無良崇人の嫁は元スケーターで、すでに2児のパパ!コーチは実父の無良隆志
無良崇人の結婚した嫁は3歳年上の姉さん女房!「できちゃった婚」で2児のパパスケーター
豪快なトリプルアクセルが代名詞の無良崇人(むらたかひと)は、日本では異例のパパスケーターとしても注目されているフィギュアスケート選手です。2013年4月に結婚しており、無良崇人より3歳年上の姉さん女房である嫁は、同じくフィギュアスケーターでしたが、現在はスポーツ選手ではなく一般人として生活しています。
いわゆる「できちゃった婚」だったため、結婚した1カ月後の2013年5月に長女が誕生しました。結婚を発表した時には、「今後は家族で力を合わせ、より一層精進していく所存です」とコメントした無良崇人。現在は2人の子宝に恵まれ、パパスケーターとして世界を舞台に戦っています。
無良崇人のコーチは実父の無良隆志!現役時代の成績は?
キスアンドクライやスケートリンク外でも無良崇人を温かく見守り続けているコーチは、無良崇人の実父でもある無良隆志です。1960年11月11日鳥取県出身の無良隆志は、1976年の世界ジュニアフィギュアスケート選手権男子シングルの銀メダリスト。その後はペア競技にも参戦したという経歴を持っており、1979年の全日本選手権では男子シングルで3位に入ったほか、岡部由紀子とのペアでは優勝を果たしました。
翌年に岡部由紀子とのペアを解消し、伊藤俊美と新たにペアを組むと、NHK杯で3位に。さらに全日本選手権では2連覇を果たしています。現在は、日本フィギュアスケーティングインストラクター協会に所属。息子である無良崇人のコーチを担当している他、アメリカ代表のペアとして好成績を残した井上怜奈の指導を行っていた実績もあります。
無良崇人の「オペラ座の怪人」衣装デザインは小篠ゆま!イヤホン好きは羽生結弦がきっかけ?!
無良崇人の「オペラ座の怪人」の衣装デザインはコシノヒロコの娘・小篠ゆま!
3シーズン前に披露し、ファンからも好評だった無良崇人のプログラム「オペラ座の怪人」が、さらにブラッシュアップされて帰って来ました!無良崇人自身も「もう一度滑りたい」と強く願ったプログラム「オペラ座の怪人」は、振り付けにソチオリンピックのアイスダンス金メダリストのチャーリー・ホワイトを抜擢。衣装デザインには、コシノヒロコの娘である小篠ゆまを迎えています。
小篠ゆまが手掛けた無良崇人の衣装は、半身だけに赤い生地を使用することで、「オペラ座の怪人」のファントムの情熱や二面性が見事に表現。そこには、無良崇人の練習場を訪れた小篠ゆまが、その場で衣装を試着してもらっただけでなく、振り付けを担当しているチャーリー・ホワイトと共に細部まで意見交換した成果が表れていると言えるでしょう。
フィギュアスケーターにとって衣装とは、日々の厳しい練習の成果を試合本番でさらに引き立ててくれる最終兵器です。それをよく理解している小篠ゆまは、数ミリ単位での細かい微調整を施すことで、衣装デザインの完成度をより高めました。
無良崇人のイヤホン好きは羽生結弦がきっかけ?!
集中する際などに音楽を利用している無良崇人は、オーディオにもこだわりを持っています。日本のフィギュアスケート界において、オーディオにこだわりがありすぎて50種類以上のイヤホンを持っている選手と言えば羽生結弦が有名ですが、無良崇人のイヤホン好きも引けを取りません。
日ごろから、羽生結弦とはイヤホンの話ばかりしているという無良崇人。自分の耳型を取り、より密閉度の高いイヤホンを作ることができる秋葉原にある専門店でイヤホンを特注したのも、羽生結弦から「カスタムがいいよ、作りなよ」と勧められたことがきっかけでした。
無良崇人が平昌オリンピック出場を逃す!
平昌オリンピックを控えた2017-2018シーズン、無良崇人は不調に苦しんでいます。GPシリーズのカナダ大会では最下位に沈み、最終戦のアメリカ大会のSPは75.05点で7位発進。このようにGPファイナル進出が絶望的となった無良崇人ですが、「今回は試合をしっかりとやれた」と、自身の演技を振り返りました。
数種類の4回転ジャンプを組み込むのが、当たり前の時代となってきたフィギュアスケート男子シングル。技術点を伸ばすためは、4回転ジャンプを跳ぶことはもちろん、そのジャンプでいかに加点を得るかがポイントになってきます。もともと豪快な4回転トーループを得点源としていますが、今シーズンは、回転不足によるダウングレード判定と減点に苦しんでいる無良崇人。フィギュアスケート選手としてはベテランの域に差し掛かった26歳の無良崇人は、10代の頃のように追い込んだ練習ができないこともあってか、常に30~40%の仕上がりと低迷しています。
平昌オリンピックの日本男子シングル代表枠は、3枠。怪我の状態が心配されるソチオリンピック金メダリストの羽生結弦と、昨シーズンに続きGPファイナル進出を果たした宇野昌磨が有力候補と謳われる中、残り1枠の行方が注目されていました。しかし、残念ながら最後の1枠は田中刑事が獲得。平昌オリンピックの切符は逃しましたが、今シーズンまだまだ先が長い戦いが続きます。父・無良隆志と次のオリンピックを目指して欲しいですね。