中瀬ゆかりは新潮社の名物編集者!事実婚の夫、故・白川道がハードボイルド過ぎた!

中瀬ゆかりは舌鋒鋭い新潮社の名物編集者!事実婚の夫、故・白川道がハードボイルド過ぎた!

中瀬ゆかりは舌鋒鋭い新潮社の名物編集者!「5時に夢中!」でコメンテーターとして活躍中!

TOKYO MXの人気番組「5時に夢中!」の木曜コメンテーターとして活躍中で、鋭い切り口のコメントでたびたび話題に上ることも多い中瀬ゆかり。おさげ髪がトレードマークで、「中瀬親方」という愛称で呼ばれるくらい印象的なルックスや、舌鋒鋭いコメンテーターとしての面がフィーチャーされがちですが、中瀬ゆかりの本職は、なんと新潮社の出版部長です。

部長職編集委員も務めているので、肩書きだけを見ると、ちょっと堅物な人物を想像してしまいますが、中瀬ゆかりは真逆と言ってもいいかも知れません。親友である漫画家の西原理恵子と、奇抜なコスプレでお馴染みの小説家・岩下志麻子との3人で「熟女キャッツアイ」と称してトークショーを行うなど、編集者らしからぬ派手な活動も行っています。他にも、番組の罰ゲームとして、マリー・アントワネットのコスプレをして出社したり、メイド喫茶で1日店員を務めたりと、目立ちまくりの名物編集者と言えます。

女豹コスプレで視聴者の度肝を抜いた岩下志麻子からも、コスプレライバルとして一目置かれるほどです。そんな岩下志麻子と2人で並べば、文芸界の「今いくよ・くるよ」とまで言われる中瀬ゆかり。彼女の一挙手一投足が、文芸界に新しい風を起こしているのかもしれません?!

中瀬ゆかりの事実婚の夫、故・白川道がハードボイルド過ぎる!

中瀬ゆかりは、1964年6月3日生まれ、和歌山県田辺市出身で、奈良女子大学文学部英語・英米文学科を卒業しています。小さい頃は小説家になることを夢みていましたが、自分には才能がないと断念。一転して、サポートする立場である編集者を志したそうです。

1987年に新潮社に入社すると、1998年には、45歳以上の中高年以上をターゲットにした「新潮45」へ異動し、2001年8月に編集長に就任。現在は、新潮社出版部長と、着実に実績を積んできています。自立した女性代表といった感じの中瀬ゆかりですが、18年間、事実婚の夫がいました。入籍はしていないので、いわゆるパートナーだったお相手は、ハードボイルド作家の白川道(しらかわとおる)。

数々の事業を経験し、起業した投資顧問会社で何十億円単位という金を動かしていまし。また一方で女子大生と同棲し、1年間で1億円を使い切ったこともある規格外の人物です。不正株式売買事件を起こした「投資ジャーナル」に関わり、インサイダー取引やマネーロンダリング等の違法行為で、懲役3年の実刑を受けたという驚きの過去も。その服役中に小説の書き方を勉強し、49歳で小説家デビューを果たし、まさに自分自身の人生がハードボイルド過ぎた白川道。

良きパートナーとして仲睦まじく暮らしていた2人ですが、2015年4月16日に、白川道が大動脈瘤破裂で亡くなり、19年目を迎える同居生活に終止符が打たれました。最愛のパートナーを亡くし、「5時に夢中!」のレギュラー出演も休んでいた中瀬ゆかりですが、「おとうさんは楽しいことがすごい好きだったんです。この番組も天国か地獄か分かりませんが、どっかで見てくれてると思いますんで」とコメント。悲しい出来事ではありますが、その経験が、彼女をさらに強く、逞しくしたのかも知れません。

中瀬ゆかりの上西議員のメイクが秀逸すぎた!名言が凄い!

中瀬ゆかりの上西議員のメイクが秀逸すぎた!賞賛の嵐で本人も公認!?

