ゴジラの身長体重を徹底比較!宿敵は東京タワーか!?
ゴジラの身長体重は時代によって変化していた!
ゴジラは、日本が生んだ、最も有名な架空の怪獣です。
1954年に第1作が制作されると、巨大な怪獣が街に現れるという、当時としては画期的な映像を実写化したことで話題を呼び、それから現在の2016年まで、国内外で、毎年のように新作が制作される人気シリーズとなりました。
そんなゴジラの気になる身長は、作品ごとに変わっていることをご存じでしょうか。
1975年までは約50メートルで、体重は2万トンだったゴジラ。その後、100メートルに伸びるも、VSシリーズからからは55メートル、60メートルと縮小され、2004年の「ゴジラ FINAL WARS」では、再び100メートルに戻り、体重は5万5千トンと一挙に巨大化しました。2016年制作の新作映画「シン・ゴジラ」でのゴジラの身長は、さらにアップし、118.5メートルとなっています。
ゴジラでも敵わない高さの東京タワーは宿敵!?破壊されたのは何回?
ゴジラは、今や世界中の街を破壊していますが、中でも最もゴジラが現れているのは誕生の地である日本ですよね。
これまで、京都タワー、鈴鹿サーキット、名古屋城など、数々の日本の有名スポットを破壊してきましたが、巨大なゴジラでもなかなか敵わない高さのスポットもあります。それは、全長332.6メートルの東京タワーです。
東京タワーは、劇中で何度も登場しているゴジラの宿敵ともいえる存在。しかし、意外と破壊された回数は少なく、これまで、モスラやゴジラの放射能熱線によって東京タワーが破壊されたのは、3度だけです。
ゴジラのテーマ曲は自衛隊のために作られた!?海外の反応は?
ゴジラで最も有名なテーマ曲は自衛隊を鼓舞するために作られた?
ゴジラといえば、音楽も有名です。そのほとんどを手がけたのは、1914年生まれの日本の作曲家、伊福部昭(いふくべあきら)。たとえば、ゴジラの叫び声は、松ヤニを付けた手袋で、コントラバスの弦をこすって再現されていますが、この手法は、数十年経過した今、世界中から再評価されています。
また、ゴジラといえばテーマ曲も有名です。存在感とともに、ゴジラが登場するなんとも不気味な空気感をも表現している絶妙な旋律ですが、もともとはゴジラのテーマ曲ではなく、ゴジラに立ち向かう人類、自衛隊のために作られた曲だったとか。こちらも伊福部昭が手掛けています。
ゴジラは海外セレブにも影響を与えていた!
ゴジラは、日本だけでなく、アメリカでも2作品実写化されていて、その人気はワールドワイドです。日本版のゴジラは、1950年代から、すでにアメリカでも放送されていたそう。そのため、奇才ティム・バートンや、名監督であるスティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスなど、ゴジラ・ファンを公言する海外セレブは数多く、幼年期に、ゴジラに大きな影響を受けたと口々に語っています。
特にティム・バートンは、自身の映画「マーズ・アタック!」にゴジラを登場させていて、幼い頃は、ゴジラのおもちゃで架空の遊びをしていた、根っからのゴジラファンだそうです。
一般にも広く浸透しているゴジラには、世界中にフィギュアのコレクターなどが数多くいます。
ゴジラが「シン・ゴジラ」として約12年ぶりに日本版としてスクリーンに!総監督は庵野秀明!!
ゴジラが、日本製としては「ゴジラ FINAL WARS」以来、約12年ぶりにスクリーンに帰ってきます。
タイトルは「シン・ゴジラ」。総監督・脚本を務めるのは、「新世紀エヴァンゲリオン」で、一躍世界が注目するアニメーター・映画監督となった庵野秀明です。
監督・特技監督は、映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」の樋口真嗣が務めました。「シン・ゴジラ」の主演は長谷川博己。そのほか竹野内豊、石原さとみ、高良健吾、大杉漣と、日本を代表する役者が出演している注目作品に仕上がっています。
街を破壊するゴジラと、それを食い止めようとする政府、自衛隊の奮闘がメインに描かれている2016年の日本製ゴジラ映画「シン・ゴジラ」。庵野秀明監督は、タイトルの「シン・ゴジラ」には、「新」、「真」、「神」などの意味が含まれていると語っています。日本のゴジラ・シリーズとしては、初めてフルCGが用いられていることも注目ポイントです。実は、2014年にアメリカが制作した「GODZILLA ゴジラ」がヒットしたことが、12年ぶりの国産ゴジラ制作のきっかけだったといいますから、なんとも皮肉。しかし、国内での盛況ぶりを見れば、今後も続編制作が期待できるかもしれませんね。
日本では、7月29日から公開中ですが、その2日前の27日には、名古屋市中区の百貨店「松坂屋名古屋店」で、全長約1.9メートルの巨大なゴジラのぬいぐるみが登場。これはドイツのぬいぐるみブランド「シュタイフ」が特別に制作したもので、プレゼントされた樋口真嗣監督は、「持って帰っちゃおうかな」と、その出来栄えに満面の笑みを浮かべていたそうです。
現在、公開中の「シン・ゴジラ」は、すでに累計動員数1億人を突破し、今なお増員中!日本が生んだ世界的な怪獣ゴジラは、大音響と大画面が揃った映画館のスクリーンでこそ見ておきたいですね。