大塚明夫の代表作、人気キャラクターは?父・大塚周夫から引き継いだ役とは?

大塚明夫の代表作、人気キャラクターは?ドラマ「dele」に出演も!

大塚明夫の声優としての代表作やスネークなどの人気キャラクターは?洋画の吹替えでも大活躍!

低めのダンディな声で知られている大塚明夫は、1959年11月生まれのベテラン声優です。代表作は、アニメでは「ブラック・ジャック」ブラック・ジャック役や「楽しいムーミン一家」ムーミンパパ役、「機動戦士ガンダム0083」アナベル・ガトー役など多数あります。

また、ゲームでは「メタルギアソリッド」シリーズの主人公ソリッド・スネーク役としても有名です。さらに、洋画の日本語吹替えでも大活躍しており、スティーブン・セガールやアーノルド・シュワルツェネッガー、ニコラス・ケイジなど、人気実力ともにトップクラスの俳優の吹替えでも数多くの作品に出演しています。

大塚明夫がドラマ「dele」に出演!ファンの反応は?

「声優である以前に俳優である」という信条の持ち主である大塚明夫は、実写ドラマにも出演経験があります。BSジャパンで放送されたドラマ「真夜中の百貨店~シークレット・ルームへようこそ~」では、お客様が人生を切り開くために必要なアイテムを選ぶことができる伝説のコンシェルジュ役でドラマ初主演を務めました。

出演については「映像で演技するチャンスはそんなにない」と語った大塚明夫。「(映像作品の)主演という形でやるのは初めてだし、めったにないこと。誠心誠意、頑張って演じさせていただきたい」と意気込みを見せていました。また、山田孝之と菅田将暉がW主演していたドラマ「dele」にも、弁護士の辰巳仁志役で出演したことがあります。

大塚明夫のドラマ出演については「もっと顔出しの作品に出て欲しい」とファンからの反応も良く、声優だけでなく俳優としての活動も望む声が多数上がりました。

大塚明夫が父・大塚周夫から引き継いだ役とは?VTuber「田中のおっさん」か?!

大塚明夫と父・大塚周夫から引き継いだ役とは?

大塚明夫の父は、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」ネズミ男役や、「ルパン三世」初代・石川五ェ門役などで知られている声優の大塚周夫です。「ブラック・ジャック」OVAシリーズや「機動戦士ガンダム0083」等で親子共演もしていましたが、2015年に大塚周夫が他界した後は、父が長年演じた「忍たま乱太郎」山田先生(山田伝蔵)役を、大塚明夫が引き継いでいます。

頑固者だった父・大塚周夫とは、なかなか打ち解けにくかったものの、自身も芝居の道に入ったことで、分かりあえるようになったという大塚明夫。息子に財産を遺せなかったことを申し訳なく思っていた大塚周夫に対し、大塚明夫は「一番大切なものを遺してもらった」と答えました。「それは何だ」と父に問われると「俳優としての血」だと返したというエピソードもあるそうです。

大塚明夫が「田中のおっさん」!?隠しきれないレジェンド感

2018年8月にデビューしたVTuberの声が、大塚明夫のものなのではと噂になっています。そのVTuberとは、「田中好男こと、田中のおっさん」。公式サイトには白いランニングにパンツ、黒縁メガネという漫画タッチの冴えない男性画像とともに、「日本の何処かに住んでいる田中好男(たなかよしお)、55歳。通称『田中のおっさん』」とあるのみ。

詳細は明かされていません。YouTubeで公開された動画で、自由過ぎるキャラとして話題沸騰中です。声が大塚明夫とは明記されていませんが、「レジェンド感がにじみ出ている」と、視聴者の間では大塚明夫説でほぼ確定している様子。大塚明夫がTwitterで、田中のおっさんをフォローしていることでさらに信憑性が高まっています。

大塚明夫が東京ゲームショー「DEATH STRANDING」ステージに登壇!絵画展では音声ガイダンスも!

大塚明夫は、2018年9月23日に行われた東京ゲームショーで、開発中のPS4用ゲームタイトル「DEATH STRANDING」ステージに登壇し、「デス・ストランディング……待たせたな!」と場内を盛り上げ、話題になりました。同時に、大塚明夫が日本語吹替えを担当するキャラも、トミー・アール・ジェンキンスがモデルを演じている、仮面を付けたミステリアスな隊長だと公開されています。

小島秀夫監督によれば、主人公サムが属する部隊の隊長で、セリフ量の多い重要な役柄のようです。国内のリリース日は未定ですが、東京ゲームショーでも特に注目度が高く、ゲームファンから期待されているタイトルであることは間違いありません。

幅広い分野で活躍している大塚明夫は、絵画展「印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション」の音声ガイダンスを務めることも発表されています。この絵画展では、イギリスのグラスゴー生まれの海運王ウィリアム・バレルが収集したルノワールやゴッホなどの作品約80点を展示。大塚明夫のお気に入り作品は、ポール・セザンヌの「エトワール山稜とピロン・デュ・ロワ峰」とか。

音声ガイダンスについては、「主役が絵なので(自分の声が)飛び出さないように気を付けました」「BGMだと思って聞いてほしいです」と語っています。福岡を皮切りに、東京、静岡、広島とさまざまな場所で展示が予定されているので、大塚明夫のダンディな声と共に名画を楽しめる贅沢な絵画展に足を運んでみてはいかがでしょうか。

新人声優が年々増加し、仕事の内容も多様化し続ける声優業界の中でも、独特な低めの声質を生かし、あらゆるニーズに応え続けている大塚明夫。今後も声優界のレジェンドとして、末永く活躍し続けていくことでしょう。

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