YUKIは結婚しても劣化知らず!JUDY AND MARYの解散理由は?

YUKIは結婚しても劣化知らず!プロフィールは?

YUKIは結婚しても劣化知らず!10周年記念公演で5万人を動員

YUKIは、人気バンド「ジュディマリ」ことJUDY AND MARYのボーカルだったことでも知られる、シンガーソングライターです。ガーリーな歌声が特徴的で、1990年代から人気が高まっていったガールズポップの代表的存在とも言えます。2000年9月には、真心ブラザーズのYO-KING(倉持陽一)と結婚しているYUKI。結婚しても、そのかわいらしさが失われることはなく、いまだに10代の少女のような透明感を漂わせています。

エッセイの出版や、映画「水の女」への出演、独創的なPVなどを通じて、感性豊かな表現活動を続けてきたYUKIの人気は、衰えるどころか、むしろ高まっていると言えるでしょう。それは、2012年5月に行われたソロ活動10周年記念公演で、約5万人を動員したことからも明らかです。

YUKIのプロフィールは?JUDY AND MARYボーカルからソロ活動へ

YUKIは、1972年2月17日生まれで、北海道函館市出身です。1992年2月にJUDY AND MARYを結成し、2001年に解散するまでの9年間ボーカルを務めました。JUDY AND MARYが活動を休止した1999年には、B-52’sのケイト・ピアソンらと「NiNa」を結成し、その後11月にはシンガーソングライターであるCHARAと「CHARA+YUKI」を結成。JUDY AND MARY解散後の2001年10月には、女優や女性ミュージシャンらで結成したツインドラムのガールズバンド「Mean Machine」にもドラムで参加しています。

さまざまなコラボ経験を経て、2002年からは本格的にソロ活動を開始し、数多くの作品をリリースしてきました。もはや一部の人の間ではカリスマ的な人気を誇るYUKIですが、自ら大ファンだと公言しているのがレベッカです。ボーカルのNOKKOをラジオのゲストに迎えた回には、「私はレベッカの歌は全て歌えます」と話し、NOKKOを驚かせています。

YUKIの子供の死因!JUDY AND MARYの解散理由は?

YUKIの子供の死因!1歳11ヶ月での「突然のお別れ」とその後

YUKIと夫YO-KINGの間には、2003年に男児が誕生しています。しかし、YUKIの長男は、1歳11カ月という幼さで、2005年3月に突然死。この悲報は、YUKI自身のホームページに掲載され、2人を祝福していたファンの間にも衝撃が走りました。夫婦の連名で公開された手書きメッセージには、「いつも通り元気に過ごし、いつも通りきげん良く、いつも通り『おやすみ』と言ったままの突然のお別れでした」とありました。

長男の死因として考えられたのは、乳幼児突然死症候群(SIDS)です。SIDSは、どの家庭にも起こりうるものである一方、明確な原因はまだつかめていないとされています。公表直後には、「これからも私たちは、いつも息子と一緒です。そして彼の分までしっかりと、生きていこうと思います」と語っていたYUKI。

しかし、その後に開催されたツアーでは、「本当は今回ライブができるかどうか、分からなかったです」とそのつらい気持ちを告白し、衝撃の大きさと、悲しみの深さをうかがわせました。その後、YUKIは2006年8月に次男、2009年5月に三男を出産し、現在は2児の母となっています。

YUKIにとってのJUDY AND MARYの解散理由は?TAKUYAとの確執?

YUKIがボーカルを務めていたJUDY AND MARYのメンバーは、YUKIのほか、TAKUYA、恩田快人、五十嵐公太の4人でした。1996年には、アニメ「るろうに剣心」の初代オープニングテーマとなった「そばかす」が、初めてオリコンシングルチャート1位を獲得しています。その後もヒット曲を連発したJUDY AND MARYでしたが、人気絶頂のまっただ中で解散を発表。

発端は、アルバム「POP LIFE」の製作でした。「POP LIFE」の製作が難航したことから、アルバムづくりのプロセスに無理があることを感じ始めたメンバーたち。そのため、「POP LIFE」発売後の1999年になると、JUDY AND MARYは活動を休止し、メンバーそれぞれが、JUDY AND MARYを離れて音楽に向き合う時間をとりました。その結果、2000年に、「このまま続けて行くことはできない」と申し出たのが恩田快人です。

彼は、自分以外の3人で活動を続けて欲しいと考えていたようですが、結局、JUDY AND MARY自体が解散。YUKI自身も、JUDY AND MARYとして求められる詞と、変化していく自分が今本当に感じていることとの折り合いをつけることが難しくなっていたようです。

また、後のインタビューでは、「作詞をしていて、TAKUYAの変わってきた部分と、あたしの変化してきた部分が途中から上手くかみ合わなくなっていったのは正直(解散の前に)あったと思う」とも答えています。2001年3月8日をもって活動を終了したJUDY AND MARY最後のアルバムは、「WARP」でした。

YUKIがソロ15周年!総勢20人の演奏・コーラスで見せる「ニューワールド」のパワー

YUKIは、2017年2月6日にソロデビュー15周年を迎えました。3月15日には、アルバム「まばたき」を発売し、4月29日から夏にかけては15周年記念ツアーも実施中です。15周年記念コンサートでは、最新アルバムの収録曲だけでなく、これまでにリリースしてきたさまざまな楽曲も披露しています。

演奏やコーラスメンバーも総勢20人と、これまで以上にパワフルなステージを体感できます。また、おしゃれリーダーのYUKIらしく、ステージ衣装は、TOMO KOIZUMIや、YUIMA NAKAZATO、MEGmiuraらトップクリエイターが手がけるなど、目にも耳にも刺激的なツアーとなっていますから、ファンは見逃せませんね。超人気バンドJUDY AND MARの活躍と解散、長男の出産と突然の死など、波瀾万丈なYUKIの人生。

しかし、それに屈することなく歩み続けてきた彼女は、多くの人々の心をひきつけています。音楽活動とプライベートの両立が叶っているのは、超ポジティブシンキングだといわれる夫のYO-KINGと支え合ってきていることも大きな要因かもしれません。15周年を記念して作られたスペシャルサイトでは、「私を上手に育ててくれた皆さん」「頑張ってきたYUKIの心と体」そして「私に起きた、全ての出来事」に、「どうもありがとう」と繰り返しているYUKI。

そして、「こんにちはニューワールド」「こわいものなし」との力強いメッセージで締めくくっています。楽しいこともつらいこともすべて受け止めてきた自称“ミス・大丈夫”は、これからもポップな世界観でファンを魅了していくに違いありません。

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