トクマルシューゴはギターだけじゃない!その実験的音楽は海外でも大絶賛!

トクマルシューゴはギターだけじゃない!その実験的音楽は海外でも大絶賛!

トクマルシューゴはギターだけじゃない!実験的な音楽が海外で大絶賛!

トクマルシューゴは、日本人のミュージシャン。ギターのような一般的な楽器だけではなく、子供のおもちゃなど、楽器ではないものも演奏の道具として使用し、実験的ともいえる音楽を作っています。

多重録音という手法を用いたトクマルシューゴの実験的な音楽は、海外で大絶賛され、毎年のように行われるライブのチケットは、欧米やアジアなどで、いずれも即完売するほどの人気ぶり。アメリカの政治・社会派の週刊誌「ニューズウィーク」が2008年に発表した「世界が尊敬する日本人100人」にも選出されました。

トクマルシューゴってどんな人なの?プロフィールが気になる!

トクマルシューゴは、東京都出身で、1980年5月29日生まれの36歳。トクマルシューゴは、作詞曲・演奏・録音など、楽曲作業のすべてを自身一人で行っています。本人が手渡したデモテープがきっかけで、NYのインディーズレコード会社から、デビュー作「Night Piece」が発売されたのは、トクマルシューゴが24歳の時のこと。

これが、日本語の歌詞で、まったくの無名新人の作品だったにもかかわらず絶賛を浴び、音楽家としてのキャリアがスタートしました。幼少時からピアノを習っていたトクマルシューゴは、中学時代に、パンクやプログレに傾倒し、17歳の頃からバンド活動(GELLERS)を開始。

高校卒業後は2年半ほどアメリカに滞在し、そこで得た縁が、NYでのデビューにつながりました。トクマルシューゴの趣味は、楽器を集めること。また、15年以上も“夢日記”を記しており、その夢日記をもとに歌詞を書くこともあるそうです。

トクマルシューゴが手掛けた無印良品CMソングとは?幻想的な楽曲がイイ!

トクマルシューゴが手掛けた無印良品のCMソングとは?

トクマルシューゴは、2007年から、資生堂や日本航空、大塚製薬など、名だたる国内一流企業のCMソングに楽曲が起用されてきました。2008年には、イギリスの老舗革靴ブランド「クラークス」のCMソングに起用されるなど、今では、国境を越えて、さまざまな国のCMにも楽曲が使用されるように。

なかでも、2009年からトクマルシューゴが手掛けていた無印良品のCMソングは特に好評でした。2010年には、その話題性の高さから、期間限定ながらも、トクマルシューゴのCMソングが無料でダウンロードできるキャンペーンも実施されました。

シンプルで単調、どこかお洒落で洗練されたトクマルシューゴの無印良品のCMソングは、まさに無印良品のブランドイメージにぴったり。その後も、SONYや、日本郵便、森永製菓など、さまざまなCMで、トクマルシューゴの楽曲が使用されています。

トクマルシューゴの楽曲は幻想的!!みんながはまる理由とは?

トクマルシューゴは、奇才との呼び声も高く、その楽曲は、「まさに芸術品だ」と称えられることもあるほどです。幻想的な世界観が特徴のトクマルシューゴの音楽。親しみやすく、絵本のように懐かしくて、不思議な世界にいざなってくれるメロディと、どこか毒のきいたユーモアにあふれた歌詞が、心地よく柔らかなボーカルに乗って、幻想的な世界へ連れて行ってくれるようです。

「気持ちいい」「ワクワクする」「なつかしい」など、トクマルシューゴの楽曲を聞いた人の感想はさまざま。トクマルシューゴの、実験的と表現されるほど新しい手法から生み出された音楽と出会い、幻想的な世界観にはまってしまう人が続出しています。

トクマルシューゴの最新作「TOSS」がリリース!舞台「わたしは真悟」も注目!

トクマルシューゴが、10月19日に、4年ぶり、6枚目のアルバムとなる新作「TOSS」をリリースしました。収録曲は、それぞれ1曲ごとに、独特なアイデアと凄まじい労力が込められた力作です。工事現場のドリルの音がモチーフになっている3曲目の「TAXI」、音符による楽譜ではなく、図形で楽曲のイメージを記した図形楽譜で作られた8曲目の「HOLLOW」。

全11曲が収められたトクマルシューゴの新作アルバム「TOSS」は、その内容の濃さから、“コンセプトソングブック”とも表現されています。高畑充希と門脇麦という、若手実力派女優2人が主演する、この秋冬の最注目ミュージカル「わたしは真悟」の舞台音楽を担当しているのもトクマルシューゴです。

アルバム1曲目の「Lift」のミュージックビデオは、「わたしは真悟」の不思議な世界観を見事に表しています。「わたしは真悟」の原作者・楳図かずおのイラストがアルバムのジャケットになった、限定版の「TOSS」も、一部店舗のみでリリースされて注目を集めました。

WEBサイトや、スマホアプリで音を募集し、1000以上集まった音をベースにして作られた11曲目の「Bricolage Music」など、トクマルシューゴの才能や発想力は、誰にも真似することができません。既存のJ-POPやハヤリモノにはない、トクマルシューゴの幻想的な音楽。これからもトクマルシューゴは、私たちの予想をいい意味で裏切って、新しい楽曲を作り続けてくれることでしょう。

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