ジャド・アパトー監督はコメディの天才!オススメ作品は?
ジャド・アパトー監督はアメリカのコメディ界に欠かせない存在に!
ジャド・アパトー監督は、1967年生まれでアメリカ出身の映画監督です。17歳の頃に、スタンダップコメディアンとしての活動を始めるも、順調とはいえないキャリアが続きました。しかし脚本家に挑戦すると、脚本と製作総指揮を務めたテレビドラマ「フリークス学園」が高評価を獲得。その後は、映画界にも進出し、脚本家、製作総指揮として大活躍を始めます。
2005年になると、自身が監督を務めた「40歳の童貞男」が大ヒットし、コメディ界に名を轟かせるようになりました。その後も、コメディ映画を中心に、映画監督や脚本家、製作総指揮としてハリウッドでは欠かせない存在に。私生活では、1997年に、女優のレスリー・マンと結婚。たびたびジャド・アパトー監督作に出演しています。
ジャド・アパトー監督オススメ作品「40歳の童貞男」は40歳のピュアなラブ・ストーリー
ジャド・アパトー監督の名が世界に広く知れ渡った代表作は「40歳の童貞男」です。家電量販店に務める40歳のオタク・アンディは、童貞だということが友人にバレてしまいます。そこで、友人の協力によって女性を口説こうとするも、アンディはなかなか前向きな気持ちになれません。
そんなとき、ネットオークションを運営するトリシュという女性に出会ったアンディ。彼女の瞳に一目ぼれしたアンディが、ようやく初デートにこぎつけたことから、ピュアなラブ・ストーリーが始まっていきます。日本でも、映画館の上演期間が延長されるなど、高い人気を集めました。
また、ジャド・アパトー監督昨作品には、2012年に脚本と製作総指揮を務めたテレビドラマ「GIRLS/ガールズ」があります。ちょっと太めなことが悩みの主人公を軸に、普通の20代の女性たちの生活にまつわる挫折や失敗をコメディタッチに描いたことで人気を呼び、シーズン6まで製作される人気シリーズとなりました。
ジャド・アパトー監督夫婦のパパラッチ対策!映画「エイミー」あらすじネタバレ
ジャド・アパトー監督夫婦のパパラッチ対策はセレブと真逆?
ジャド・アパトー監督の作品は、ユニークなコメディものが多いですが、パパラッチ対策もまたユニークだと話題になっています。本来ならば避けたがる有名人の多いパパラッチに対して、自ら笑顔で向かっていくことが多いというジャド・アパトー監督。
その証拠に、妻レスリー・マンと一緒に、積極的にパパラッチに向かっていく写真がたびたび激写されています。タクシーに乗っていても、自ら窓を開けて手を振ることもあるとか。こういったユニークな性格だからこそ、他の監督とは違ったテイストのコメディ作品を製作できるのかもしれませんね。
ジャド・アパトー監督最新作は変わった恋愛観を持つ女性のラブコメ「エイミー」
ジャド・アパトー監督が製作を務めた映画「エイミー、エイミー、エイミー! こじらせシングルライフの抜け出し方」が、2017年3月から日本で公開となりました。主人公のエイミー役を演じたのは、女性コメディアンとして活躍するエイミー・シューマーです。
あらすじは、エイミーは、「一夫一婦は悪」と考えている父親の影響で、一夜限りの関係は結ぶものの、相手に本気になることができず、「真実の恋愛」を実現できない日々を送っていました。ある日、スポーツ外科医のアーロンと出会ったエイミーは運命の相手だと感じますが、これまでの自分の恋愛観が災いしてなかなか上手くいきません。
そこで、エイミーは、真実の愛を手に入れるため、自らが変わることを決意します。次々に男性を変えていくエイミーに最初はドン引きする観客たちも、ストリーが進むほどに、エイミーを心から応援したくなる本作。女性だけでなく、男性からも「観ると元気が出る」との感想が続出しています。
ジャド・アパトー監督最新ドラマ・シリーズはNetflixで独占配信中の「ラブ」コメディ界の巨匠が明かす
ジャド・アパトー監督が製作総指揮を務めた最新テレビドラマ「ラブ」は、オンライン動画配信サービスNetflixにて、シーズン2まで独占配信中となっています。「ラブ」のあらすじは、映画オタクの冴えない31歳のガスと、ラジオ局に務める派手で明るい今時の女性ミッキーという、全く対照的な2人の恋の行方を追ったロマンチックコメディ。
日本では、オタクの恋を描いて大人気となった邦画「電車男」のハリウッド版のような仕上がりになっていると評判です。ジャド・アパトー監督は「電車男」のことを知ると、「オタクという共通点がある」と答えています。「ラブ」に限らなくとも、オタクの恋を描くことが多いジャド・アパトー監督ですが、それが人気となっている理由については、「もがきながら幸せをつかむ姿をみんな見たいのだと思う」と分析。「(視聴者は)人生をより良くしようとしている人を応援したくなるんじゃないかな」と語りました。
もとより、「スーパーバッド 童貞ウォーズ」など、日本でもファンの多いジャド・アパトー監督。乗りに乗る勢いで臨んだテレビドラマ「ラブ」は、「GIRLS/ガールズ」以来の最新テレビシリーズということでも注目度の高い作品です。さらに、“オタクの恋” という、ジャド・アパトー監督が得意とするテーマの作品にもなっているので、ファンならば必見と言えるでしょう。