有田芳生と北朝鮮の本当の関係!ムスダン発言の真意は?
有田芳生にささやかれる北朝鮮との怪しいパイプ
有田芳生は1952年生まれで、現在は64歳。有田芳生の名前が世に知られるきっかけとなったのは、オウム真理教による「地下鉄サリン事件」です。今から21年前、1995年の3月20日、オウム真理教による未曾有の無差別テロ「地下鉄サリン事件」が起きたことにより、上九一色村に潜伏していた教祖麻原彰晃が逮捕。ようやく、オウム真理教による数々の奇怪な事件の存在が暴かれることになります。
マスコミ、なかでもテレビ報道は、日々エスカレートしていく一方で、大手マスコミには、一連の事件が発覚するまで、オウム真理教の実態を詳しく知る者は皆無。わずか数名の若いフリージャーナリストが、オウムの闇と戦っていただけでした。中でも、坂本弁護士一家殺人事件を追い、オウム事件の顔となったのが江川紹子。そして、江川紹子のフリー仲間で、オウム真理教について、多くの情報を得ていた有田芳生もまた、テレビに引っ張り出されることになります。このオウム真理教事件をきっかけに、有田芳生はテレビコメンテーターとして活動するようになりました。
やがて、テレビに飽き足らなくなった有田芳生は、2005年に結成された新党日本の副代表となり、政治の道を歩み始めます。2度の落選を経て、民主党に移籍した有田芳生は、2010年の参院選に比例区で出馬し、トップ当選。民主党では、特に、北朝鮮による日本人拉致問題に関わっているという有田芳生。独自に北朝鮮や韓国とパイプを持ち、拉致問題に止まらず、北朝鮮との国交回復までを画策しているようです。
しかし今、有田芳生は、参議院議員というれっきとした公人。先日も、横田めぐみさんのご両親と、孫娘とされる北朝鮮の女性、さらにその子供との非公式な再会写真を、独断で「週刊文春」に掲載し、大きな問題となっています。
有田芳生が「選挙中にムスダンの発射なし」とツイートして大恥
有田芳生は、ツイッターで、自らが候補となる参院選を前に、「選挙期間中、北朝鮮はムスダンを発射しない」とツイートしていました。しかし、北朝鮮は、ミサイル発射実験を断行。有田芳生の怪しげな確信と全くの思い違いには、疑惑とひんしゅくが集まっています。有田芳生はどうやら、まだフリーのジャーナリスト感覚で、公人としての政治家の自覚に欠けているようです。
有田芳生とスターリンの共通点!日本共産党をクビになった理由とは?
有田芳生の名前「よしふ」は、あの独裁者ヨシフ・スターリンから!
有田芳生は、リベラル左派というイメージが強いですが、実父は京都の共産党幹部。有田芳生の「よしふ」という名前は、レーニンに次いでソビエト連邦を率いた、ヨシフ・スターリンにちなんで名づけられたそうです。しかし現代におけるスターリンの評価は、大飢饉と大粛清による犠牲者が一説には数百万人にまで及んだという、とんでもない独裁者であったとされています。
有田芳生は筋金入りの共産党員なのになぜか除籍処分
有田芳生は、18歳で共産党に入党。立命館大学を卒業後は、共産党系の出版社である新日本出版社に勤め、1984年に退社して、フリーのジャーナリストとなります。しかし、1990年、「日本共産党への手紙」の編集を手掛けたことが、党規律違反とされ、共産党を除籍処分になりました。この件は、後に「私が18歳で共産党に入ったのは、1970年5月の母の日だ。それから20年後の90年に共産党から追放される」と、ツイッターで自ら告白しています。
このような出自や、拉致問題に対する独善的な行動、ヘイトスピーチ反対、外国人参政権推進など、今なお、左派的な言動や行動が多い有田芳生。当然、ネトウヨなどからは、有田ヨシフなどと、格好の攻撃対象となっています。
有田芳生は喧嘩上等のTwitterで公人の資格なし
有田芳生は、ガリガリの理論武装派というわけでもありません。むしろ、意外に脇の甘さが目立つのが、Twitterでの発言内容です。Twitterは、政治家にとって、一般人以上により危険な諸刃の剣。時々の問題に関して、自分の考えをいち早く伝え、有権者の反応を知ることができるだけでなく、そのメッセージが共感を呼べば、拡散され、自身の大きなイメージアップにつながります。
しかし、簡単にメッセージできる分、よほど言葉使いや文脈に注意しないと、異なる意見を持つ者から、激しいパッシングを受け、それがさらに拡散、炎上という事態を起こしかねません。有田芳生は、通常の政治活動においても、反対意見を持つ人々が多く、ましてやTwitterでは、ネトウヨの格好のターゲットですから、Twitter上で、何度もトラブルを起こしています。
しかし、有田芳生本人はあまり懲りていないようです。例えば、2015年秋、安全保障関連法案反対のデモが国会前で行われた様子を、有田芳生はTwitterで、「桜田門、決壊!」と伝えました。しかし、数日前には鬼怒川の堤防が決壊し、多くの犠牲者が出て不明者もいる状況だったところから、不謹慎であるというツイートが殺到。また、ヘイトスピーチ擁護派の誹謗ツイートに、有田芳生は、「~ネットでわき寄ってくるゴキブリもどきは放し飼いを基本としている。時間ができたので久しぶりに「ホイホイ」を覗いたら、相変わらず断片言葉で精神の核がない。たまには駆除するかな」とツイート。
これにはヘイトスピーチ擁護派だけでなく、一般の人々たちから、「人をゴキブリ扱いするとは、公人としてあるまじき発言。自らの主張に泥を塗る発言だ」として、非難が集中しました。かつては、フリーのジャーナリストとして、オウム真理教や統一教会の巨大な闇に立ち向かっていた有田芳生。しかし、政治家となった今、有田芳生は公人です。一連の言動や騒動を見るに、有田芳生には、公人としての使命と規範、一般人とは異なる大きな権力と影響力の自覚が、やはり欠けていると思われます。