山崎ハコの歌は暗さが心震わせる!その背景にあったものとは?

山崎ハコの歌は暗さが心震わせる!その背景にあったものとは?出典:http://hifido.co.jp/

山崎ハコの歌は暗さが心震わせる!「呪い」の歌詞が怖いと物議に

山崎ハコの暗い歌は心を震わせる!ヒット曲は?

山崎ハコは、1970年代中盤から1980年初頭にかけて“深夜ラジオのマドンナ”と呼ばれるほどの人気を誇った、シンガーソングライターです。

山崎ハコの歌は、暗く悲しい世界観が特徴で、カルメンマキや森田童子など「暗い歌の名手」の中でもとりわけ高い人気を集め、中島みゆきのライバルとも言われていました。山崎ハコのヒット曲には、五木寛之の「青春の門」の登場人物・牧織江をモデルに五木寛之が直々に作詞した「織江の唄」があり、今でも中高年のカラオケ人気曲となっています。

山崎ハコのヒット曲は他にも、「サヨナラの鐘」や「気分を変えて」「流れ酔い唄」などがありますが、いずれの曲も暗さが聴く人の心を震わせる名曲ばかりです。

山崎ハコの「呪い」の歌詞が怖すぎる!まる子のエンディング曲だった?!

山崎ハコの「呪い」という歌は、2012年に、TBSのバラエティ番組「リンカーン」で取り上げられ、彼女の楽曲の中では、若者にも比較的認知度の高い曲と言えます。とにかく話題になるのは、山崎ハコの「呪い」の歌詞が怖い!ということです。コーンコーン……と、藁人形にくぎを打つ音が響くこの歌は、山崎ハコの暗く悲しい世界観を見事に表現しています。

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その「呪い」が、なんとアニメ「ちびまる子ちゃん」に登場したことがありました。それは、2002年7月にフジテレビの27時間テレビ内で放送された「まる子、フォークコンサートへ行く」という特別版。山崎ハコも、本人役で声優出演を果たしています。このときのエンドロールは、通常版と異なり、山崎ハコの「呪い」に合わせたモノクロ映像に!「子供が怖がった」という苦情の電話も寄せられたそうです。

山崎ハコの生い立ちやプロフィール!ホームレスを経験していた!?

山崎ハコの生い立ちやプロフィールは?

山崎ハコは、1957年5月18日生まれで、出身地は大分県日田市。父は郵便局員で、母も勤めに出ており、祖父母は兼業農家という家庭で育ちました。山崎ハコにはロック好きの兄が1人おり、兄の部屋に入っては、ギターを触ったりレコードを聞いたりしていたと言います。

両親が仕事を求めて、兄の就職先のあった横浜に移り住み、しばらくは祖母と2人で生活していた山崎ハコですが、高校1年生の時に親元へ合流することに。そして、横浜学園高等学校3年生の時に出場したコンテストがきっかけでレコードデビューを果たしました。デビュー曲の「飛びます」は、歌手の世界へ“飛ぶ=旅立つ”という決意を強く表現した歌でした。

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山崎ハコはホームレス経験アリ?所属事務所がブラック企業だった……

山崎ハコの歌は暗くて気分が沈み込むような歌ばかりですが、実際の山崎ハコは、明るくて朗らかな人物です。しかし、デビューから20年間というもの、事務所の意向で、宣材写真はうつむいたものばかり。所属事務所の社長からは笑うことを禁止され、山崎ハコという商品のイメージを壊さないように、雑誌のインタビューに答えることも許されていませんでした。

“人間嫌い”という性格を設定されたため、家族や親族との絶縁を迫られ、異性や友人との交際も禁じられていたそうです。事務所に寝泊まりして、給料もほとんどもらっていなかった山崎ハコでしたが、1998年、41歳の時に所属事務所が倒産。社長に逃げられたことで、ホームレスに近いような生活を送ったこともあると告白しています。

山崎ハコは現在も現役続行中!歌手人生の恩人は渡辺えりだった!

山崎ハコは、唯一無二の世界観で人気を集めていましたが、日本がバブル時代に向かっていく頃には「ネクラ」「暗すぎて需要がない」などと酷評されるように。「自分の歌はもう必要とされていない」と自信をなくしていた山崎ハコでしたが、「山崎ハコの暗さは舞台の芝居に不可欠」と、女優の渡辺えりに強く求められたことで自信を取り戻しました。

事務所が倒産し、行く当てがなくなった山崎ハコの生活を救ったのも、渡辺えりを中心とした芝居関係者たち。そのため、「こんなに愛されている『歌手・山崎ハコ』を終わりにするわけにはいかない!」と、歌手活動を継続していくことを決心したそうです。東日本大震災での東北地方の惨状にショックを受けたことと、渡辺えりと並ぶ恩人だった原田芳雄の訃報が重なり、涙にくれて歌えなくなってしまった山崎ハコを助けたのもまた、渡辺えりでした。

渡辺えりが山形市に所有する別宅を借りて、環境を一新することで、10日間で10曲を作りあげた山崎ハコ。完成させたアルバム「縁」は、2012年のレコード大賞の「優秀アルバム賞」を受賞し、往年のファンを喜ばせました。18歳のデビューから紆余曲折を経て、60歳になった今でも精力的に活動している山崎ハコの歌声や力強さは、40年たっても衰えていないのですから驚きです。これからも末永く、唯一無二の歌を歌い続けていってほしいものです。

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