中村佳穂は天才シンガー!「竜とそばかすの姫」に声優としても出演

中村佳穂が「竜とそばかすの姫」に出演!本職の声優が少ない理由とは?


中村佳穂のプロフィール
◆生年月日:1992年5月26日
◆出身:京都府
◆身長:非公開
◆血液型:非公開
◆所属事務所:SPACE SHOWER MUSIC

中村佳穂が「竜とそばかすの姫」ヒロインに大抜擢!

中村佳穂(なかむらかほ)ミュージシャンながら、2021年7月16日に公開された細田守監督のアニメ映画「竜とそばかすの姫」で主役の内藤鈴ことベル役に大抜擢され、一気に注目の存在となりました。

中村佳穂にとって声優は初挑戦でしたが、同作は公開から3日間で約9億円の興行収入を記録。カンヌ国際映画祭でも上映されました。

細田守は映画の公開前に映画情報サイト「シネマトゥデイ」のインタビューを中村佳穂と一緒に受けた際「原稿を読んでもらったら『この人だ!』と」と語り、自身が思い描くヒロイン像にピッタリだったと明かしています。

中村佳穂がベルを演じた「竜とそばかすの姫」の声優陣が豪華と話題に

中村佳穂が出演している「竜とそばかすの姫」は、声優陣が豪華なことでも話題を集めました。

劇場公開直前の7月6日に行われた同作の完成報告会見まで解禁されなかった「竜」は佐藤健、すずの同級生・しのぶ、カミシン、ルカは、成田陵、染谷将太、玉城ティナが担当。すずの父親は「バケモノの子」の熊徹、「未来のミライ」のじいじで細田守作品に出演した役所広司、すずをいつも気にかける合唱隊のメンバーに、森山良子、岩崎良美、清水ミチコ、坂本冬美と、錚々たる顔ぶれが揃いました。

〈U〉の世界で竜を追う自警団「ジャスティス」のリーダー・ジャスティンに森川智之、YouTubeで活躍するコンビのひとかわむい太郎、ぐっとこらえ丸に宮野真守、竜の正体ではないかと疑われるアーティスト・イェリネクに津田健次郎と人気ベテラン声優も出演しているものの、主要キャストは声優が本業ではない俳優陣がキャスティングされたことから、一部アニメファンからは疑問を呈す言葉も上がりました。

しかし、〈U〉の世界では圧倒的人気を得る歌姫・ベルとなるヒロイン役の声優にミュージシャンの中村佳穂を抜擢したことに関しては、ネット上の口コミでも「その声にすっかりファンになってしまいました」「歌声がマジ圧巻」など、中村佳穂で正解だったという意見が多数みられます。また、メインキャストを務めた俳優陣も実力派が集結したことで、評価する感想が多かったようです。

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中村佳穂の大学はどこ?天才シンガーと言われる理由とは?

中村佳穂は遅咲きの天才シンガー?

中村佳穂は現在も生活する京都で生まれ育ち、大学も地元の京都精華大学へ進学しています。「竜とそばかすの姫」公開にあわせて読売新聞のインタビューに応じた際、中村佳穂はこの大学時代が大きな転機になったことを明かしています。

歌手か絵描きのどちらかになると幼稚園の頃には決めていたという中村佳穂。高校に進学してから3年間悩んだ末にどちらか一方を選びきれず、「美大で絵を描きながら音楽活動をする」と決意し、美大に合格します。しかし、音楽に対する思いの方が強いことに気付き、入学を辞退。1年かけて大学を選び直したのだそう。

京都精華大学・人文学部へ進学した中村佳穂は、20歳で音楽の道を歩き始めます。しかし音楽活動の始め方が分からず、「音楽 始め方」とネット検索してライブハウスの存在を知るような状態でした。さらにオーディション挑戦も考え、カバー曲では合格できないかもしれないとの思いで曲づくりを始めたといいます。

「曲作りは絵を描くのと同じで、結構自然にできました」と語る中村佳穂。メロディーが浮かんだ時に録音しておいた鼻歌を後で聞き返し、良いと思えたらきちんと作るのだそう。専門的な勉強をしたわけでもないのに音が泉のように湧き出てくるのは、天賦の才能という他ないでしょう。

