堀内孝雄が「君が代」国歌斉唱で一生の不覚!?ヅラや整形疑惑の真相は?

堀内孝雄が「君が代」国歌斉唱で一生の不覚!?ヅラや整形疑惑の真相は?

堀内孝雄、キリンカップ日独戦の国家斉唱で痛恨のミス

堀内孝雄と聞いて、「アリス」と答える人は1970年代、「演歌のサンキュー!の人」と答える人は1980年代、「ああ、あの君が代の人?」と答えるのは2000年代に青春を過ごした人でしょう。

堀内孝雄は、谷村新司、矢沢透とともに、1971年、フォークグループ「アリス」を結成。従来のフォークに歌謡曲的なテイストが加わった独自の楽曲は、広く一般の人々にも親しまれ、1970年代の歌謡曲黄金時代の一翼を担いました。しかし、10年の活動を経て、グループは解散。それぞれの道を行くことになります。堀内孝雄は、1949年生まれの66歳。ソロになって以降は演歌に転じ、ちょび髭をたくわえ、歌い終わった後、こぶしがまわった「サンキュー!」や、「ありがとぅ!」の挨拶をトレードマークに、演歌歌手として着実な活動を続けています。

といっても、もう若い人たちにはあまり知られていない存在でしたが、2004年12月16日、堀内孝雄は、嫌が応にも若い人たちの知名度を上げる大失態を犯してしまいました。それは、キリンチャレンジカップの日本対ドイツ戦での「君が代」国歌斉唱において。高音が得意な堀内孝雄ですが、さすがに始めからキーが高すぎて、途中からまともに歌えなくなったのです。

堀内孝雄に、カツラ疑惑や整形疑惑?!

堀内孝雄は、元気でお茶目なおじさんキャラが災いしてか、カツラ疑惑や整形疑惑が囁かれています。カツラ疑惑は、さすがに本人が否定していますが、世間では「目が恐い」「肌の質感が作り物みたい」などと、整形疑惑を巡ってさんざんな言われよう。芸能レポーターの長谷川まさ子曰く、特に男性の演歌歌手に整形している人が多いとのことですが……顔のたるみをとるためのフェイスアップ整形は、どうやら本当かも。

堀内孝雄「笑うは薬」は誰の実話?「愛しき日々」「恋唄綴り」とヒット曲多数!

堀内孝雄の「笑うは薬」の歌詞は、SF作家眉村卓夫妻の実話が元だった

堀内孝雄の楽曲の中には、がん患者など、闘病中の患者たちを勇気づける曲として、注目を浴びた曲があります。「笑うは薬」です。これは、「謎の転校生」などで有名なSF作家の眉村卓が、末期がんの妻を笑わせて、少しでも元気にしようと、毎日毎日異なる楽しい物語を読み聞かせ、医師から宣告された余命より、妻がはるかに長生きすることができたという実話をもとに、作詞家の相田毅が作詞し、堀内孝雄自身が作曲した楽曲。あまり知られてはいませんが、堀内孝雄のペーソス溢れる歌声と優しいメロディが、心に沁みる名曲です。

堀内孝雄の楽曲は、おじさんたちのカラオケ定番

堀内孝雄は、「君が代」国歌斉唱での失態や、カツラ・整形疑惑など、ちょっと情けないところもありますが、演歌歌手としては、数々のヒット曲に恵まれ、カラオケでは、おじさんたちの定番です。1986年の「愛しき日々」は、日本テレビの年末時代劇「白虎隊」の主題歌として、ドラマの悲劇性を一段と盛り上げ大ヒットしました。

「ガキの頃のように」は、テレビ朝日「はぐれ刑事純情派」の初代主題歌で、この歌で1988年、ソロになって初めて、紅白歌合戦出場を果たしている堀内孝雄。「恋歌綴り」もまた、「はぐれ刑事純情派」のエンディングテーマでしたが、1990年の第32回日本レコード大賞で、歌謡曲・演歌部門の大賞を受賞し、同時に日本有線大賞、全日本有線放送大賞グランプリにも輝いています。

堀内孝雄も66歳。ちょび髭はマスカラで黒く染め、実現した親子共演に、細い目はさらに細く

堀内孝雄も66歳。さすがに老いには勝てません。20歳の頃、童顔を大人っぽくするために伸ばしたちょび髭が、今ではトレードマークになっています。しかし最近では、そのちょび髭にも白髭が目立つようになったため、実はマスカラで染めていると暴露しています。ウオータープルーフを重宝しているそうで、汗をかいても取れないのがいいのだとか。

しかし、歳をとるのも悪くはありません。2013年、再結成したアリスが、「フォークは素敵な贈り物2013秋編」の収録を行いましたが、その際、ゲストとして登場したロックバンドの99RadioServiceのKo-heyとKo-taが、実は堀内孝雄の息子であることが明かされました。堀内孝雄は、「息子たちと共演する日が来るとは夢にも思ってなかったんで、実感がないです。ぜひ番組を聴いてください!」とアピール。

ボーカルで弟のKo-heyは、父・堀内孝雄との初共演に、「本当に光栄で感慨深い経験になりました」と感激しきり。兄のKo-taも、「子どもの頃から知っている3人のおじさんたちと初めて一緒に演奏して楽しかった」と、素直に喜んでいる姿に、堀内孝雄は、細い目をより細くしていたとか。

ただ、2世タレントが、親以上に成功する確率は極めて低く、現在も、堀内孝雄の息子たちのバンドは模索を続けているようです。高齢化社会が問われる今、アリスなど、昭和のバンドや歌手たちが数多く、再結成、再活動しています。堀内孝雄にはこれからも、「サンキュー、ありがとぉ!」と、歌い続けてほしいものです。

関連記事

ページ上部へ戻る