水曜日のカンパネラとは?!コムアイがライブで鹿の解体!

2020年5月15日 更新

水曜日のカンパネラのコムアイがライブで鹿の解体をした理由に仰天!

水曜日のカンパネラ中毒続出!その魅力に迫る!

水曜日のカンパネラは、2012年から下北沢を中心に人気を集めている、エレクトロニックラップユニットです。メンバーは、女性ボーカル兼作詞担当のコムアイ、作曲・編曲を担当するケンモチヒデフミ、マネージャー兼ディレクターのDir.Fの3人。

しかし、ライブで表舞台に立ってパフォーマンスするのはコムアイのみ。コムアイは、23歳で慶應義塾大学在学中の、ビジュアル的にはどこにでもいそうなサブカル系の可愛らしい女子大生アイドル……、と思ったら大間違いです。コムアイの口から紡がれるラップの世界は、超トリッキー。

水曜日のカンパネラの知名度を上げた2014年の「桃太郎」をはじめ、時空間ごと緩やかに捻じ曲げてしまいそうなエレクトロニックサウンドと、コムアイの半音階でユラユラ揺れる歌声を聴き続けているうちに、あなたもトランス状態に陥ること必至です。

水曜日のカンパネラのコムアイがライブで鹿の解体!なぜ?!

水曜日のカンパネラのライブが、バンド激戦区の下北沢で、中毒患者を続出させている理由として、コムアイの前衛的なパフォーマンスがあります。コムアイは「普通のライブをやっても面白くない」という理由で、ちゃぶ台をひっくり返す、軽トラックでステージに登場するなどの突拍子もない行動をたびたび行ってきましたが、2013年11月のライブでは”鹿の解体”までやってしまっています。

なぜこのような行為に及んだかというと、コムアイには、音楽を聴きに来てくれる人にも「動物が食べ物になっていく過程」を生で観て、その意味を考えてほしいという思いがあったから。もともと、農業などの一次産業へ強い関心があったというコムアイ。

2010年頃に1カ月間経験した就農体験で、自ら世話をした豚を食肉処理場へ送り出した経験から、「動物を殺し、肉を食べる行為の意味」に強い関心を抱くようになります。同時期に、野生動物などの解体を体験できる「解体ワークショップ」にで鹿の解体を習得したコムアイ。ただ、これをライブでやろうと思い至るケースは大変珍しいですよね。

水曜日のカンパネラ・コムアイの本名、家族や彼氏は?ヤフオクCMでブレイク!

水曜日のカンパネラ・コムアイの本名は?父親が超エリート!彼氏の噂は?

水曜日のカンパネラ・コムアイの本名は、輿美咲(こしみさき)。活動名は、本人のツイッターアカウント名「KOM_I(コムアイ)」。本名の、名字と名前の頭文字「コ」と「ミ」をアルファベット表記した「KOMI」にアンダーバーを加えたものをそのまま使用しています。コムアイは、ツイッターで、本名を「小室愛」とつぶやいたことがありましたが、これは冗談だった様子。

コムアイの父親は、アメフト解説者で、富士通フロンティアーズ副部長の輿亮(こしまこと)です。麻布中学時代から東京大学を卒業するまでアメフト選手として活躍し、富士通でも、フロンティアーズが発足した85年から選手権コーチとして活躍。1990~1997年までは同チームの監督を務め、それ以降も、国際大会代表チームのマネージャーを担っています。

これほど優秀な人物の血筋とあって、コムアイ自身も、慶應義塾湘南藤沢中等部からSFCまでエリート一直線。「鹿の解体」に思い至るほどに思考の世界が深いせいか、コムアイにはこれまでに彼氏がいるという情報は全く出ていません。

水曜日のカンパネラ・コムアイが可愛い!ヤフオクCMで一気にブレイク!

水曜日のカンパネラ・コムアイが、ヤフオクCMに初めて登場したのは2015年の5月でした。ヤフオクCMのコムアイは、「パンパンパンパンパンタロン!」「被って脱いで履いて巻いて留めて、ぜ~んぶ入札!」と、軽快なラップを興じる変わり者風。しかし、コムアイの予測不能な動きに、水曜日のカンパネラを知らない人からの注目も寄せられました。特に、話題が集中したのが、コムアイの容姿で、「脚は太いが……」とする声もる一方で、「ちょっと変わってるけど可愛い!」と絶賛の嵐。

好評につき、コムアイは、2015年11月20日にオンエアが開始された、ヤフオク新CMの「チェアー篇」で再登場を果たしています。新CMの内容は、コムアイが、ヤフオクでプライベート落札したベンチの魅力を語るというもの。コムアイの持ち味であるラップは封印されていますが、「色がキャラメルみたい」「滑らかでしゅる~ッ」と言っているうちに、身体を天地逆転させて椅子に腰かけるという自由奔放さ。この脱力感こそコムアイの持ち味でしょう。

水曜日のカンパネラ・コムアイが「Mステ」で残したインパクト!2016年3月に世界へ

水曜日のカンパネラが、2016年2月26日放送の「Mステ」に登場し、人気曲「桃太郎」と新曲「ラー」の2曲を披露しました。現在の音楽シーンに「どのグループも似たような音楽」「もうミュージシャンは出尽くしているから、これ以上いらないんじゃない?」と疑問を呈しているコムアイ。

さすが「Mステ」でも、固定されたパネル枠内を設置して、自らを紙芝居のように見立て、写真撮影で使われるような顔ハメパネルを駆使したり、唐突に卓球ラケットを素振りするなど、全く意味不明なパフォーマンスで、視聴者を「?」の世界へいざなってくれました。水曜日のカンパネラを知らない人たちの間では、番組終了後も「あれは何?」と困惑する声も。

10~20代には、「魂の16連射」「高橋名人」という歌詞のセンスが全く分からない「桃太郎」が、単に、おとぎ話を緩くもじった面白いラップに聴こえただけかもしれません。シューティングゲームで16連射を披露して伝説的存在となったハドソン社員・高橋名人は、80年代に少年時代を送ったファミコン世代に共通する憧れの存在。

音楽にすでに膨満感を覚えていたこの世代の大人たちは、「PCエンジンByハドソンに吹いた」と歌うコムアイのセンスに狂乱し、色めき立っています。1992年生まれのコムアイになぜこのようなセンスが備わっているのかは全く謎ですが、これも、彼女が慶應義塾大学在学中のインテリだからなのかもしれません。

「Mステ」で、日本テレビ界類を観ないインパクトを残した水曜日のカンパネラ。インディーズながら、3月15日には、世界最大規模の音楽・映画・ITコンベンション&フェスティバル「SXSW2016」で世界デビューも果たします。2016年は、コムアイのパフォーマンス中毒者が世界にも蔓延しそうですね。

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