シンディ・ローパーは大の親日家!来日エピソードが感動的!
シンディ・ローパーは大の親日家!東日本大震災直後の取り組みが感動的だった!
シンディ・ローパーは、1953年生まれの63歳。アメリカを中心に活躍する歌手兼女優ですが、大の親日家であることでも知られています。
2011年3月の東日本大震災発声直後、来日中だった海外アーティストが、次々と公演を中止し帰国していた中、同じくコンサートツアーのために来日していたシンディ・ローパーは、予定通りコンサートを強行しました。「私が留まってパフォーマンスをすることで、みんなにちょっとした気晴らしをしてもらおうと思った。元気を出してもらいたかった」というのがこのときのシンディ・ローパーの本音だったようです。
コンサート会場では、チャリティのための募金を呼び掛け、被災地近辺で積極的に買い物をしようと復興に直結するような提案もしています。後にシンディ・ローパーは自伝「トゥルー・カラーズ」を発行しますが、後半では、東日本大震災直後に訪れた日本での体験を記述しており、最終章は、全て日本についてを記載。シンディ・ローパーは、東日本大震災以前にも、阪神・淡路大震災が起こった際にも寄付をしており、日本への想いの強さがうかがえます。
シンディ・ローパーの歌手デビューからブレイクまで!学校では馴染めずに家出!?
シンディ・ローパーは、学校に馴染めずに高校を中退すると、家出。職を転々としている中、「DoC West」というバンドと出会い、バックシンガーを務め、続く「Flyer」ではリードシンガーになりました。1978年に、ロックバンド「ブルー・エンジェル」を結成したシンディ・ローパーは、ついに1980年にレコードデビューしますが、販売が不調で、バンドは惜しくも解散。
しかし、1983年に転機が訪れ、バンド「フーターズ」のバックアップによって、ソロデビューを果たします。デビューアルバム「シーズ・ソー・アンユージュアル」は、全世界で800万枚という驚異的なセールスを記録し、リリースした4曲のシングルが全てランキングトップ5入りを達成した初の女性ソロ・アーティストにもなりました。
シンディ・ローパーが親日家になった理由!代表曲と経歴は?
シンディ・ローパーが親日家になった理由とは!?ある女性との出会いが彼女の運命を変えた!?
シンディ・ローパーは、なぜここまで親日家になったのでしょうか。きっかけは、シンディ・ローパーが定職もなくブラブラしていた際、ニューヨークにあるレストラン「ミホ」を経営していた日本人女性・鈴木サクエと出会い、自分の店で働かないかと声をかけてもらったことだったようです。
彼女は、シンディ・ローパーに限らず、シンディ・ローパーのバンド仲間や、活躍していない多くのアーティストも助けながら、シンディ・ローパーに対しては、いつか売れる日が来るから頑張りなさい、と激励していたといいます。シンディ・ローパーは、この日本人女性との出会いによって、遠い異国の地である日本を意識するようになっていきました。
シンディ・ローパーの代表曲は!?女優としてのシンディ・ローパーの活躍ぶりは!?
シンディ・ローパーの代表曲としては、デビューアルバムからランキングトップ5入りを果たした4曲、「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」「タイム・アフター・タイム」「シー・バップ」「オール・スルー・ザ・ナイト」が有名です。また、映画「グーニーズ」に楽曲提供した、シングル「グーニーズはグッド・イナフ」も全米10位のヒットソングとなりました。
シンディ・ローパーは、デビューから現在に至るまでのパワフルなアーティスト活動や、独自のファッションセンスによって、60歳を超える今でも「永遠のガール」と称されています。ポップスからバラードまで幅広く歌いこなすシンディ・ローパーは、1980年代の女性アーティストとして世間に強い印象を残しました。また、7本の映画出演実績を持ち、現在ミュージカル女優としても活躍しているシンディ・ローパーは、グラミー賞、エミー賞、トニー賞の受賞経験もあります。
シンディ・ローパーが語る自分らしく年齢を重ねる秘訣とは!?永遠のガールと呼ばれる彼女の生きる姿勢は一理あり!?
シンディ・ローパーは、ミュージカル「キンキーブーツ」で歌われる全曲の楽曲提供をして、トニー賞オリジナル楽曲賞の受賞を果たすなど、今でも精力的な活動を続けています。シンディ・ローパーが語る、自分らしく年齢を重ねる秘訣は、一言でいうと、楽しい人生を送れているか否かにあるようです。名曲「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」の歌詞にもあるような、「楽しい人生を送りたい女の子」というのが、彼女の理想像なのかもしれません。
歳をとっても、遠慮して地味におばあちゃんのようになる必要はなく、エレガントに生きることを勧めています。では、エレガントとは具体的にどういうことかというと、シンディ・ローパーが一例として挙げているのは、化粧を濃くしすぎないこと。濃い化粧は、よけいに歳をとったように見えるため、自由に化粧はして良いものの、意識的に薄めにしたほうが良いとコメントしています。
また、トレンドを意識した化粧よりは、自分の顔に合った化粧を見極めることの重要性にも触れています。化粧以外の点では、ファッションについても言及しており、あえて若い頃には試さなかったような自分自身を驚かすファッションに挑戦することを勧めているシンディ・ローパー。実際に若々しく活動を続けている彼女を見る限り、一連のコメントには説得力がありますね。数少ない超親日アーティストのシンディ・ローパーには、今後、ぜひ日本での活動にも力を入れて欲しいものです。