吉川光夫はダルビッシュ移籍で6年目の覚醒!日本ハム1位入団の真価とは?

吉川光夫はダルビッシュ移籍で6年目の覚醒!日本ハム1位入団の真価とは?

吉川光夫はダルビッシュの移籍によって6年目に覚醒した!完封勝利でMVPも獲得

吉川光夫は、2016年のトレードにより、読売ジャイアンツに所属することになったピッチャーです。2016年シーズンまでの吉川光男の所属チームは、2006年にドラフト1位で入団した日本ハムファイターズ。入団の翌年となる2007年には、早くも1軍に昇格し、シーズンで4勝を上げるなど、チームの勝利に大きく貢献しました。

しかし翌2008年になると、成績不振から2軍に降格。2009年も2軍でのスタートとなり、シーズンは未勝利に終わります。やや復調し始めて2年目となった2011年には、1軍でこそ活躍できなかったものの、2軍ではイースタンリーグで投手4冠王に輝きました。続く2012年の吉川光男は、開幕から1軍の先発ローテーション入りを果たします。

すると、苦戦が予想された中、吉川光夫の活躍によってチームは好調に向かい、吉川光男自身も5年ぶりの完封勝利や、自身初となる無四球試合の達成、パ・リーグMVPを獲得するなど、6年目にして覚醒したかのような好成績を残しました。これは、2012年にチームメイトだったダルビッシュ有が、テキサスレンジャーズに移籍したことがよい刺激にもなったのかもしれません。

吉川光夫は日本ハム1位入団……ではなかったのか?

吉川光夫は、2006年のドラフトで、日本ハムファイターズに1位入団しています。しかし実は、当初、日本ハムが1位指名していたのは、田中将大(現ニューヨーク・ヤンキース投手)でした。抽選の結果、田中将大の交渉権は、楽天ゴールデンイーグルスが獲得します。このため日本ハムは、吉川光夫を一位指名し、獲得に至っています。当時の吉川光夫は、地元の福岡県から離れ、野球の名門校である広島県の広陵高等学校へ進学していました。

広陵高等学校は高校野球の名門ですが、吉川光夫には甲子園出場経験はありません。とはいっても、同じ野球部のメンバー皆が、「吉川光男は、当然プロにいくだろう」と思うほどの逸材でした。外れ交渉権による1位入団ではあったものの、入団早々4勝も挙げたのですから、吉川光夫が評価通りの実力のあるピッチャーだったことは明らかです。プロ入りから10年、やや波のある成績ではあるものの、2桁勝利を何度も達成するなど、吉川光夫が日本ハムの屋台骨として活躍してきたのは事実です。

吉川光夫の結婚した嫁や子供は?年棒と成績推移!

吉川光夫の結婚した嫁や子供は?プロフィールは?

吉川光夫は、2009年に嫁と結婚しています。嫁は一般人なので、あまり情報は明かされていませんが、札幌で歯科衛生士をしているという話も。嫁との間に子供2人にも恵まれた吉川光夫は、幸せな結婚生活を送っているようです。吉川光夫は福岡県出身で、1988年生まれの28才。野球のために、広島県の広陵高校へ進学し、2006年に日本ハムに入団しました。

そして2016年11月2日に、日本ハムファイターズから読売ジャイアンツへトレードされました。来期の新天地での活躍も期待されるところです。身長は178cm、体重80kgと野球選手らしい体格の吉川光夫。左投げ左打ちですが、左腕から繰り出される剛速球は152kmをマークしたこともあります。

平均の球速も144kmということで、変化球を使い分ける投手が多い中で、ストレートで真向勝負できる投手として高く評価されています。

吉川光夫の気になる年棒と成績推移!年棒1億円まであと少し

吉川光夫のプロ入り1シーズン目(2007年)の年俸は600万円でした。シーズン4勝を上げた2008年は年棒1500万円と一気にアップしています。しかし翌年からは不振が続き、2012年までは年棒は1000万円程度。しかしその後は、ダルビッシュ有の移籍話が発奮材料にもなったのか、再起した吉川光夫は大活躍を見せ、2013年には7000万円と大増額となりました。

そして2016年の年棒は9500万円と、大台まであと一歩でした。成績は、2012年以降、順調に伸びている吉川光夫。2015年には2桁勝利となる11勝(8敗)をあげ、2016年も7勝6敗と、2年連続で勝ち越しています。

吉川光夫が読売ジャイアンツに移籍の大型補強でV奪還を目指す!

吉川光夫は2016年11月2日に、日本ハムファイターズから読売ジャイアンツにトレードされることが発表されました。ちなみに、日ハムで吉川光夫が使用していた背番号34番は、金田正一の永久欠番となっているため使うことができず、新たに21番を背負うことになりそうです。背番号が変わるのも、心機一転ということで、良い効果があることを期待したいですね。

トレード先の読売ジャイアンツは、3年連続してリーグ優勝を逃すことはなんとしても避けたいところ。そのため、吉川光夫の他にも、先発投手として横浜DeNAの山口俊、中継ぎ投手としてソフトバンクの森福允彦も狙っているようです。3年ぶりの優勝に向けて大型補強を進める読売ジャイアンツから求められたのですから、吉川光夫にとっても、さらに活躍のしがいがあるというものです。さらなる覚醒によって、優勝の二文字に飢えた読売ジャイアンツを満足のいく結果に導くことを期待したいですね。

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