松尾スズキ監督、最新映画公開!酒井若菜が「さらば」した理由は?

2015年4月13日 更新

松尾スズキ、人生大人計画、女と芝居と映画

松尾スズキ、電撃再婚。相手は20歳年下女性

昨年5月1日、電撃結婚を果たした松尾スズキ。演出家であり脚本家、映画監督であり作家、コラムニスト。
そして劇団「大人計画」の代表である彼は、いまや公私ともに絶好調。

しかし実は1回離婚しているんですね。
今回は再婚です。
しかも相手は一般人で20歳も年下の女性だそうですが、この結婚があまり取り上げられないのはなぜでしょうか?

松尾スズキ離婚の原因は、酒井若菜が「さらば」した理由は?

そもそも2007年に彼が元嫁と別れたのは、女優酒井若菜との不倫が原因であったと言われています。
当時、劇団員でもある宮藤官九郎が脚本を書いて注目を浴びた「木更津キャッツアイ」で、
おバカな女の子モー子を演じグラビアアイドルから個性派女優へとブレイクした酒井若菜は、
松尾スズキの舞台「恋の門」にも出演。

演技や舞台への傾倒が深まっていきます。しかし、それが高じてかゴールデンの連ドラ主演を蹴ってまで松尾スズキの舞台に立とうした寸前、体調不良で降板してしまいました。
この一連の彼女の行動の裏では、松尾スズキとの不倫のごたごたがあったと言われています。

結局彼女は、それから数年芸能界を干されたものの、最近の活躍にはめざましいものがあります。
松尾スズキはこの時、自ら言い訳することもなく寡黙を通しました。

酒井若菜はともかくも、今をときめく俳優たちを魅了してやまない松尾スズキとは、いったいどんな人物なのでしょうか。

松尾スズキの大人計画メディア攻略作戦

松尾スズキは名プロデューサーか、稀代の人たらしか

松尾スズキは1962年の53歳Dす。
九州産業大学芸術学部デザイン学科卒業後、花の東京に出て印刷会社のサラリーマンとして働くも、あえなく挫折。

何を思いついたか26歳で劇団大人計画を立ち上げます。
80年代後半、野田秀樹や鴻上尚史らの小劇場ブームはすでに去り、多くの劇団が消えてゆく中、
どういうわけか、この泡沫弱小劇団に宮藤官九郎や阿部サダヲ、今は劇団を離れた温水洋一など怪優の卵たちが結集します。

劇団は90年以降も着実に公演を重ねながら知名度を上げるとともに、彼の演出や脚本が、他の演劇人や俳優のたちの注目を集めます。
やがて彼は、日本総合悲劇協会という演劇ユニットを組み、古田新太や大竹しのぶなども出演した「ふくすけ」などもプロデュース。

松尾組ともいうべき演劇仲間を広げていきます。
小劇場ブームでは作家や代表だけが残ったのに比べ、大人計画は俳優たちひとりひとりがメジャーになれたのは、
ある意味、彼のプロデュース能力の高さ、もしくは、とんでもない人たらし術にあるのかもしれません。

松尾スズキ、ついに本性を現す

2012年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で、それは如実のものとなります。
脚本は宮藤官九郎。彼の仲間というべき古田新太や片桐はいり、渡辺えりや木の花など小劇場出身者と、
荒川良々、伊勢志摩、皆川猿時、村杉蝉之介などの劇団員が大挙して出演するだけでなく、
松尾スズキ自身も出演し、広くその存在を示しました。まさに大人計画によるNHKの番組ジャックです。

そしてこの春には「恋の門」以来10年ぶりに松田龍平とタッグを組んで、映画監督3作目となる「ジヌよさらば~かむろば村へ~」を公開する松尾スズキ。
当然、看板俳優の阿部サダヨをはじめとして、大人計画の個性派たちががっちりと脇を固めています。

そして自らも満を持しての出演。ここしばらく、怒涛のマスコミ露出で、ついに松尾スズキはその本性を現すのでしょうか。
そして今彼はいったい何をたくらんでいることやら。

松尾スズキの出身地、福岡県北九州市はどんなとこ

松尾スズキが育った町は、文学と映画の町

北九州市を訪れる人はみんな、文学や映画のイメージが強いのではないでしょうか。
北九州市はかつて炭鉱製鉄の町と知られ、その発展とともに男たちが港町で侠気を競った気性の荒い土地柄は、
火野葦平の「花と龍」や「無法松の一生」など様々な物語を生み出しました。

門司港レトロは、まさに映画のイメージそのまま。5月14日には門司みなと祭りがあります。
7月18日から20日にかけては小倉祇園祭り。あの小倉祇園太鼓を聞くことができます。

また小倉と言えば、『或る「小倉日記」伝』を世に出した昭和の大作家松本清張氏の記念館があります。
また、その小倉日記を書いたとされる明治の文豪森鴎外が、陸軍で小倉に勤務していた際過ごしたとされる森鴎外旧居や北九州文学館があります。
北九州は、まさに映画や文学の世界にひたれる町です。

松尾スズキが育った町は、B級グルメの宝庫

当然こういう町にはおいしいものがたくさんあります。まずは門司の関門ふぐ。
でもふぐはちょっと高いからという方には、B給グルメがおすすめです。

門司にはトロトロチーズがたまらない当地発祥の焼きカレーがあります。
昭和30年代、門司港の栄町銀天街にあった「山田屋」という和食店が、土鍋にカレーを入れ、グラタン・ドリア風にオーブンで焼いたのが始めといわれています。

小倉は小倉牛で有名で、焼肉店も多く、ホルモン焼きや肉うどん、焼きうどん、またサバやイワシのぬかみそ焼きも絶品です。
戸畑には、長崎ちゃんぽんとは一味違う、細めの蒸し麺を使った戸畑チャンポンの店が数多く、80年近く伝統の味を競っています。
北九州市のB級グルメ、散策で小腹が空いたら、ぜひご賞味ください。

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