ウォシャウスキー姉弟監督作品「マトリックス」あらすじネタバレ解説!

ウォシャウスキー姉弟監督作品「マトリックス」あらすじネタバレ解説!

ウォシャウスキー姉弟の人生は「マトリックス」並に衝撃的!?

ウォシャウスキー姉弟は、アメリカ合衆国の映画監督でありかつ脚本家、プロデューサーです。兄のローレンス・ラリー・ウォシャウスキーは1965年に、弟のアンドリュー・ポール・ウォシャウスキーは1967年に、2人とも男性としてシカゴで産まれました。

それから年月は流れ、2008年。なんと43歳になった兄のローレンス・ウォシャウスキーが性転換手術を行い、ラリーからラナに改名。こうしてウォシャウスキー姉弟が誕生しました。兄から姉となったウォシャウスキー姉弟の「姉」ラナは、レッドカーペットに、ピンク色の髪型で登場し、世界中を驚かせました。ウォシャウスキー姉弟監督作品「マトリックス」は、その映像美が世界に衝撃を与えましたが、ウォシャウスキー姉弟の人生も、負けず劣らない衝撃的なニュースとして世界中に広がったのです。

ウォシャウスキー姉弟の代表作「マトリックス」あらすじネタバレ解説!

ウォシャウスキー姉弟の名を一躍有名にした「マトリックス」は3部作のSF映画です。キアヌ・リーブス演じる主人公のトーマスは、ネオという愛称を持つ天才ハッカー。ある日、トリニティという謎の女性によって、自分は仮想世界で生きていることが明らかになります。ネオは仮想世界ではなく、現実世界で生きていく決断を下しますが、現実世界は、コンピューターの反乱によって人間社会が崩壊していました。

こうしてネオは、ローレンス・フィッシュバーン演じるモーフィアスが船長を務める工作船「ネブカドネザル号」の一員となり、人間社会を取り戻すため、現実世界の救世主としてコンピューターと戦っていくことに。
ここからは少しネタバレになりますが、ネオは第2部の「マトリックス リローデッド」で、「予言された救世主」ではなく、「プログラムで予定された救世主」ということが宣告されます。果たして、ネオは本当に救世主なのか?、コンピューターに打ち勝てるのか?、そんなさまざまな疑問は、最終章の「マトリックス レボリューションズ」で明らかになります。

「マトリックス」の評価を高めたのは、何といってもその革新的映像!ネオが上体を後方に逸らして銃弾を交わす姿は、日本でも大きな話題を呼びましたね。

ウォシャウスキー姉弟に影響を与えた「攻殻機動隊」あらすじキャスト感想!興行成績は?

ウォシャウスキー姉弟監督作品「マトリックス」は日本のアニメ「攻殻機動隊」のパクリ!?

ウォシャウスキー姉弟はまた、日本のアニメ好きとして知られています。
ウォシャウスキー姉弟がリスペクトしている日本アニメは、「AKIRA」「攻殻機動隊」「聖闘士星矢」などで、中でも「攻殻機動隊」と「マトリックス」はパクリではないかと噂されるほど酷似しています。劇中のカット割りもそうですが、黒い背景に緑色の文字が流れるといったオープングにいたっては全く一緒です。

しかし、ウォシャウスキー姉弟は後に「攻殻機動隊」について、「僕らはこんな映画を実写で作りたかったんだ」と語っているので、パクリというよりも、“オーマジュ”という言い方が適切かもしれません。

ウォシャウスキー姉弟が影響を受けた「攻殻機動隊」とは

ウォシャウスキー姉弟に影響を与えた「攻殻機動隊」は、1995年に公開された劇場用アニメ映画。士郎正宗による漫画を原作としたもので、監督はアニメ映画界の第一人者である押井守です。
「攻殻機動隊」は、2029年、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台で、他人の脳をハックして操ってしまう凄腕ハッカーが入国したとの情報が入り、公安9課が捜査に乗り出すといったあらすじ。独創的な未来を、見事に映像化した押井守監督の手腕は、世界中で評価されています。

しかし、気になる「攻殻機動隊」の興行成績はというと、数々の賞を受賞したものの、興行成績自体は、その年の10位にも入りませんでした。このため、アニメ映画としては悪くないが、ヒットしたとまでは言えない「攻殻機動隊」。しかし、その後いくつもシリーズが制作されるなど、年月が経過してから、改めてその価値が高く評価されている作品でもあります。

ウォシャウスキー姉弟がウォシャウスキー“姉妹”に!弟のアンディも性転換手術でリリーに改名したことをカミングアウト!

ウォシャウスキー姉弟は、兄のローレンス・ラリー・ウォシャウスキーが性転換手術を行い、ラナに改名。これで姉弟となったわけですが、姉の告白から8年後の2016年、今度は、弟のアンドリュー・ポール・ウォシャウスキーも性転換手術を行ったことをカミングアウト!これにより、名前もアンドリューからリリーに改名し、ウォシャウスキー姉弟改め、ウォシャウスキー“姉妹”が誕生しました。
妹となったリリーは、姉ラナから8年遅れの公表となりましたが、実際にはもっと早く性転換手術を行っていたそうです。

今回は、アメリカのメディアに女性の格好をした姿がスクープされてしまったことで性転換をカミングアウトしたわけですが、「世界には十分に心の準備をしてから発表したかった」と、予想外のタイミングであったことを明かしています。
ハリウッドには「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟や、「ファーゴ」のコーエン兄弟など、兄弟で監督業を務めている人はいても、兄弟揃って性転換を行った監督は史上初。恐らく、今後も現れることはないのではないでしょうか。ウォシャウスキー姉弟改めウォシャウスキー“姉妹”は、今後、映画だけでなく、その人生も注目されそうですね。

関連記事

ページ上部へ戻る