毎熊克哉の映画「北の桜守」起用理由がスゴい!「私の奴隷になりなさい」の続編にも出演

毎熊克哉の映画「北の桜守」起用理由がスゴい!「万引き家族」にも出演!

毎熊克哉の「北の桜守」起用理由は東映会長のひとめぼれ?

最近、ドラマや映画でよく見かける、鋭い眼光にシャープな輪郭、剣呑な風貌でありながら、どこか寂しげな表情ものぞかせる俳優の名前は毎熊克哉(まいぐまかつや)。さまざまな舞台でバイプレイヤーとして活躍しています。そんな毎熊克哉は、かの大女優・吉永小百合の出演120本目となる大作映画で、2018年3月に公開された「北の桜守」にも出演しています。

その起用理由には、驚くべきエピソードがありました。2016年に、長編デビュー作品「ケンとカズ」で、毎日映画コンクールのスポニチグランプリ新人賞を獲得した毎熊克哉。その表彰式で彼を目に留めたのが、「北の桜守」を制作している東映グループの会長・岡田裕介です。これにより、多くの名優たちを見続けてきた会長から「昔の東映映画に出ていた俳優のような、怖さが出せる俳優になってくれたら」との期待を受けて、大抜擢されました。

毎熊克哉は映画「万引き家族」にも出演!

毎熊克哉は、2018年に開催された第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した、是枝監督作品「万引き家族」にも出演しています。ツイッターでは、自身の出演を告知するとともに、「あまりの透明感とリアリティに驚くと思います」とコメントしていた毎熊克哉。

パルムドール獲得以降、メインキャストの安藤さくらやリリーフランキー、樹木希林の演技が絶賛されていますが、ちょい役で登場した毎熊克哉や柄本明ら脇役も「錚々たる役者が揃っている」と高く評価されています。

毎熊克哉の事務所は?「コウノドリ」などドラマでも活躍!

毎熊克哉の事務所はアルファエージェンシー!

毎熊克哉が所属している事務所は、アルファエージェンシーです。豊川悦司や柄本佑、萩原聖人など、実力はたしかながら、アクのある個性的な俳優が多く所属していることで有名で、江波杏子や余貴美子、佐々木すみ江など大御所のベテラン女優も抱えています。実績が豊富な事務所だけに、実力も十分な毎熊克哉は、これからも活躍の場をさらに広げていくことでしょう。

毎熊克哉は「コウノドリ」などドラマでも活躍!

それぞれの出演作品で存在感を示してはいるものの、知名度が高いとまでは言い難い毎熊克哉。しかし近年は、バイプレイヤーとして、存在感のある役を演じる機会がどんどん増えてきています。名前を聞いてすぐに思い出せなくとも、ドラマ「ヘヤチョウ」の四方田修三役などと聞けば、「ああ、あの人」と思う方も少なくないでしょう。

近年とりわけ話題になった毎熊克哉が出演したドラマと言えば、2017年10月から放送された「コウノドリ」の第2シリーズ。第1話に登場した、妊娠高血圧症候群の妻を持つ夫・久松明人です。離島に住んでいるため、ドクターヘリで搬送されることになった妻を思い、医師に対して激高する明人。

しかしその後、妻の容態が急変しその場で帝王切開することになったため、輸血用の血液を集めようと、島内の仲間たちに献血を呼びかけ駆けずり回ります。妻を思いやる気持ちが溢れる毎熊克哉の演技が、心に残ったという視聴者も多かったようです。

毎熊克哉が映画「私の奴隷になりなさい」の続編に出演!

2012年に壇蜜主演で話題を呼んだ、映画「私の奴隷になりなさい」の続編に出演します。毎熊克哉は、女性たちを調教するご主人様の目黒役。続編は、2018年9月と10月に相次いで公開される第2章と第3章の合計2本です。本作を振り返り、「肉体的にも精神的にもエネルギーを奪われました」と語っているところを見ると、かなりの熱意を持って臨んだことが分かります。

そうした現場を経て、「役者として、男として成長できる糧をたくさんいただきました」と、得るものも多かったと明かしました。また、6月15日から上映されている映画「空飛ぶタイヤ」であ、自動車事故を起こしたことに苦悩する安友役で好評を得ています。さらに、2018年秋には、出演している映画「夜明けまで離さない」と「止められるか、俺たちを」も公開予定です。

ツイッターの固定ツイートには「無法を以て有法と為し、無限を以て有限と為す」と掲げている毎熊克哉。これは、知る人ぞ知るブルース・リーの名言です。哲学的な考えで、簡単に言い換えることは難しいですが、意味は「型に囚われるな。柔軟であることを大切にせよ」といったところ。その言葉の通り、器によって姿を変化させる水のようでありたいなどと考えているのかもしれません。心のうちに、そのような野望を秘める毎熊克哉が、これからどのような俳優になっていくのか大注目です。

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