奥山由之の使用カメラは写ルンです!?気鋭カメラマンの写真がスゴイ!

奥山由之の使用カメラは写ルンです!?気鋭カメラマンの写真がスゴイ!

奥山由之の使用カメラが「写ルンです」ってホントなの?

奥村由之(おくやまよしゆき)は、プロのカメラマンでありながら、撮影には、簡易カメラの「写ルンです」を使用しているという噂があります。奥村由之は、30代でも若手といわれる写真界において、若干25才ながら、すでにその才能を開花。個展や写真集をはじめ、広告や雑誌の写真も手掛けています。

奥山由之が、昭和世代にはなつかしい感もある、レンズ付きフィルムカメラの「写ルンです」を使用しているという噂は本当のようです。自身のツイッターにアップした写真にも、大量の「写ルンです」が写っています。富士フイルムが1986年に発売した「写ルンです」は、手軽に写真が撮れるということで、発売開始当時から爆発的なヒット商品になりました。

しかし、デジタルカメラの普及と共に、一時期の販売数は低下の一途。そうした風潮の中でも、奥山由之は、デジタルカメラを使わず、フィルムカメラと、「写ルンです」を愛用しています。

奥山由之は気鋭カメラマン!インパクト大の写真がスゴかった!

奥村由之は、「写ルンです」を使用することで話題になったプロカメラマンですが、最初に注目を浴びるようになったのは、もちろん、彼の写真が素晴らしかったから。第34回写真新世紀では優秀賞を受賞した奥山由之は、第47回講談社出版文化賞の写真賞も受賞しています。写真集も5冊を既刊しているなど、今最も注目されているカメラマンといえましょう。

奥山由之の写真の魅力は、一言でいえば、インパクトがあること。必ずしも被写体がしっかり写し出されているわけでもない、今まで見たことのない雰囲気の写真ばかりで、アーティスティックな才能を感じさせられます。2012年からは、ほぼ毎年個展を開催している奥山由之。

2016年にも、すでに2回の個展が開催され、いずれも好評を博しました。写真展「The New Story」で、発売後にすぐに完売してしまったという写真集「The New Story」は、最近あらためてスペシャルエディションが刊行されているほどの人気ぶりです。

奥山由之写真集「girl」の魅力!出身高校、大学、プロフィールは?

奥山由之の写真集「girl」の魅力とは!

奥村由之は、これまでに、写真集5冊を既刊していますが、ここでは、2012年に出版された最初の作品である「girl」の魅力をご紹介。「girl」の被写体は、女性たちと風景です。「girl」には、淡く不思議な印象の光に包まれた写真が多く、使い古された言い回しかもしれませんが、被写体の輝く一瞬を、見事に切り取っているといえます。

自身初めての写真集「girl」に関するインタビューでは、「10代後半に写真を撮るようになって以後、初めて自分の『感情の置きどころ』を見つけられた」と語っている奥山由之。「girl」のテーマについては、「心の浮遊」や「気持ちの揺らぎ」、そして「緩やかな憂鬱」や「記憶の記録」といった言葉を使って表現しています。

収められた1枚1枚の写真は、たしかにとらえどころがないようにも感じられる奥村由之の写真集「girl」。しかし、見ているうちに、未知なる感覚を開かれるような印象を抱かされます。これこそが、実際に見た者にしか体感できない「girl」の魅力といえそうです。

奥山由之の出身高校、大学、プロフィールを探る!?

奥村由之は、1991年生まれで、東京都在住です。慶應義塾高等学校から、慶應義塾大学法学部に進学しました。慶應高校時代は、映像作品の制作に注力していたようで、2007年には、第2回全国高校生映画コンクールで、グランプリを受賞しています。その後は、カメラマンとして、2011年に第34回写真新世紀優秀賞、2016年に第47回講談社出版文化賞写真賞を受賞。まだ25才の若さでありながら、これまでに、すでに3つの大きなタイトルを受賞してきました。

ちなみに、現在も映像作家の肩書も持つ奥山由之ですが、これは、映画プロデューサーである父・奥山和由の影響も強いといえそうです。祖父である奥山融は松竹の元社長を務めているなど、奥山家は、芸術に関してエリート一家。その血統を色濃く受け継いでいる奥山由之の才能が本格的に花開くのは、実はこれからなのかもしれません。

奥山由之は今最も注目される写真家であり映像作家!創作の極意は「楽しむこと」

奥村由之は、若干25才でありながら、早くもその才能を開花させているカメラマンです。写真はもとより、映像作家としても活動しており、ロックバンドのサカナクションやポップグループのSuperflyなどのPVも手掛けています。2016年10月1日から23日までは、キッズファッション誌「ミルクジャポン」の創刊10周年記念フォトエキシビジョンにて、かつて表紙を飾る写真を撮っていた奥山由之をはじめとする、9人の実力派カメラマンの作品が展示されていました。

開催中は、「ミルクジャポン」のファッションストーリーをまとめた会場限定のフォトブックも販売され、人気を博していたようです。ますます注目が集まりつつある奥山由之は、NHKのEテレで放送されている「SWITCHインタビュー達人達(たち)」にも、俳優・松坂桃李の希望によって出演しました。

番組では、お互いの仕事場を訪ねあい、それぞれアプローチの方法は違うものの、共通する表現へのこだわりなどについて、熱く語り合っています。そんな奥村由之の創作活動のスタンスの一端が、ECサイトCINRA.STOREに掲載されているインタビューで明かされました。

自身が楽しめない作品では、誰の心も動かすことができないと語る奥村由之は、今後も作品制作の過程を「楽しみたい」と一言。これからも、自身が楽しみながら創りあげる作品で、鑑賞者の心を捉えて離さない彼オリジナルの世界観を築いていくことでしょう。

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