スティーブン・スピルバーグの都市伝説!宇宙人との出会いがあの映画に!?
スティーブン・スピルバーグの都市伝説!もうすぐ宇宙人がやってくる?!
スティーブン・スピルバーグといえば、もはや日本でもほぼ知らない人のいないハリウッド映画の名監督。これまでに撮影してきた映画の数は膨大で、アカデミー賞も多数受賞するなど、名実ともにトップの位置に立つ人物です。そんなスティーブン・スピルバーグですが、過去に不思議な都市伝説を巻き起こしたことがありました。なんと、「スティーブン・スピルバーグは、実際に宇宙人に会ったことがある」という都市伝説です。
スティーブン・スピルバーグは、1977年に「未知との遭遇」で、また1982年に「E.T」と、2つの映画で異なる宇宙人の姿を描きました。これらの映画は国内外で大ヒットしましたが、そこでの噂から都市伝説が生み出されます。スティーブン・スピルバーグの都市伝説とはすなわち、「スティーブン・スピルバーグは、民間人でただ1人アメリカに住んでいる宇宙人と会うことができる」というものです。
スティーブン・スピルバーグは、政府の主導で、宇宙人をモデルにした映画を作成して、来る宇宙人の一般公開に向けて、人々を慣らしている、という尾びれ背びれが付いたこの噂。真偽のほどは定かではありませんが、アメリカ人らしくスケールが大きな都市伝説ですね。
スティーブン・スピルバーグといえば宇宙人との出会いが描かれている伝説のあの映画!
スティーブン・スピルバーグが宇宙人と出会ったという都市伝説は、もはやアメリカでは公然の、真実味のあるものとなっています。都市伝説の発端は、1982年に、映画「E.T」の大統領向け先行試写会をホワイトハウスで行ったことでした。それほどに「E.T」で描かれる宇宙人との遭遇は、当時の特殊効果を用いた撮影として、リアリティがありました。空から舞い降りる光るUFO、1人(?)残される地球外生命体こと宇宙人ET。それを助けようと奮闘するSF好きな少年たちと、ETを捕獲しようとする国家のエージェントたち。
今ではすでに古典的な宇宙人との邂逅シーンともいえるUFOの墜落は、この時代のスティーブン・スピルバーグが生んだものでした。映画「E.T」以前に撮影された「未知との遭遇」では、リトル・グレイという、おなじみの宇宙人像も誕生させています。これらはやがて、欧米文化における宇宙人のステレオタイプとなり、リトル・グレイを目撃したという怪情報が飛び交うほどになりました。スティーブン・スピルバーグの映画撮影は、それほどに素晴らしいといえます。
スティーブン・スピルバーグ名言で分かる映画作品の魅力!恐竜殺しで炎上?
スティーブン・スピルバーグの映画作品の魅力がぎっしりな名言!
スティーブン・スピルバーグは、映画監督として大成功を収めています。その映画作品の魅力は、スティーブン・スピルバーグが、さまざまな場所で、その都度残してきた名言に表れていると言ってもいいでしょう。スティーブン・スピルバーグは、「全人生を振り返って、もっとも実り多い時期は幼年時代だった」と、映画の撮影に目覚めたのは子供の頃であることを公言してはばかりません。「自分の幼年時代を、自分の作品のすべてに用いている。しかも年中。アイデアとストーリーを見つけるために、そこに戻ることにしている」という言葉にも、幼いころの原体験にも近いものを大切にしてきた姿勢が色濃く表れています。
また、「大きなことを夢見よう!決して途中であきらめてはいけない。あなたを成功へと駆り立てるような習慣を育てるのだ」という名言に表れているチャレンジ精神の豊富さは、常に新しい映画を撮ろうとするスティーブン・スピルバーグの若々しさに満ち溢れています。「物語に途中や終わりはない、常に新しい始まりがあるだけ」という名言に含まれる進取の気概も、スティーブン・スピルバーグが常に第一線の映画監督であることの証左であるといえるでしょう。
スティーブン・スピルバーグ恐竜殺しが仇になって炎上したことあり?
スティーブン・スピルバーグは、自身のキャリア草創期である1970年代~1980年代に、「未知との遭遇」「E.T」という宇宙人映画2作や、「ジョーズ」等のパニック映画を撮影。1990年代に入ると、技術に円熟味を増したスティーブン・スピルバーグは、さまざまな名作を残しています。「ジュラシック・パーク」はその最たるものですが、その撮影中の風景では大問題になったことがありました。
その風景とは、スティーブン・スピルバーグが、ジュラシック・パークを撮影中に、トリケラトプスの模型と一緒に撮影した写真。これに、とある米国の風刺作家が悪戯心を起こしたのか、「ハンターが獲物にしたばかりの恐竜トリケラトプス、その横で笑顔の人物」というキャプションを加えてフェイスブックにアップしたのです。
最初の内は、アメリカンジョークよろしく、コメント欄で「動物殺し!」などという言葉が踊っていましたが、前後関係を把握しない何人かのフェイスブックユーザーが、本気で激怒してしまう事態に。スティーブン・スピルバーグは狩猟に淫して動物愛護に仇をなす、という形で炎上してしまいました。この炎上騒ぎには、そこまでは狙っていなかった風刺作家も笑いが止まらなかったとか。スティーブン・スピルバーグにとっては災難でしかなかったでしょうが、ネット先進国の米国らしい、面白いエピソードですね。
スティーブン・スピルバーグ次回作はディズニーとコラボした「BFG」!老いてなお活躍中
スティーブン・スピルバーグは今年70歳になりますが、まだまだ映画製作の先頭に立って、ハリウッドに残り続けています。スティーブン・スピルバーグの次回作は「BFG」、カタカナに直すと「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」。「大きなやさしい巨人」という程度の意味ですが、この映画は、ディズニーがスティーブン・スピルバーグとコラボレーションして制作した、心温まるおとぎ話のような映画です。巨人の国に迷い込んだ少女ソフィーが、やさしい巨人によって守られて成長していくストーリーには、何やら今までのスティーブン・スピルバーグ作品にはないような温かさが感じられる作品であるといえるでしょう。
また、スティーブン・スピルバーグは、他の作品も撮影中です。その作品の公開は2018年の3月とまだ先ですが、何と米国でベストセラーとなり、日本でも2014年に翻訳がなされた話題作、「ゲーム・ウォーズ(原題レディ・プレイヤー・ワン)」です。資源が枯渇した未来、仮想現実世界でゲームに興じる若者たち。その若者たちに、仮想現実世界の生みの親が、死と引き換えに財産を委ねます。
交換条件は、どこかに隠されたイースターエッグを探すこと、とまるで海賊冒険作品のようなあらすじで始まるこの作品。米国で権威のあるプロメテウス賞を取った「ゲーム・ウォーズ(原題レディ・プレイヤー・ワン)」を、スティーブン・スピルバーグがどのように料理して人々に届けるのか、今から楽しみです。老いてなお盛んなスティーブン・スピルバーグは、今日も「常に新しい始まり」の先頭に立って映画を撮り続けています。