビアニメ化、漫画化へと展開していきました。そして、いよいよ2016年春には、NHK放送90年を記念作品として実写ドラマ化することが決定したと発表されたのです。

上橋菜穂子「精霊の守り人」シリーズ あらすじ感想キャスト!

上橋菜穂子の「精霊の守り人」シリーズのあらすじは、短槍使いのバルサという女性が、新ヨゴ国の第2皇子であるチャグムを救ったことから始まります。バルサは、チャグムの母から、悪しき魔物、精霊の卵が宿っているため、父帝から命を狙われているチャグムと共に逃げるよう言われます。

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次々と命を狙ってくる相手と戦いながら、チャグムに、生きていく厳しさや強い心を教えるバルサ。精霊と交信できる呪術師たちからは、チャグムに宿る精霊の卵の本当の意味を知ることになり、逃げるだけではなく、魔物と対峙していこうと決意するという話です。上橋菜穂子の「精霊の守り人」は、本を読むだけで状況を想像できるほど、描写が細かく、バルサの強い姿に感動を覚えます。

実写化に向けては、主演が誰になるかにも注目が集まりましたが、バルサ役に決まったのは綾瀬はるか。原作よりは少し若い印象ですが、予告編で顔を浅黒く塗りたくって凛と立つ綾瀬はるかの姿には期待が高まります。バルサと共に逃避行を続けながら成長していく若き皇子チャグムには小林颯、その他、吉川晃司が短槍の達人・ジグロ、木村文乃がチャグムの母である第二妃、高島礼子は呪術師トロガイ、藤原竜也がチャグムの父帝など、ベテラン俳優・女優がずらりと名前を並べています。

上橋菜穂子の本屋大賞受賞「鹿の王」あらすじ感想!受賞歴がスゴかった!

上橋菜穂子の本屋大賞受賞「鹿の王」あらすじ感想!

上橋菜穂子の話題作は「精霊の守り人」シリーズだけではありません。2015年本屋大賞受賞の「鹿の王」もまた上橋菜穂子の作品です。上橋菜穂子の本屋大賞受賞「鹿の王」のあらすじの主人公は、故郷を守るために戦った欠け角のヴァン。ヴァンは戦いに敗れ、奴隷として働かされていました。しかし囚われの奴隷たちは、突如現れた山犬にかみつかれ、謎の病に冒されてしまい、ヴァンと小さな女の子ユナを除いて全員死んでしまうのです。

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ヴァンはユナと逃亡します。もう一人の主人公は、医術の才能があるホッサル。ホッサルは、蔓延している病の治療法を探し求めて、生き残りのヴァンとユナを探そうとします。ここで描かれるのは、人間は自然の一部だという世界観。これは、オーストラリアの先住民であるアボリジニを研究してきた文化人類学者として上橋菜穂子が辿り着いた境地ともいえそうです。知識が豊富で、医学もきちんと勉強した上橋菜穂子が執筆した「鹿の王」は、難しい医学的科学的な内容も分かりやすく書いているため、深いながらも面白く読み進められる作品になっています。

上橋菜穂子の受賞歴がスゴかった!

上橋菜穂子は、数々の話題作を出しているだけではなく、受賞歴がスゴいことをご存じでしょうか。1992年に「月の森に、カミよ眠れ」で日本児童文学者協会新人賞を受賞して以降、1996年には「精霊の守り人」で野間児童文芸新人賞を受賞してきた上橋菜穂子。その後も、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞など数々の賞を受賞し、2014年には児童文学のノーベル賞と言われる国際アンデルセン賞まで受賞しています。

これは日本人としては2人目の快挙ですから、本当に素晴らしいことです。その後も日本医療小説大賞を受賞するなど、児童文学の世界に限らず多くの受賞をしている上橋菜穂子。多くの分野での知見が豊富な作家ですから、受賞の数は、まだまだ増えていくことでしょう。

上橋菜穂子、「精霊の守り人」の実写化から伝わる熱い思い

上橋菜穂子は、これまで何度も映像化のオファーを断ってきたそうです。それは、ストーリーの一部をドラマ化する申し出ばかりだったから。「精霊の守り人」は、全編を作品化するのでなくてはメッセージが伝わらない、と考えていました。そしてようやく実現することとなった「精霊の守り人」のが実写化。上橋菜穂子は、キャスティングに関して熱い思いを語っています。それは主人公のバルサ役についてです。

上橋菜穂子が、どうしてもこだわりたかったのはただ1点、「身体能力の高い方に演じていただきたい」ということ。小説がアニメ化、ドラマ化と、具体化されていくに従って、ともすれば、原作の物語と映像作品のイメージが大きくかけ離れていってしまいがちです。時にはイメージの独り歩きもあることでしょう。

しかし、作者である上橋菜穂が具体的なイメージを崩さずしっかりと伝えることで、キャストのイメージに生じるブレは最低限に抑えられるはずです。児童文学の世界では異質な、30代の女主人公バルサを生み出し、命を与え、躍動させた上橋菜穂子の作品に懸ける熱い思い。「身体能力が高い」、このイメージをベースにキャスティングされることは、綾瀬はるかにとっても女優冥利につきるのではないでしょうか。

ドラマ「精霊の守り人」シリーズは3年に渡って放送される作品です。原作ファンにとっては、映像化された守り人の世界を一息に楽しんでしまいたい部分もあるでしょう。しかし、そこは10巻にもわたって繰り広げられた荘厳な守り人の世界。上橋菜穂子の熱い思いに応え、キャストと制作側が丹精込めた作品に仕上げてくれることを期待して、ゆっくりと楽しむようにしたいですね。

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