山本圭は俳優三兄弟の次男!山本学、山本亘の出演作品は?

山本圭は俳優三兄弟の次男!山本学、山本亘の出演作品は?出典:http://www.tv-ranking.com

山本圭は俳優三兄弟の次男!山本学、山本亘の出演作品は?

山本圭、山本学、山本宣の俳優三兄弟は昭和の映画・ドラマの名脇役

山本圭と聞いて、近年で思い当たる出演作品といえば、「ひとつ屋根の下」の医師役や、「SP」の腹黒い政治家役などでしょうか。俳優には、兄弟、姉妹で活躍している人たちがいます。代表的なところでは、渡哲也と渡瀬恒彦、真野響子と真野あずさが。最近では、松田龍平と翔太、瑛太と永山絢斗兄弟などがいますが、こと三兄弟となると、田村高廣、田村正和、田村亮ぐらいしか思い浮かびません。

しかし実は、同時期に、田村三兄弟同様、映画やテレビで活躍してきた山本学と山本圭、山本亘の山本三兄弟もいます。山本圭は、次男で、1940年生まれの76歳。長男の山本学は、1937年生まれの79歳。そして、三男の山本宣は、1943年生まれの73歳で、各自が、芸歴半世紀以上のベテラン俳優です。山本三兄弟特有のイメージとしては、社会運動家やジャーナリスト、学者、小説家など、知性的でリベラルな役柄が多く、3人ともに、警察官やクリーンな政治家などを演じたことはほとんどないと思われます。

山本三兄弟は、昔の新劇出身者のように、思想的バックボーンを持っているわけでもなく、3人ともに成蹊大学出身の、ぼんぼん育ちのようです。

山本圭の代表作は1966年フジテレビ制作の「若者たち」

山本学の代表作には、「白い巨塔」の医師里見脩二や、「かみさんと私」シリーズの息子役がありますが、この半世紀、脇役として、映画やテレビドラマで圧倒的な量の仕事をこなしてきました。次男の山本圭は、1966年、フジテレビで放送された「若者たち」で演じた、学生運動に身を投じる三男の役が今でも有名ですが、映画では、「戦争と人間」や「小林多喜二」などに出演。

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また、シェークスピア劇の舞台俳優としても活躍しています。三男の山本宣も、長男の山本学と比べれば少ないのですが、脇役として、映画やテレビドラマに数多く出演しているだけでなく、アニメ「金田一少年の事件簿」では、三矢鉄男役の声優を務めています。これだけ長く俳優を続けながら、主役を演じることは少なく、三兄弟そろって脇役に徹してきているというのも面白いものです。

山本圭出演作品「若者たち」!左翼活動家を演じて右に出るものなし!

山本圭の「若者たち」は1960年代きっての社会派ドラマだった!

山本圭は、半世紀を経た今でも、同年代の人たちにとっては、ドラマ「若者たち」で演じた役柄のイメージが強烈に残っているようです。「若者たち」は、フジテレビが取り組んだ社会派ドラマ。貧困、差別、学生運動など、当時のさまざまな社会問題を、全て凝縮したかのようなドラマでした。また、「君の往く道は、果てしなく遠い♪」と男性コーラスが歌う、「若者たち」の主題歌も、番組の生真面目な重苦しさを象徴していました。

「若者たち」の内容は、父母を亡くした5人の兄弟が、さまざまな社会問題に直面しながら、ぶつかり、傷つけ合いながらも、最後は助け合い、前向きに生きていこうとする物語。長男役を田中邦衛、次男に橋本功、三男に山本圭、長女に佐藤オリエ、四男を松山省二が演じています。実は、この「若者たち」、2014年に同じくフジテレビでリメイクされたことでも話題になりました。

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こちらは、長男には妻夫木聡、次男に瑛太、三男に柄本佑、長女に満島ひかり、四男が野村周平というキャスティングでした。俳優の実年齢は、1966年度版のほうが若干上とはいえ、1966年度版の五兄弟の存在感は、圧倒的といえましょう。また、時代を覆う社会問題が、2014年度版は希薄だったことも印象的で、その結果、中途半端なアイドルドラマとなってしまいました。

山本圭が「若者たち」で演じた学生運動の闘士に対する、その時代としての反発と共感

山本圭が「若者たち」で演じた学生運動の闘士役が、同世代の人たちに今も強い印象を残しているのは、それだけ、当時の学生運動が、学生だけでなく、一般の人々にとっても大きな社会問題として捉えられていたからです。山本圭は、その悩める青年、左翼活動家の役を、ありのまま、等身大に演じたことが、世間の大きな共感を呼んだのでしょう。

山本圭が来春放映開始の倉本聡オリジナルドラマ「やすらぎの郷」に出演

山本圭も76歳。万年青年も、さすがに年相応に見えるようになり、最近のドラマでは、小狡い政治家や医者の役もこなしています。山本圭に限らず、1960年代から70年代のドラマを支えた俳優たちの中には、不幸にして亡くなった方もいますが、その多くが今も現役でがんばっています。俳優の世界にもまた、高齢化社会がやってきているのです。テレビ朝日では、このような社会状況を踏まえて、2017年より、中高齢の視聴者に向けた新しい帯ドラマ枠を創設することを発表しました。

その第1弾が、石坂浩二主演、倉本聰脚本のオリジナルドラマ「やすらぎの郷」です。設定がしゃれていて、「やすらぎの郷」の舞台は、かつてのテレビ界を支えた俳優、作家、ミュージシャンらが集っている老人ホーム。出演者には、浅丘ルリ子をはじめ、市川崑監督との不倫中絶を激白した有馬稲子や、元祖小悪魔・加賀まりこ、いつまでも無邪気で天衣無縫な五月みどり、かすれ気味の声が心配される野際陽子、八千草薫ら、まさに往年の大女優たちが並んでいます。

そして、そんな彼女たちに振り回されるのが、ストーリーテラーとなる元シナリオライター・石坂浩二をはじめ、元俳優役の山本圭、藤竜也、タイ移住が話題のミッキーカーチスなどの男性陣。脚本は、もちろん、「北の国」からの倉本聡が担当します。倉本聡はかつて、「6羽のかもめ」という、業界を舞台にした名作コメディを書いた人物。そのため、「やすらぎの郷」にも、老いをテーマに、芸達者な出演者たちが演じる、役か本人そのものなのか、虚実入り混じった大人のコメディが、今から期待されます。山本圭もまた、かつての「若者たち」のイメージを大いに覆す、とんでもない爺さんを、きっと演じることでしょう。

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