中村佳穂を米津玄師がリスペクト!「関ジャム」でも話題に

中村佳穂が2018年11月7日にリリースしたセカンドアルバム「AINOU」が、「APPLE VINEGAR -Music Award-」大賞を受賞しました。同賞は、2018年にアジカンの略称で人気のロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカル・後藤正文が創設。将来有望なミュージシャンのアルバムに贈られるもので、若手の育成と支援を目的としています。

演技も声優も初挑戦ながらアーティストならではの感性で「竜とそばかすの姫」のヒロインを演じ切り、一躍注目を浴びた中村佳穂ですが、米津玄師が同アルバムの収録曲「きっとね!」をツイッターで「さいこー。」と絶賛。また、2019年1月20日に放送された「関ジャム 完全燃SHOW」の「売れっ子音楽プロデューサーが選ぶ2018年の年間ベスト10」で取り上げられたことをきっかけに「AINOU」のビルボード週間アルバムチャートが前週の97位から26位と大きくランクアップするなど、ブレイク前から音楽業界では話題のアーティストでした。

そんな中村佳穂の作り出す音楽は、抜群の演奏技術でピアノを弾き語り、エレクトロアレンジを加えているのが特徴。「アイアム主人公」のようにラップのようなボーカルスタイルを取り入れた曲もあり、幅広いアレンジ力と表現力の高さが絶賛されています。

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中村佳穂が「そのいのち」のライブ映像公開!変わった歌詞には意味がある?

中村佳穂の「そのいのち」は泣ける一曲!ライブ映像も公開

中村佳穂のセカンドアルバム「AINOU」に収録された「そのいのち」は、中村佳穂を代表する一曲になっています。

同曲は「竜とそばかすの姫」の監督・細田守もお気に入りの一曲。ライブで聴いて「わあ、すごい!」と衝撃を受けたことを、前述の「シネマトゥデイ」のインタビューで告白しています。

中村佳穂は2021年6月2日に開催したワンマンライブ「うたのげんざいち 2021」でも、ソングライターの君島大空とガールズバンド・Colloidをゲストに迎えた特別バージョンで「そのいのち」を披露。その模様を収めたライブ映像が、同年8月30日にYouTubeの中村佳穂公式チャンネルで公開され、「歌声を聴いてるとなぜか涙が流れてしまう」「前に進む力をくれる曲」「ライブでこの歌の振動を体感したい!」など、中村佳穂の歌声に癒されるファンからのコメントが多数寄せられています。

中村佳穂が「AINOU」制作秘話を告白!「そのいのち」の歌詞をアジカン後藤が絶賛

中村佳穂は「APPLE VINEGAR -Music Award-」の大賞受賞者として後藤正文と対談した際、「そのいのち」が収録されたアルバム「AINOU」の制作秘話を明かしました。

スタジオでは集中力を維持できないからと一軒家を借り、サポートメンバーと1週間くらい集中して作業した後に解散。またしばらくして集合という繰り返しで、2年ほどかけて「AINOU」を完成させたという中村佳穂。目の前に広がる畑を見ながら、キャンプのように過ごす中で曲を作り上げていったと語っています。

また、「そのいのち」に登場する「はいからいきゅねんいっけんどし」「いけいけいきとし GO GO」といったユニークな歌詞は「バーッと出てきた時に一番近い言葉で歌ってます」「一番素直な状態の言葉」と、歌詞が浮かんだ時の感性を大切にしていることを明かしました。

そんな中村佳穂の世界観を、後藤正文は「クリアな言葉になってないのに伝わる」「プリミティブで未整理のまま、感情が飛び込んでくるんです」と独特ながらもすんなり受け入れられるとし、「すごい音楽」と評価しています。

「竜とそばかすの姫」の監督を務めた細田守にも、「中村さんが特別なのは、歌を大事にしていて、歌からも愛されているということ。歌との距離が近い」「日本語が分からない人に聴かせても良い歌だと伝わる特別な力だと思う」と絶賛される中村佳穂。ライブに5億人が集まるほどの歌姫・ベルと重なる魅力があるからこそ、彼女の曲や歌声は多くの人の胸に深く染み入るのではないでしょうか。

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