2022年11月17日 更新
ANZEN漫才・みやぞん「世界の果てまでイッテQ」メンバーに!出演番組増加中!
ANZEN漫才・みやぞん「世界の果てまでイッテQ」出演が話題!天然バカが面白すぎる!
ANZEN漫才・みやぞんが、2016年8月7日放送の「世界の果てまでイッテQ」に登場しました。「『ANZEN漫才』自体がコンビ名?みやぞんって誰?」と思う方は、まだまだ多いかもしれません。しかし、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の視聴者には、すでに忘れたくとも忘れられない存在になっていることでしょう。
以前から、伊集院光や、南海キャンディース・山里亮太から、「果てしないバカ」と大絶賛されていたみやぞんは、お笑いコンビ・ANZEN漫才のボケ担当芸人です。みやぞんは、相方・あらぽんと共に、ANZEN漫才として活動しており、芸歴は7年。漫才はあまり得意でなかったため、同じ浅井企画に所属するどぶろっくの弟子として、歌ネタやモノマネなどをネタの中心としています。
「とんねるずのみなさんのおかげでした」では、ANZEN漫才として歌ネタを披露しているのですが、視聴者の心に深い爪痕を残したのは、みやぞん個人のキャラクターでした。みやぞんが口を開くだけで、爆笑が起こるという奇跡。「予測不可能な天然バカ」「ヤバイ、面白すぎる」と、視聴者の注目を一手に集めることとなったのです。
ANZEN漫才・みやぞん「世界の果てまでイッテQ」レギュラーの座も?ピン出演も増加中!
ANZEN漫才・みやぞんは、2016年2月放送のWコウジ司会番組「本能Z」に、どぶろっくの弟子としてコンビ出演して以来、ジワリジワリと個人的な注目が高まっています。2016年6月の「とんねるずのみなさんのおかげでした」でも、テンパっているのだか、自由奔放なのだか全く分からない意味不明な暴走芸が大ウケしました。
そんな中、「世界の果てまでイッテQ」の人気企画・世界の果てまでイッタキリの第2弾メンバーとして、みやぞんがピンで大抜擢されます。ネットでも、「絶対観なきゃ!」と熱気がこもる中、年に2~3回しか起こらないという巨大砂嵐ハブーブを撮影するべく、アメリカに渡ったみやぞん。3週間も待った挙句に、たった1日の予定で一時帰国の途についた1時間後に砂嵐がやって来るという、天才的な大ボケで落としてくれました。
図らずも、なぜか奇跡的な展開を呼んでしまうのも、みやぞんの持って生まれた才能なのかもしれません。時々ピン出演していた、「タモリ倶楽部 空耳アワー」は、8月に入って出演回数が急増していますから、このまま「イッテQ」新レギュラーに……という待望論も、にわかに現実味を帯びてきそうです。
ANZEN漫才・みやぞん、あらぽんの足立区愛がスゴイ!プロフィールは?
ANZEN漫才・みやぞん、あらぽんは足立区出身!「足立区の歌」は悪口で地域活性化!?
ANZEN漫才・みやぞん、あらぽんは、2人とも東京都足立区扇出身であり、保育園からの幼馴染です。そんなANZEN漫才の代表的な歌ネタといえば「足立区の歌」。みやぞんがギターを弾きながら歌い、あらぽんがラップで合いの手を打つという、外枠はごく普通の歌ネタです。
しかし、「生まれも育ちも東京都23区の中で最もデンジャラスな足立区」との前説から察する通り、歌の内容は、足立区の荒廃ぶりを懇々と歌ったものであり、ちょっと笑えない文言も盛り込まれています。その他にも、ANZEN漫才は、”足立区あるある”を盛り込んだ歌ネタを展開していますが、どれも治安の悪さがヒシヒシと伝わってくるものばかり。
しかし、そんな欠点も含めて、地元・足立区をこよなく愛しているのは間違いないようで、足立区をPRするCMを自主制作し、足立区CMグランプリのユーモア賞・ハートフル賞を受賞したこともありました。ANZEN漫才が制作したCMは、今でも北千住の街頭ビジョンで毎日流れているそうです。ANZEN漫才は、足立区パフォーマンスフェスタ「oh!上手ですね」を毎年主催していますから、笑いによって、地元の健全化しようという愛の表れなのかもしれません。
ANZEN漫才・みやぞんのプロフィール!実は何でもできてしまう天才だった!?
ANZEN漫才・みやぞんは、1985年4月25日生まれ。本名は、宮園大耕です。稀代の天然キャラとして、「果てしないバカ」と呼び名の高いみやぞんですが、実は、底知れぬ潜在能力の持ち主であることが分かっています。中学時代、みやぞんは、テニス部に入部した初日に、初心者であったにもかかわらず、小学校時代からの経験者を打ち負かしてしまったそうです。東京都立荒川商業高校野球部に入部すると、エースで4番になりました。
また、5年間続けたボクシングでは、パンチ力213kgを記録しており、鍛えた脇の締め付け力で何でも潰せる芸は、今の持ちネタとなっています。間違いなく、みやぞんは感覚的天才ですが、その最たる才能といえば絶対音感です。中学2年生で始めたギターでは、耳コピーのみで楽曲を再現できたといいます。
ピアノも同様に弾いていたそうですが、正式にコードを学ぶと手が止まったのだとか。みやぞんは、既成概念が通じない自由人だからこそ、潜在能力を如何なく発揮できるのでしょう。バカと天才は紙一重という言葉は、みやぞんのためにあるような気がします。
ANZEN漫才・みやぞんの天然バカは昔から!その笑顔の裏に壮絶な生い立ちがあった
ANZEN漫才・みやぞんの魅力の1つとして、受け答えのポンコツさが挙げられます。例えば、「ギターを始めたきっかけは?」と尋ねられると、「中学の時に、テニスしてたらこけた!」と全く意味不明。厳しいツッコミの末に、「足を複雑骨折して、グッとギターを弾こうと思った!」と言い直すも、新たなツッコミどころを生んでしまいます。
ANZEN漫才の相方・あらぽんに言わせると、みやぞんのド天然は、昔からのこと。知人の母親に、「いつでも泊りにおいで」と言われたら、本当に1カ月住みついてしまって激怒されたこともあるそうです。素の状態を、そのままテレビでやってしまっているみやぞんは、芸人というより、最強の素人と言ったほうがいいのかもしれません。
しかし、いつでも暴走気味に明るいみやぞんの笑顔の裏には、「近所のお兄ちゃんが父親だった」という、壮絶な生い立ちがありました。みやぞんは5人兄弟の末っ子として、母子家庭で育っています。母親はバツ2だったため、兄弟全員が同じ父親の子供ではないことは分かっていました。
みやぞんが高校生になった頃、”アキお兄ちゃん”と呼んで慕っていたプラスティック工場の社長から、「アキお父さんと呼んでいい」と言われたことで、自分が母親と”アキお兄ちゃん”の隠し子だと知ったそうです。素直なみやぞんが、ボクシングの試合で”アキお父さん”を喜ばそうとボコボコにした相手が、アキお父さんと現嫁の実子だったという、殺伐としたエピソードもありました。
笑うところではないのかもしれませんが、幼い頃から、数奇な出来事を招きやすい体質のみやぞんは、確実に”持っている人”。「世界の果てまでイッテQ」にはもってこいの逸材といえそうです。