「ドクター・ハウス」は1話完結型の医療ドラマ!あらすじとキャストをチェック!

「ドクター・ハウス」あらすじネタバレ!打ち切られた理由とは?

「ドクター・ハウス」癖のある医者を主人公にした1話完結型ドラマ

「ドクター・ハウス」は、アメリカのFOX系列で、2004年から放送されていたテレビドラマです。1話完結型の医療ドラマで、天才診断医として知られながらも、白衣を着用しないなど、人間性にかなりの癖があるグレゴリー・ハウスが主人公。

彼と、それぞれが専門的な能力を持つ診断チームが、一筋縄ではいかない症例に取り組む様を描いています。個性的なやり方ながらも多くの命を救ってきたハウスでしたが、上司の家に車で突っ込んだことで刑務所に服役することに。模範的な態度を示したことで一度は刑期が短縮されましたが、保護観察期間中に水道管を壊したことで、再び6カ月間の服役が迫っていました。

そんな時に、親友で唯一心を許せる相手であるジェームス・ウィルソンが、余命5カ月を宣告されてしまいます。そこで一計を案じたハウスは、自らの死を偽装して、ウィルソンとともにバイクで旅に出発。残りの人生を謳歌する2人の姿を予感させるエンディングです。

「ドクター・ハウス」シーズン8で打ち切りになった理由とは?

ドラマ「ドクター・ハウス」は、2004~2012年まで、全8シーズンが放送されました。その評価は、エミー賞「脚本賞」をはじめ、数々の賞レースの「主演男優賞」を獲得したことからも分かる通り、非常に高いものでした。2006年には、放送界のピューリッツァー賞と言われる最高の栄誉「ピーボディ賞」も受賞しています。「こんな医療ドラマは見たことがない」と称賛を浴び、シーズン1から好調なスタートを切った「ドクター・ハウス」。

しかし、シーズン7からは除々に視聴率が落ち始め、シーズン8になっても視聴率に回復傾向が見られないことから、シーズン8の途中で、新シリーズは制作されないことが決定しました。幸いだったのは、打ち切りが決まったのがシーズン途中だったことです。綺麗なエンディングになるように脚本が書き換えられたことで、後味の良いすっきりとしたシーズン最終回を迎えることができたように感じます。

「ドクター・ハウス」のキャストや吹き替え声優をチェック!

「ドクター・ハウス」ヒュー・ローリーがハマり役!

「ドクター・ハウス」の主人公グレゴリー・ハウスを演じたのは、イギリス出身の俳優ヒュー・ローリーです。もともと実力派俳優として知られてしましたが、「ドクター・ハウス」で孤独を好む風変わりな医師という役を見事に演じ、作品自体も大ヒットしたことで、ゴールデングローブ賞を受賞するなど、一躍世界的な人気俳優となりました。

「ドクター・ハウス」終了後は、テレビシリーズへの出演はしないと公言した通り、テレビ俳優は引退したものの、ミュージシャンとしてリリースしたアルバムがヒットチャート入りするなど、幅広い活躍を続けています。

ハウスの親友ジェームス・ウィルソン役は、「フォーリング スカイズ」のロバート・ショーン・レナードが演じたほか、「ハート・オブ・ウーマン」のリサ・エデルシュタイン、「ウォーリアー」のジェニファー・モリソンなども出演していました。

「ドクター・ハウス」人気の秘密は実力派吹き替え声優たちだった!

日本では、2005年より「HOUSE」のタイトルで、FOX系チャンネルで放映が開始された「ドクター・ハウス」。2008年2月からは、日本語吹き替えの放送も始まりました。日本語吹き替え版の声優は、グレゴリー・ハウス役を務めたのが、「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」のアーニー・パセオ役や、「ロボコップ」のアントワーヌ・ヴァロン役などで知られる木下浩之です。

ジェームス・ウィルソン役は、アニメ「黒子のバスケ」の中村真也役や、ドラマ「CSI:科学捜査班」のアーチー・ジョンソン役などの蓮池龍三。院長のリサ・カディ役は、映画「シャドウハンター」のジョスリン・フレイ役などの仲村かおりが。その唯一無二な世界観を忠実に再現した吹き替えで、日本でも人気を集めました。

「ドクター・ハウス」のクリエイターが韓国ドラマ「グッド・ドクター」をリメイク!

「ドクター・ハウス」の原作・脚本・監督を務めたデイヴィッド・ショアが、2013年に韓国のKBSで放送された医療ドラマ「グッド・ドクター」をリメイクすることが明らかになりました。「LOST」のジン・クォン役や、「HAWAII FIVE-0」のチン・ホー・ケリー役で知られる韓国系俳優でプロデューサーのダニエル・デイ・キムが共同で製作総指揮を務ます。デイヴィッド・ショアが脚本を務めるアメリカ版「グッド・ドクター」。

キャスト等の詳細は未発表となっていますが、すでに、アメリカのABCネットワークで放送されることが決まっています。韓国のオリジナル版からの大きな変更は行われないというアメリカ版「グッド・ドクター」は、特定の分野に限って優れた能力を発揮するサヴァン症候群の青年が、小児科医として活躍する姿を描く物語です。韓国国内で大ヒットを記録し、主役を演じたチュ・ウォンが賞レースの主役に躍り出たほか、日本でも放映されるなど、国外でも人気を集めています。

主人公をこれまでにない風変りな医師像に設定し、「ドクター・ハウス」を世界的な大人気医療ドラマへと作り上げていったデイヴィッド・ショアが、どのようなアレンジを加えるのかも楽しみですね。

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