上野由岐子は球種も豊富だった!球速121キロの体感速度は?

上野由岐子は球種も豊富だった!球速121キロの体感速度は?出典:http://wokyu.com

上野由岐子は球種も豊富だった!球速121キロの体感速度は?

上野由岐子は球種が豊富だった!コントロールも正確な不動のエース!

上野由岐子は、日本の女子ソフトボール選手にして、正確無比なピッチングを誇る不動のエース。2004年アテネオリンピックでは銅メダルを獲得、2008年北京オリンピックでは金メダルを獲得しています。特に北京オリンピックでの上野由岐子の力強いピッチングは、今でも鮮明に覚えている方も多いのではないでしょうか。事実、この年の新語・流行語大賞では、「上野の413球」が、審査員特別賞を受賞したほどの有名選手となりました。

上野由岐子の強みは、ストレートのみならず変化球も自在に投げ分けることのできる球種の豊富さと、コントロールの正確さ、世界最速ともいわれる球速の3拍子が揃っている点にあります。しかも、ストレートも変化球も、同じタイミング・同じフォームで投げることができる上野由岐子。そのため、バッターは、球筋を予測することが非常に難しくなります。

上野由岐子の球速121キロの体感速度はどれくらい凄い?

上野由岐子は、女子ソフトボール界屈指の名ピッチャーですが、球速はどのくらいなのでしょうか?
これまでに上野由岐子が記録した球速は、最高121キロ。女子ソフトボール界において、世界最速のストレートを投げるといわれています。ソフトボールは、野球と比べると、マウンドからバッターボックスまでの距離が3分の2しかありません。

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そのため、ボールの体感速度は、野球の121キロと比べると、ずっと速くなります。実際は、野球における、160~170キロ台の体感速度に匹敵するそうです。プロ野球界で球速160キロといえば、阪神タイガースの藤浪晋太郎が2016年9月に記録し、プロ野球史上6人目に数えられたほどの高速スピード。

上野由岐子の球速の体感速度がどれほどの威力を持つものなのか、想像できるというものでしょう。実際、上野由岐子が始球式に登場した際、キャッチャーを務めたジャイアンツの小林誠捕手は、その威力に、捕球後は目を丸くしていたといいます。

上野由岐子が球を投げてから、キャッチャーミットに入るまではわずか0.3秒。その球威は、金属バットをへし折ったこともあるほどです。

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上野由岐子のピッチャー歴は小学3年から!月給17万円って本当?

上野由岐子自ら志願したピッチャー歴は小学3年から!

上野由岐子は、小学3年生の時にソフトボールを始めています。クラスメートがソフトボールをしていて、誘われたのがきっかけとなったそうです。実は、上野由岐子の父親もソフトボールをしていたそうなので、ソフトボールが身近なスポーツだったことも影響しているのでしょう。

唯一の女子選手ということもあり、所属クラブの監督は、上野由岐子に、外野手やファーストをやらせようとしていたといいます。しかし、ピッチャーに憧れを持っていた上野由岐子は、自らピッチャーを志願。上野由岐子の父親とマンツーマンでピッチング練習に励み、とうとうピッチャーのポジションをつかみ取りました。それ以降、ポジションを変えることなく現在に至ります。

上野由岐子の月収は17万円ってほんと?女子アスリートの厳しい競技環境

上野由岐子は、これまでにオリンピックで2度もメダルを獲得している上、世界大会では常勝と、ソフトボール界における実績には、すごいものがあります。しかし、生活していくには、かなり厳しい世界のようです。実際の女子ソフトボール選手たちの待遇面をみると、1部リーグに所属する選手の大半が契約社員で、手当などはなく、損害保険等も自分自身で払っている選手が多いといいます。社員として採用をされても、一般の高卒女子並みの給与体系が適用されているのだとか。上野由岐子自身、自らの月収が17万円だと公言したこともありました。

競技としての女子ソフトボールをみてみると、アテネオリンピックの銅メダル獲得の成果から、北京オリンピックの際には、日本オリンピック委員会の強化費配分ランクも最高の「特A」ランクでした。しかし、オリンピック競技からの除外を受けると、一気に「D」ランクに降格してしまいます。年間7000万円だった強化費は、なんと300万円になってしまいました。

北京オリンピックで金メダルを獲得した後には、注目が高まり、観客数が2日間で合計1万人に達したこともあった女子ソフトボール。しかし、盛り上がりは一過性のもので、以後、観客動員数は低迷中。今では、平均観客動員数が1000人に満たない試合もあるとか。知れば知るほど、経済面も含め、女子ソフトボール競技を取り巻く環境が厳しいことが分かります。

上野由岐子いざ東京オリンピックへ!200勝達成後も挑戦は続く

上野由岐子は、オリンピック競技からソフトボールが除外された後も、今なおボールを投げ続け、第一線で活躍し続けています。2016年9月10日には、女子日本リーグにて、NEC戦に先発して、勝ち投手となりました。これにより、リーグ史上初の200勝をあげた上野由岐子の通算成績は、200勝43敗に。

数字からも、上野由岐子の圧倒的な強さが見て取れますよね。しかし、上野由岐子の競技人生は、ずっと順調だったわけではありません。膝の故障を抱えていたこともあり、引退が頭をよぎったこともあったといいます。北京オリンピックでの金メダル獲得後に、オリンピックの実施種目からソフトボール競技が外れたときには、目標を見失いかけたこともありました。

しかし、今年に入って、2020年東京オリンピックの実施競技にソフトボールが復活する可能性が出てきています。自身も復活のための運動に積極的に関わり、ソフトボールの魅力を広くアピールしてきた上野由岐子は、「オリンピック競技復活が決まれば、新たなスタートになると思う」と、再出発を力強く語っています。

200勝という前人未到の記録を達成してもなお、おごることなく戦い続ける上野由岐子には、北京オリンピックでの感動をもう一度、今度は東京の地で見せてほしいものです。今から、東京オリンピックのマウンドに立ち、輝く上野由岐子の姿を見る日が楽しみでなりません。

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