中瀬ゆかりは、モノマネメイクで話題を独占したことが。モノマネメイクのターゲットは、国会をサボって秘書とお忍び旅行を楽しんでいたという疑惑で一躍時の人となった、上西小百合議員です。周りから、上西小百合議員のぽっちゃりとした中学生時代の写真と似ていると言われたことをきっかけに、パンダメイクを真似をしたところ、そのクオリティの高さに大変な反響を巻き起こしました。

中瀬ゆかりは、「5時に夢中!」にもモノマネメイクで出演し、「取材はやめてください。事務所を通してください」とコメントも完コピ。そのなりきりぶりに、スタジオも大爆笑となりました。ネットでも瞬く間に話題となり、中瀬ゆかりのモノマネメイクの秀逸さを賞賛する声が続出。「中瀬さんの最高傑作」「本当に似てる」などと大好評でした。

放送直後は、「なんやねん!あの女」と激怒していた上西小百合議員も、あまりの反響に、「もうどうでもいいです」と、半ば諦めのコメントをしています。少々強引ですが、中瀬ゆかりのモノマネメイクは、本人も公認!?のようです。

中瀬ゆかりは豊田真由子議員のモノマネも!?名言が凄い!

編集者でありながら芸達者な中瀬ゆかりは、ニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」内の名物コーナー「中瀬ゆかりの週刊誌ななめ読み!」でも渾身のモノマネを披露し、さらなる大反響を呼んでいます。この時に取り上げられたのは、豊田真由子議員の絶叫暴行についての記事でした。

番組は、豊田真由子議員と秘書とのやり取りを録音したテープの使用許可を取っておらず、本物の音声を放送することができなかったため、中瀬ゆかりと垣花正アナがラジオ上で完全再現することに。豊田真由子議員役を担当した中瀬ゆかりは、ミュージカル調で相手を罵倒する場面も見事に演じ切りました。

もちろんモノマネだけでなく、コメンテーターとして、しっかり刺さる名言も繰り出した中瀬ゆかり。豊田真由子議員を、「引っ越しおばさんと号泣議員のハイブリッド」と評するところは、さすが新潮社出版部長です。また、「歌って人を罵倒できる人が、これが初めてだと思えない」と鋭い洞察も披露。ミュージカル調で相手を罵る様子を、「ララランド的というかハゲランド的」と揶揄するなど、毒舌ぶりはいつにも増して絶好調でした。

中瀬ゆかりがTSUTAYAトークイベント「本3.0」にゲストで登場!お勧めの5冊を紹介!

中瀬ゆかりが、TSUTAYAトークイベント「本3.0」にゲスト出演し、「文芸と教養」というテーマで語りました。物語の本質は、近代小説が誕生した時から今までそれほどに変っていないけれど、インターネット普及後、取り巻く環境は新しい面を迎えていると話す中瀬ゆかり。「行間を読むというか、書かれていなかった感情の動きを読む能力みたいなものが、どんどん研ぎ澄まされてくるので」と、自身の体験から、1冊の小説から得られることが多いこと、文芸に触れることの大切さを語っています。

トークイベントでは、中瀬ゆかりがお勧めする作品も紹介されました。それは、作家同士の対話という一風変った形式で描かれた「みみずくは黄昏に飛び立つ」(川上未映子/村上春樹著)や、ひとりの人間の生き様を全9部で描き、読み出したらやめられないと太鼓判を押す「流転の海」(宮本輝著)。

世界的にも有名な短編集「あなたに似た人」(ロアルド・ダール著)や、ユーモアたっぷりの脳科学書「単純な脳、複雑な『私』」(池谷裕二著)、情報と知性と物語性が詰まっていると評する「怖い絵」(中野京子著)という、選りすぐりの5冊です。新潮社出版部長であり、毒舌コメンテーターとしてユーモアのセンスもある中瀬ゆかりが勧める本であれば、読書嫌いの人でも興味が湧くかもしれませんね。

組織に属する立場から世相をぶった斬る中瀬ゆかりの名言の数々に、「我が意を得たり」と感じる方も多いことでしょう。個性的なキャラクターを活かし、文芸界に常に新風を送り続ける逸材として、今後も活躍が期待される中瀬ゆかり。新潮社内でも順調に出世していった暁に社長の座に就くことにでもなったら?……そう想像すると、なんだかワクワクしてきます。

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