映画「マッドマックス」あらすじネタバレキャスト!撮影中の死亡事故とは?

映画「マッドマックス」あらすじネタバレキャスト!撮影中の死亡事故とは?

映画「マッドマックス」あらすじネタバレキャスト!近未来の荒廃した世界を舞台にした伝説的オーストラリア映画

映画「マッドマックス」は、1979年製作のオーストラリア映画です。荒廃した近未来のオーストラリアが舞台で、特殊警察「M.F.P.(Main Force Patrol)」は、暴走族を取り締まるため、改造パトカー「インターセプター」を導入しますが、暴走族に盗まれてしまいます。

メル・ギブソン演じる警官マックスは、これを奪還するために暴走族の追跡を開始するも、追跡中に暴走族の1人を事故死させてしまい、暴走族から命を狙われることに。暴走族に親友を殺害されたマックスは、休暇を与えられて、妻ジェシーと息子スプローグと一緒に伯母メイの自宅を訪れました。

しかし、暴走族に居場所が見つかり、息子を殺害され、妻も重傷を負わされてしまいます。マックスは暴走族への復讐に燃えて……。映画「マッドマックス」は、低予算ながら、大ヒットを飛ばした映画としても有名です。監督ジョージ・ミラーと、マックス役の主演メル・ギブソンは、「マッドマックス」をきっかけに一躍世界的スターとなりました。また、映画「マッドマックス」の独特の世界観は、その後の多くの作品に影響を与えています。

映画「マッドマックス」撮影中の死亡事故の真相とは?

映画「マッドマックス」が制作された当時は、CG技術が今ほど発達していなかったため、アクションシーンは、スタントマンが体当たりで演じています。さらに、当時の映画パンフレットには、「3人が重傷を負い、うち2人が死亡した」と記載されていて、ファンに衝撃を与えました。

しかし、実は全てが演出で、スタントマンは全員生きていたというのが真相です。それでも、事故のシーンでは実際に事故を起こすなど、その撮影方法が過激だったことはたしか。むしろ、死亡事故が起こらなかったことが奇跡といえる現場だったそうです。

映画「マッドマックス2」と「北斗の拳」が似すぎ?「マッドマックス/サンダードーム」あらすじネタバレ

映画「マッドマックス2」に影響されて誕生したのが「北斗の拳」だった!

映画「マッドマックス」シリーズ第2弾となる「マッドマックス2」が1981年に製作されました。舞台は荒野に変わりましたが、前作ファンの期待を裏切らず、モヒカンヘアーの暴走族などが登場する独特の世界観がまたもや話題になった「マッドマックス2」。

しかし日本では、原作が武論尊で、作画が原哲夫の漫画「北斗の拳」に世界観が似ていることでも注目を集めました。類似個所を指摘するサイトもたくさん作られていますが、たとえば、主人公マックスの衣装は、「北斗の拳」の主人公ケンシロウと瓜二つです。他にも、酷似しているキャラクターやシーンが多く登場しています。

これには、きちんと理由がありました。そもそも1983年から連載が始まった「北斗の拳」のコンセプトは、「マッドマックスの世界にブルース・リーがいたら?」。そのため、「マッドマックス」シリーズを参考にしている点も多く、とりわけ「マッドマックス2」の影響が強いそうです。

映画「マッドマックス/サンダードーム」あらすじネタバレ!マックスの心優しさが命取りに?

映画「マッドマックス」シリーズ第3弾となる「マッドマックス/サンダードーム」は、1985年に制作されました。監督ジョージ・ミラー、主演メル・ギブソンが続投した「マッドマックス/サンダードーム」では、マックスが砂漠を放浪中に、謎の親子に襲われて物資を奪われてしまいます。

その親子を追って辿り着いたのが、バータータウンという街でした。マックスは、街の首長である女王アウンティに、物資を取り返す代わりに、ブラスターの殺害を命じられます。そのため、「サンダードーム」でブラスターと戦うことになったマックスでしたが、止めを刺さなかったために砂漠に追放されてしまいました。

そこでマックスが出会ったのが、いつか「キャプテン・ウォーカー」が助けに来てくれると信じている緑の楽園に住む子供たちです。彼が「キャプテン・ウォーカー」だと信じる子供たちと打ち解け始めるマックス。しかし、外の世界に興味を持つ子供たちがバータータウンに外出したことから、再びバータータウンを目指し、首長アウンティと争い始めることになります。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」がモノクロバージョンとなって劇場に帰って来る!

映画「マッドマックス」シリーズの新作「マッドマックス 怒りのデス・ロード」が、2015年に制作されました。なんと30年ぶりです。過去のフラッシュバックに悩まされていたマックス。ある日、イモータン・ジョーの武装集団に襲撃され、拘束されてしまいます。

しかし、イモータン・ジョーの武装集団の大隊長フュリオサが脱走を企てていたことから、その混乱に乗じてマックスは脱走に成功。イモータン・ジョーの武装集団に追われながらも、フュリオサたちとともに「緑の地」を目指すといったあらすじです。

監督は、ジョージ・ミラーが続投していますが、主役のマックス役は、メル・ギブソンから、「レヴェナント: 蘇えりし者」「ダークナイト ライジング」のトム・ハーディに交代。「モンスター」でアカデミー主演女優賞を受賞したシャーリーズ・セロンが、頭を丸坊主にして大隊長フュリオサを演じたことでも話題になりました。

「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、世界的に大ヒットしただけはありません。アカデミー賞で10部門にノミネートされ、最多6部門で受賞するなど、批評家からも高い評価を受けています。さらに、ファンには、嬉しいお知らせが!2017年2月8日に、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のモノクロバージョンを収めたBlu-rayが発売されますが、これに先駆けて、1月14日から、モノクロバージョンが、48館で4DX上映されることが明らかにされました。

今後は、監督ジョージ・ミラーとトム・ハーディ続投のまま、シリーズ第5弾となる「マッドマックス ザ・ウエイストランド」の制作も予定されているなど、まだまだ「マッドマックス」の世界観を楽しむことはできそうです。

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