ルカ・モドリッチは唯一無二のクロアチア代表!評価や年俸推移は?
ルカ・モドリッチは唯一無二のクロアチア代表!変えの効かない絶対的な選手!
ルカ・モドリッチは、天才的なプレースタイルで知られるクロアチア代表のサッカー選手です。主に中盤のセンターでプレーをし、敵に囲まれてもボールを取られない抜群のキープ力を誇ります。
ドリブルでディフェンス陣を切り裂き、ミドルシュートを決める場面も多いですが、中でも、まさに天才的と言われるほど優れているのがパスセンス。ルカ・モドリッチがいるだけで、チームのボール保持率と攻撃を組み立てる際のスムーズさが全く変わってしまうほどです。そのため、変えの効かない選手として、クロアチア代表チームではもちろん、クラブチームでも絶対的な存在として君臨しています。
ルカ・モドリッチは年齢を重ねても高評価で所属するレアル・マドリードと契約延長!年俸推移は?
ルカ・モドリッチの評価は、2012年から所属しているスペインの名門レアル・マドリードでも高く、移籍当初は約6億円の年俸を受け取っていました。2016年に34歳になる2020年まで契約を延長した際は、年俸は約9億円にまでアップしました。
もちろん、ルカ・モドリッチが移籍する前からレアル・マドリードは強豪クラブでしたが、ルカ・モドリッチ移籍後は、リーグ優勝が2回で、UEFAチャンピオンズリーグでは3連覇。中盤のゲームメイクに欠かせないルカ・モドリッチは、名選手ぞろいのレアル・マドリードの中でもチームの核となっています。
ルカ・モドリッチの謙虚なる性格!嫁や子供たち家族との関係性も良好!
ルカ・モドリッチは過酷な幼少時代を過ごすも性格は穏やか
世界的なサッカー選手として知られるルカ・モドリッチは、その天才的なプレースタイルだけでなく、謙虚な性格もまた絶賛されています。幼い頃に、実の祖父がセルビア軍に射殺され、難民キャンプで過ごしていた時期があるなど、過酷な経験をしているルカ・モドリッチ。
それもあってか、メンタルが強いことで知られ、代表チームではキャプテンを任されています。穏やかな性格をしているため、どのクラブに行ってもチームメートと良好な関係を築けるところもルカ・モドリッチの評価が高い理由の1つと言えるでしょう。
ルカ・モドリッチは嫁や子供たち家族との関係性も良好!
ルカ・モドリッチは、2010年に結婚しました。嫁は、ルカ・モドリッチと同じクロアチア人で、長身でスタイルの良い美人とは。夫婦仲は睦まじく、2010年に長男のイヴァン、2013年に長女、2017年に次女が誕生しました。
ルカ・モドリッチは、インスタグラムなどに家族との写真をアップすることもあり、スタジアムなどでも、家族とともに行動する機会が多いようです。試合後に妻や娘たちと共にピッチを走り回る様子からも、家族関係が良好であることが分かります。
ルカ・モドリッチは死闘続きのロシアW杯で最優秀選手「ゴールデンボール賞」受賞!
ルカ・モドリッチは、ロシアで開催されたFIFAワールドカップ2018に出場していました。所属するクロアチアが参加していたグループリーグは、アルゼンチン、アイスランド、ナイジェリアと強豪が集う大変厳しいもの。そうした中、クロアチアは、第1戦目にナイジェリアに快勝すると、最大のライバルと見られていたアルゼンチンにも快勝。グループリーグを無敗のまま1位突破し、決勝トーナメントでは1回戦でデンマークと対戦しました。
下馬評ではクロアチア勝利の予想が多かったものの、フタを開けてみれば、デンマークが試合開始早々1分で先制するという波乱のスタートになります。その後、クロアチアがすぐに点を取り返し、両チーム得点を奪えないまま延長戦に突入。勝負が動いたのは、PK戦が目前まで見えていた延長後半終盤です。クロアチアがPKを獲得して、クロアチアの勝ち抜けが濃厚に。
しかし、ルカ・モドリッチがPKを蹴るも、デンマークのキーパー・カスパー・シュマイケルに止められてしまいました。それでもクロアチアがPK戦を制して勝ち抜けを決めると、ルカ・モドリッチは、「PKを外したけど集中を切らすことはなかった」「僕らの戦いはドラマチックなんだ」と試合を振り返っています。
決勝トーナメント2回戦では開催国のロシアと戦ったクロアチア。またしても先制を許して追い付き、その後は両者得点を奪えずPK戦に突入という展開になりましたが、ここでもクロアチアが見事にPK戦を制しています。延長戦が2試合連続となったため、疲労回復が心配されたクロアチアですが、準決勝のイングランド戦を延長の末に2-1で制し、史上初の決勝進出を決めました。
そして、向かえた決勝戦。クロアチアも攻めに攻めましたが、名将ディディエ・デシャン監督が率いるフランス代表に2-4で敗れました。初のワールドカップ制覇とはなりませんでしたが、ルカ・モドリッチは最優秀選手の「ゴールデンボール賞」を受賞。スタンドだけでなく、世界中から惜しみない拍手が送られました。