宮下栄治の憧れの声優は?「刀剣乱舞」で演じているキャラは?
宮下栄治の憧れの声優は?結婚歴や熱愛彼女は?
宮下栄治(みやしたえいじ)は、絶大な人気を誇るオンラインゲーム「刀剣乱舞」にも出演している声優です。幼少時に見たアニメ「魔神英雄伝ワタル」で渡部クラマを演じていた山寺宏一の声を聞いて声優に憧れ、高校3年生の時に、声優を目指すことを本格的に考えるようになったと言います。
しかし両親に反対され、奈良の大学に入学。それでも声優の夢を諦められなかった宮下栄治は、1年で中退し、アルバイトをしながら大阪の代々木アニメーション学院に通う日々を送りました。声優として活動するようになったのは22歳頃からですが、最初の頃は決まった役はなく、当日役柄を言い渡されることもあったとか。
それが今やすっかり人気声優となりましたが、まだ結婚はしていないようです。彼女がいるかどうかも明かされていませんが、美人よりも可愛いタイプが好みで、タレ目やアヒル口が好きだと明かしている宮下栄治。さらに理想を言えば、スタイルが良く、優しい女性が良いとも語っています。
宮下栄治が「刀剣乱舞」で演じているキャラは?
アニメ化や舞台化もされている「刀剣乱舞」ですが、宮下栄治が演じているのは、ゲーム版&アニメ版の次郎太刀と岩融です。黒い長髪で、女性のような華やかないで立ちが特徴的な次郎太刀は、第一人称も「アタシ」。喋り口調も柔らかく艶のある印象ですが、オネエというわけではなく、女形という設定です。
一方の岩融は、弁慶を体現するような僧兵のいで立ちをしており、豪胆な性格で男らしい喋り口調であるなど、次郎太刀とは全く異なるタイプ。そのため、どちらも宮下栄治が演じているということに気付いていない方も多いかもしれません。
宮下栄治の出演作品は?BL作品や裏名はある?
宮下栄治の出演作品は?人気のキャラクターソングは?
宮下栄治は、「刀剣乱舞」だけでなく、さまざまなアニメやゲームに出演しています。宮下栄治自身は「黒神 The Animation」雷呀役や、「遊☆戯☆王5D’s」ラモン役がお気に入りとか。その他には、アニメ「結界師」志々尾限役や「爆丸バトルブローラーズ」プレデター役、「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」橿原杏平役などで出演。
役柄によってガラっと雰囲気を変えられる演技力に定評があります。宮下栄治が歌っているキャラソンでは、「刀剣乱舞」の岩融が今剣(CV山下大輝)と歌う「暁の星」や、次郎太刀が太郎太刀(CV泰勇気)と歌う「刃生道」の人気が高いようです。
宮下栄治が出演しているBL作品や裏名はある?
宮下栄治は、BL作品「愛はじ。おつき愛はじめました Vol,1 幼なじみ~お泊り編~」にメインで出演しています。同作品では、攻めの華澄陸役で出演しており、受けの琴尾未央役は井口祐一が担当。今まで幼馴染だった高校三年生の2人が恋人となる、甘くラブラブな物語です。
過去のTwitterによると、宮下栄治としては、BL作品にも色々と出演したい気持ちはあるものの、なかなかお呼びが掛からないとか。また、宮下栄治は18禁作品では、堀川忍という裏名を使っていると言われています。堀川忍名義では、18禁乙女ゲームの「越えざるは紅い花」や「PersonA~オペラ座の怪人~」など、18禁BLゲームでは「NO,THANK YOU!!!」「神様(仮)路地裏繚乱編」に出演しているようです。
宮下栄治が朗読劇ユニットを結成したワケ!キャラを演じる時に「未来」を知る必要はない?
宮下栄治は、朗読劇ユニット「Lit Klatch」と、声優による声の表現団体「team.roughstyle」を結成し、舞台でも活動しています。「飾り立てたおしゃべり会」を意味するという「Lit Klatch」結成に至ったのは、養成所を卒業した後、役者としての感覚を磨く場が少ないと感じ、何かをやれる場を自分たちでも作ろうと思ったことがきっかけでした。
現在は、仕事で知り合った原作者の漫画などを題材にした朗読を行っています。一方の「team.roughstyle」では、声のプロである声優によるリーディング公演を行うほか、音源などを配信中。アニメのアフレコ現場だけでなく、多大な労力を使ってでも自分自身で表現する場を作り出すとは、宮下栄治は、それだけ声を使って表現することの可能性への探求心が強いのでしょう。
また、アフレコ現場で役を演じることについて、宮下栄治は「その役として生きるにあたっては、その作品の全部を知ることは嫌なんです」と語っています。先々のことまで事前に知ってしまうと、その先に待ち受けている「未来」に向けて無意識に準備してしまい、喋り方まで変わってしまうとか。
あくまでも「今」を生きているキャラの視線で演じようとする宮下栄治のやり方は、真摯にキャラと向きあい、正しく演じるためには最適と言えるかも知れません。声による表現を真摯に追求し続ける宮下栄治は、これからも声優たちの可能性を広げ続けていくことでしょう。