城島健司は現在、釣り師に転職!ダメ捕手と言われた所以は?

城島健司は現在、釣り師に転職!監督でのプロ野球復帰は無理?!

城島健司は現在、釣り師に転職!釣り師生活!

城島健司は、プロ野球選手を引退後、趣味である釣り関連番組を中心にタレント活動をしています。2013年4月21日からスタートした、レギュラー番組「城島健司のJ的な釣りテレビ」でも、釣り師として生き生きと活動しています。現役引退会見での白髪交じりの髪から一転、髪色も染めたのか、黒々としている城島健司。

現在は朝4時半に起床し、5時に釣りに出発、5時半に周囲の人たちに挨拶し、6時に自作のおにぎりを食べ、12時に帰宅。13時~15時までクラシック音楽を聞きながら昼寝をし、15時からゴルフの練習、18時半に釣った魚で夕食をとり、21時には翌日の釣りの準備をして寝るという、まさに釣り師としか言いようのない毎日を送っています。

城島健司は監督でのプロ野球復帰は無理?!過剰な批判をしたOBに嫌気がさした?

城島健司は、現役時代、野村克也や豊田泰光らOBたちから何かにつけて文句を言われてきました。しかし、工藤公康に鍛えられた定石のみにとらわれない実戦リードで、最後には、文句を言う人たちを黙らせてきました。(豊田泰光に至っては批判したにもかかわらず、自分の著書で城島をスターにしたのは自分だと記しています。)

しかし、城島健司も人間です。そうしたOBの批判の嵐に疲れたのか、福岡ソフトバンクホークスは、何度もプロ野球への現場復帰を要請しているにもかかわらず、「もう野球はいい」と断り続けているそうです。さらに、「野球の取材は受けないが、釣りの取材は何でも受ける」と公言していることから、野球自体に嫌気がさしてしまったのかもしれません。

プロ野球復帰の可能性があるとすれば、恩人である工藤公康監督がコーチとして招聘に動くか、王貞治が積極的に動けば……というところ。王貞治も、工藤公康監督も、城島健司が慕う人たちです。恩人でもあるため、さすがの城島健司も断れないのではと思いますが、今のところそうした動きはありません。

城島健司の現役の年俸、成績推移!ダメ捕手といわれた所以は?

城島健司の現役の年俸、成績推移!早いうちに大金を獲得したことが、釣り師生活を実現した!

城島健司の現役の年俸からご紹介します。1994年のドラフト会議で、当時のダイエーホークスから1位指名を受けた城島健司は、契約金1億円で入団しています。1995年は年俸840万円、1996年は860万円、1997年は1800万円、1998年は4300万円、1999年は6450万円、2000年には大台の年俸1億5000万円に到達しました。

2001年は1億8000万円、2002年は2億3500万円、2003年には2億に下がりますが、2004年には4億に!そして、2005年には、5億円に到達しました。その後、城島健司は、2006年、3年契約の総額1650万ドルでシアトルマリナーズへFA移籍します。2009年には3年24億円という契約更新をしましたが、契約を破棄し、阪神タイガースと4年契約した城島健司。

1年残った状態で契約を破棄して、現役を引退しています。1995年から2005年まで、ダイエー・ソフトバンクに約10年間所属し、その後、2006年から2009年までメジャーリーグのシアトルマリナーズに所属。日本に帰国後は、2010年から2012年の引退まで、阪神タイガースに所属していました。日本球界での城島健司の成績は、1323試合に出場し、1406安打244本塁打、通算打率.296。またメジャーリーグでの城島健司の成績は462試合に出場し、431安打48本塁打、通算打率.268でした。

城島健司がダメ捕手といわれた所以は?捕球に難あり!

城島健司は入団当初、打撃が天才的と言われながらも、ワンバウンドをうまく捕球できませんでした。1995年7月14日には、8番捕手としてスタメン出場した城島健司。1996年から二軍で英才教育をみっちり受けて以降、スタメンに定着。しかし、体が投球から逃げ、暴投や捕逸になる状態が少なくなかった城島健司は、捕手としては評価が低く、ダメ捕手といわれたこともあったのです。城島健司は、達川光男や野村克也、森祇晶など、名捕手と言われた人たちから「キャッチャーに向いていない」と言われてしまいます。

当時の王貞治監督も、一塁手へのコンバートを考えていたため、城島健司が、公式戦で、一塁や二塁を守ったことも。結局、補球のマズさは、城島健司の現役を通した課題になってしまいました。ストライクゾーンの角のストライクの捕球が苦手な城島健司は、メジャーリーグ時代には、守備防御点でワーストを記録。とはいえ城島健司は、コミュニケーションに苦しみながらも、盗塁阻止率と守備率では、メジャー両リーグトップにもなっています。決して完璧ではないものの、捕手として城島健司が一定の成果を出し続けてきたことは事実です。

城島健司の今後は!? 野球界に未練なし!?

城島健司は、ダイエー時代から「同じ給料が貰えるなら、釣りが好き」と答えるほどの釣り好きでした。そして今では、釣りの専門誌で表紙を飾るほどの釣り師として有名になっています。城島健司は、野球界にはすっかり未練がないようですから、今後、プロ野球界に復帰する可能性はないと言ってもよいのかもしれません。

OBの執拗な批判や、捕手として奮闘した結果及ばなかった部分があったことなどから、野球の話はしたくないという気持ちも分かるような気はします。城島健司は、かなりの額の契約金を、早い時期から貰っていることも、今の釣り師生活を支えていることでしょう。私生活では、CMタレントの大藤真紀と23歳で結婚した城島健司には、2001年に長男、2003年に長女、2006年に次男が誕生して、子宝にも恵まれています。

奥さんの家計のやりくりがうまいのか、悠々自適の生活を送っている城島健司。釣りの番組を見る限り、非常に生き生きしており、現役とくらべえると、まるで別人のようです。ただし、福岡のファンが、城島健司の復帰を望んでいるのも事実。キャッチャー出身の名監督も多いことから、城島健司に名監督の可能性を期待したくなるのも頷けます。野球で大成した元選手が、プロ野球界とキッパリ縁を切ってしまうのは悲しいですが、一度しかない人生です。好きなことをして生きられる城島健司は羨ましい限りです。

城島健司は、完ぺきなキャッチャーではありませんでしたが、捕手としても一定の名声を得ています。打者としては天才とも言われた時期もありましたので、コーチとしての姿を見てみたくもありますよね。

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