麻倉未稀「スクールウォーズ」主題歌シンガーの現在!写真集出版は衝撃的だった!
麻倉未稀は大ヒット曲「スクールウォーズ」主題歌シンガー!現在は?!
麻倉未稀は、ドラマ「スクールウォーズ」の主題歌「ヒーロー」を歌ったことでも知られる女性シンガーです。「スクールウォーズ」は、1984年10月から、TBS系で毎週土曜日に放送されたラグビーをテーマにした学園ドラマ。ピーク時には、20%を超える視聴率を誇った人気ドラマでした。
「スクールウォーズ」にどっぷりはまった人にとっては、麻倉未稀の楽曲といえば、「ヒーロー」でしょうが、実は、麻倉未稀最大のヒット曲は、ドラマ放送の前年に発表した「黄昏ダンシング」です。「スクールウォーズ」の主題歌である「ヒーロー」は2番目となるヒット曲で、当時の麻倉未稀は、立て続けにヒットを飛ばしていたことが分かります。
いまだ「ヒーロー」のイメージが色濃く残る麻倉未稀ですが、現在では、歌の実力を生かしてミュージカルに出演しているほか、競馬番組への出演、東日本大震災の被災地でライブを行うなどの活動を行っています。
麻倉未稀の写真集出版は衝撃的だった!ヌード!?
麻倉未稀は、1993年にヌード写真集「Si」を出版しています。撮影したのは、写真界の巨匠と呼ばれる大竹省二です。もともと、麻倉未稀は、大竹省二のカメラマン60周年を記念する個展の被写体の1人だったのですが、大竹省二が、突然「写真集を出そう」と提案したといいます。
しかも「服を着ていたら本が売れない」ということで、ヌード写真集になることに。当初は断った麻倉未稀でしたが、夫に相談したところ、「やってみたら」といわれ、自身も「視野を広げることになるかも」と考えて撮影を決断したそうです。最初は思いもしなかったヌード撮影を終えた麻倉未稀は、「自身も気づかない面を引き出してくれた」と、自身を新境地に引き出してくれた大竹省二には感謝のコメントをしています。
とはいえ、当時は、都会派美人シンガーといわれていた麻倉未稀がヌード写真集の出版が世間に与えた衝撃は相当なものでした。
麻倉未稀「ミスティトワイライト」でデビュー!プロフィールや結婚は?
麻倉未稀は「ミスティトワイライト」で歌手デビュー!
麻倉未稀は、CMソングにも起用された「ミスティトワイライト」で歌手デビューをしています。1981年にリリースされたこの曲は、オンワード樫山の1ブランド「ジェーン・モア」のCMに使われたことから広く知られるようになりました。この1981年当時といえば、松田聖子や松任谷由実などの実力派シンガーの曲がヒットしていた時代。寺尾聡の「ルビーの指輪」も同年の作品です。実力派揃いの中でも、パワフルなのにジャジーでセクシーな歌声の麻倉未稀は際立っていたのでしょう。
その後も、麻倉未稀の楽曲は、「スチュワーデス物語」の主題歌「What a feeling~フラッシュダンス」などドラマの主題歌をはじめ、CMや映画に起用され、ヒットを飛ばし続けます。この「What a feeling~フラッシュダンス」や「ヒーロー」は、アメリカでヒットしていた楽曲のカバー曲です。原曲のもつメロディラインを生かし、洋楽のテイストも残しながら、日本語詩の世界観をストレートに伝える力量においても、麻倉未稀は随一の才能を発揮したといえるでしょう。
麻倉未稀のプロフィールや結婚は?子供や夫は?
麻倉未稀は、現在も歌手として活動しています。歌うジャンルは幅広く、ポップスにとどまらず、ジャズやクラッシクなどまでこなしています。「ヒーロー」やヌード写真集が話題になることも多い麻倉未稀ですが、結婚など、プライベートに関するプロフィールが気になります。麻倉未稀は、1998年に最初の夫と離婚しており、この夫との間には子供がいたようです。
その後、2007年に現在の夫と再婚しますが、お相手は一般男性らしく、情報はほとんどありません。実は、麻倉未稀自身のプロフィール情報も、1960年に大阪府大阪市に生まれた56歳で、本名が旧姓・村上徳子、身長160cmで、スリーサイズがB90、W60、H88というくらいしかありません。しかし、公式ブログを見ると、現在は湘南に住んでいるらしいことが分かります。あえてプライベートに関するプロフィール情報を出さないのは、歌唱力で勝負したいという麻倉未稀の気持ちのあらわれなのかもしれません。
麻倉未稀が生で歌う「ヒーロー」にラグビー日本代表田中史朗が感動!
麻倉未稀が、ドラマ「スクールウォーズ」のブルーレイディスク版「泣き虫先生の7年戦争 スクール☆ウォーズ Blu-ray BOX」の発売を記念して行われたトークショーに出演しました。トークショーには、スクールウォーズ主演の「泣き虫先生」こと山下真司と、ラグビー日本代表の田中史朗も参加し、ドラマ放映当時の話題で盛り上がったそうです。
1984年当時といえば、ドラマ内でも描かれていたような非行や校内暴力が社会問題になっていました。「スクールウォーズ」は、そうした若者たちのリアルな側面を描きつつ、全くの無名の弱小チームが、熱血教師の指導によって、高校ラグビー全国大会優勝を果たす、という小気味のよいサクセスストーリーも同時に描いてみせたことで、同じTBS系ドラマ「不良少女と呼ばれて」と共に大ヒットしています。
トークショーの最後には、麻倉未稀が「ヒーロー」を生歌で熱唱するというサプライズも!これに感動した田中史郎が、「鳥肌が立ちました」とコメントし、イベントは往時のファンたちの熱気にあふれ、大盛況のうちに終了しました。麻倉未稀は「スクールウォーズ」の主題歌を歌ったシンガーとして、現在でも、関連イベントに参加しています。所属事務所のHPでは、「麻倉未稀は日本ラグビーを応援します!」との宣言も行っているので、2019年に開催されるラグビーワールドカップ日本大会では、麻倉未稀の新たなラグビー応援ソングが聞かれるかもしれませんね。
最近は、35周年記念アルバム「Voice of Power」の発売記念イベントでも忙しい様子の麻倉未稀。旅番組への出演などもあるものの、「ボーカリストであるとの気持ちが強い」と発言していますので、35周年を機に、さらなる積極的な音楽活動にも期待したいところです。