内村遥がドラマ「陸王」のヤス役でブレイク!二世俳優だった?!

内村遥は役所広司の個人事務所に所属!二世俳優だった?!

内村遥はワイ・ケイ事務所所属!役所広司の個人事務所だった

内村遥(うちむらはるか)は、TBSの日曜劇場「陸王」のヤスこと安田利充役で注目を集めた俳優です。内村遥が所属しているのは、役所広司の個人事務所であるワイ・ケイ事務所で、所属俳優は、役所広司を含めて6人しかいません。俳優の森山未來や柄本佑、iKONのジュネ、芸人のあばれる君やサッカー選手の松井大輔、ラグビー選手の笹倉康誉、DJの熊井吾郎など、いろいろな人に似ていると評されている内村遥。

知名度の低さゆえとも言えそうですが、自主映画の世界では名の知れた演技派の俳優です。映画製作の現場に強い憧れの気持ちを抱いていた内村遥は、18歳の時から「映画俳優になりたい」と夢を口にし続けて俳優になったと言います。2011年制作の映画「適切な距離」で主演を務めた際には、「映画映画と言い続けて、言葉には力があることを実感した」とコメント。夢を叶えた現在は、役者という職業に真摯に向き合い、演技力に磨きをかけています。

内村遥の出身地など判明している情報を総まとめ!二世俳優だった?!

内村遥の出身地は神奈川県で、生年月日は1985年5月1日。身長は178cmで、体重は63kgと公表しています。特技にサッカーや水泳、テニスを挙げており、運動神経は良い様子。世の中でなぜか、内村遥を二世俳優だとにらんで、両親は大物俳優かと調べる人も多いようです。しかし、出身高校である神奈川県立田奈高等学校の同級生は、彼の活躍を知って「夢を叶えて凄い!」とコメントしていることから、二世ではないようです。

内村遥は、映画「適切な距離」の主役としてオファーを受けた時に、「オファーを受けるかどうか彼女に相談した」とインタビューで明かしていました。とはいえ、「当時付き合っていた彼女に」とわざわざ発言しているところをみると、その時の彼女とはもう破局してしまっているのかもしれません。

内村遥が映画「適切な距離」の主役に抜擢されたワケ!出演作品をおさらい

内村遥が映画「適切な距離」の主役に抜擢されたワケ!役作りがスゴイ

内村遥が主演した映画「適切な距離」は、第7回CO2(シネアスト・オーガニゼーション・大阪)で、グランプリと主演男優賞をW受賞。さらにWGFF(World Gate Film Festival)の長編部門でグランプリを獲得するなど、高い評価を受けました。内村遥が主役に抜擢されたのは、監督の大江崇允がプロデューサーを務めた2010年の映画「夕暮れ」に出演していたことがきっかけで、直々に指名されたためです。内村遥は映画「夕暮れ」のオーディションから、やる気の高さで目を引く存在だったそう。

撮影時には、端役にもかかわらず、酸欠のシーンでは実際に酸欠になって白目をむいて倒れ、「正気か?」とスタッフが心配したほどだったと言います。内村遥の演技に対する真摯な姿勢は映画「適切な距離」でもいかんなく発揮され、神奈川県出身ながら“特技は関西弁”と書けるようになるほど、大阪で生きる主人公・雄司になりきりました。

主な撮影現場となる「雄司の部屋」では、長年過ごした実家の自分の部屋のように、目をつぶっても歩けるほど空間把握に努めたという内村遥。大江崇允監督は、「こんなに集中力の高い俳優を見たことがない」と評価し、内村遥には自らの態度で他の俳優陣を引っ張るほどの力があると大絶賛しています。

内村遥の出演作品をおさらい!

内村遥が役者として初めて世に出たのは、2005年の「2ウィークアキュビュー」というコンタクトレンズのCMでした。2006年には、出演映画「東京大学物語」や「日本沈没」が劇場公開されてスクリーンデビュー。2007年は、井筒和幸監督の映画「パッチギ!LOVE & PEACE」に出演したほか、明治座の「眉山」で舞台デビューも果たしました。

2010年までは舞台を中心に出演し、2010年以降は、「こっぴどい猫」「適切な距離」「お兄チャンは戦場へ行った!?」、ASO」などの自主映画を中心とした20本近い映画作品に出演。2015年以降は、TBSの「美しき罠~残花繚乱~」「わたしを離さないで」「小さな巨人」などのドラマ作品に出演を果たし、じわじわと知名度を上げていきました。

内村遥はドラマ「陸王」の安田利充ことヤス役でブレイク必!

インディーズ映画界では引っ張りだこの実力派俳優へと成長を遂げるも、テレビドラマ界ではまだまだ知名度の低かった内村遥。しかし2017年にドラマ「陸王」にレギュラー出演し、その演技で大きな注目を集めました。「陸王」には、共にワイ・ケイに事務所に所属する俳優、沖原一生と井上肇も出演していることから、主演の役所広司の力でキャスティングされたのかと勘ぐってしまう気持ちも……。

しかし、物語の舞台となる老舗足袋業者「こはぜ屋」の中堅社員・安田利充を魅力たっぷりに演じて視聴者の気持ちをつかんだのは、内村遥の演技力あってこそでしょう。「社長~!!たっ、大変です~!」とすべりこみながらの登場がお決まりのヤスは、常にドタバタしながらも中堅社員として従業員たちの面倒をよく見る「こはぜ屋」のまとめ役。楽天家で好奇心旺盛という面を持ちつつ、涙もろく熱い気持ちに溢れたヤスは、視聴者の涙も誘いました。個性的な役者がそろった

「こはぜ屋」の従業員の中でも、内村遥の演技は存在感があると好評でした。同じTBSの日曜劇場&池井戸潤原作ドラマでブレイクした俳優といえば、「半沢直樹」の出演を機に知名度を上げた滝藤賢一が思い出されますが、内村遥も同じ道を辿ることができるでしょうか。

2010年頃に交際していた彼女から、「映画の主演をやれる機会は一生に一度きりかも、と失礼なことを言われた」と言いますが、今後どのような作品に抜擢されて飛躍を遂げていくのか、注目しつつ見守りたいですね。

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