櫓刃鉄火「ウチの使い魔がすみません」悪魔の使い魔はおっさん!?あらすじとネタバレ!

櫓刃鉄火の「ウチの使い魔がすみません」は悪魔少女×使い魔おっさんの主従コメディ!あらすじネタバレ評価

櫓刃鉄火の「ウチの使い魔がすみません」使い魔は人間のおっさん!?異色主従コメディあらすじは?

櫓刃鉄火(やぐらばてっか)の「ウチの使い魔がすみません」は、「月刊good!アフタヌーン」に連載されている漫画作品です。今までにない発想の主従コメディで、じわじわと注目度が上がっています。舞台は、誰もが使い魔を従えている魔界。その中で、使い魔を持たない悪魔の少女パティは落ちこぼれです。

そんなパティは、魔物を捕まえることができなかったため、やむなく使い魔に選んだのがノーマン=ボルカネロ。魔界生物の研究に異常なほどの情熱を燃やす、マッドサイエンティストな魔物研究家の「人間」でした。ノーマンは、ごつくて強面の壮年男性……つまりは、おっさん。2人は、借金取りに追われて失踪したパティの父親を探すため、魔界中を旅することになります。ほぼ1話完結の連作形式で進みますが、シリアスや悲劇的な展開は一切ない「ウチの使い魔がすみません」。凸凹主従のほのぼのとした珍道中を、気軽に楽しむことができます。

櫓刃鉄火の「ウチの使い魔がすみません」は萌え設定が多すぎる!?ネタバレとおすすめポイント!

櫓刃鉄火の「ウチの使い魔がすみません」は、悪魔の少女パティと、その使い魔である人間のおっさんノーマンの珍道中が描かれる物語です。強面無表情なおっさんと、礼儀正しく心優しい悪魔少女の道中の何が面白いのか?と疑問を持たれる方もいるかもしれません。しかし、おっさんと少女のほのぼの交流ものが好きな読者にとっては、パティを肩に担ぐノーマンという絵面だけでも十分な可愛らしさ。もちろん、本作の魅力はそれだけではありません。

最大のオススメポイントは、ノーマンが、魔界の生き物が好きすぎるがゆえに、暴走しがちだという点です。道端の魔物を突然観察し始めたかと思えば、気絶した魔物のサイズを克明にメモし、どういった器官が備わっているのかをパティたちに講義するなど、時と場所は完全無視。

振り回されるパティが、完全にツッコミに回っているところも笑いを誘います。暴走しがちなノーマンですが、魔物の知識は豊富。「ウチの使い魔がすみません」を読めば、苦労人のパティを愛でつつ、体格差、人外、逆転主従といった萌え要素を堪能できます。

櫓刃鉄火の「ウチの使い魔がすみません」最新刊の内容は?前作「ライフ・イズ・マネー」との温度差がすごい

櫓刃鉄火の「ウチの使い魔がすみません」最新刊では冒険の仲間が増える!?

櫓刃鉄火「ウチの使い魔がすみません」は、2016年9月7日に1巻が発売され、今までにない凸凹主従の珍道中に、じわじわと読者を増やしてきました。最新刊となる2巻は、2017年2月7日に発売されています。基本的には1話完結の連作という形で進んでいますが、2巻でも、ノーマンの暴走ぶりは相変わらず。しかし、借金取りに追われて失踪したというパティの父親の正体が徐々に明かされるなど、物語の本筋に関わる情報も、少しずつ明らかになってきました。

何と言っても2巻最大の見どころは、パティとノーマンの主従の旅に、新しい仲間が加わることでしょう。すでに1巻でフラグが立っていたキャラクターですが、より賑やかな旅になりそうです。また、今後に繋がりそうなアイテムの入手など、こっそりと伏線が張られてもいる様子。ほのぼの珍道中を見守りつつ、今後の展開を予想しながら新刊を待つことになりそうです。

櫓刃鉄火の「ライフ・イズ・マネー」は1億円をかけたゲームがダークすぎる

櫓刃鉄火は、スクウエァ・エニックスのコミックス配信サイト「ガンガンONLINE」に、イラストや漫画を掲載しています。「ウチの使い魔がすみません」は、ほのぼのギャグ漫画ですが、初連載作品となった「ライフ・イズ・マネー」は、高校生が己の命をかけ、大金を獲得しようとゲームに挑むという、ダークテイストの物語です。

今作との温度差に、震える読者も多く見られます。心臓病を患う妹の手術費用を稼ぐため、非合法のギャンブル「ナイトメア・ゲーム」に参加することになった袋小路巡。ナイトメア・ゲームは、参加者のうち半数が勝利できるというルールがあります。

とはいえ、勝てば1億円もの大金を手に入れることができる代わりに、負ければ死が待っているという、かなり過酷なものです。巡たち参加者10人は、監獄で10日間生き残る「精神監獄」というゲームに参加。1日1回、サイコロによって五感が奪われる中で生き残ろうとするキャラクターたちの心理戦が読ませます。

櫓刃鉄火の「ウチの使い魔がすみません」が大人気で緊急重版!1話試し読みも!

悪魔の少女と、魔物に対して桁外れな情熱を見せる人間の使い魔の珍道中を描いた櫓刃鉄火「ウチの使い魔がすみません」。宝島社が運営する「このマンガがすごい!WEB」の「日刊マンガガイド」にレビューが紹介されるなど、各所で絶賛され、発売1カ月ほどで1巻が重版されるなど、大人気作品となりました。

Webコミックサイト「モアイ」では、第1話の試し読みを公開しているほか、作品に関するニュースなどを掲載。1巻の重版時には、「ウチつか」を紹介する特設サイトも設置されました。特設サイトでは、パティとノーマンの紹介のほか、ノーマンの趣味でもある研究対象のスケッチも公開されています。

「あの短時間でここまで描いているのか」と驚愕するほど、ノーマンのスケッチは精巧かつ緻密です。メモ書きが随所にされており、魔物大好きという面が強調されがちなノーマンが、しっかり魔物研究しているのだな、と妙な安心感すら覚えます。また、パティやノーマン以外にも、可愛らしい魔物たちのTwitterアイコンが配布されるなど、作品ファンには嬉しい内容です。

コミックスは、第2巻が2月に発売されたため、スムーズにいけば、3巻は秋ごろに発売されると思われます。パティとノーマンの珍道中からは、まだまだ目が離せません。人気爆発となった作者の櫓刃鉄火は、Twitterをしていますが、日常の出来事以外は、ほぼ愛猫たちの写真で埋め尽くされています。無数の猫たちの写真には、ノーマンがごとき情熱を感じられますが、時折告知用の描きおろしイラストがアップされることもあるのでこちらも要チェックです!

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