石川ひとみはアイドル時代のかわいさが健在!本名やプロフィールは?
石川ひとみはアイドル時代のかわいさが健在!今もなお活躍中!
石川ひとみは、1980年代に、「まちぶせ」が大ヒットしたアイドル歌手です。アイドルらしい可憐なルックスもさることながら、その歌唱力も高く評価されていました。1959年生まれの石川ひとみは、間もなく60代に突入する年齢ですが、その小鹿のようなかわいらしさはアイドル時代と全く変わりません。
というより、昔よりも綺麗になったという声すら聞かれるほどです。2014年には、ベストアルバム「ゴールデン☆アイドル石川ひとみ」をリリースするなど、永遠のアイドルとして、今もなお活躍中です。
石川ひとみの本名やプロフィールは?グラビアでも活躍していた!
石川ひとみは、1959年9月20日生まれで、愛知県の出身です。名古屋短期大学付属高校2年の時に受けたオーディション番組「君こそスターだ!」で、優勝を果たしています。1978年に、キャニオンレコードNAVレーベルから「右向け右」で、本名の石川ひとみ名義でデビュー。スタイルの良さから、グラビアの仕事で水着姿になることも多かった石川ひとみですが、実は水恐怖症のため、芸能界に入るまで水着は持っていなかったそうです。
水恐怖症は、生まれて間もない頃に伊勢湾台風に見舞われたことが原因だと明かしています。歌手やグラビア以外でも、NHKの人形劇「プリンプリン物語」に声優として出演、紅白歌合戦への出場、司会業をこなしたりと、順調に芸能活動を続けていた石川ひとみ。
しかし、1987年に、慢性B型肝炎を発症したため、芸能活動の休止を余儀なくされました。1年間の自宅療養を終えた石川ひとみは芸能活動を再開させ、1993年に、ミュージシャンの山田直毅と結婚。現在は、歌手活動以外にも、NHKの子供やファミリー向けの番組などにも多く出演しているほか、自身の体験をもとにB型肝炎に関する講演活動も行っています。
石川ひとみを襲った病気とは?結婚した夫・山田直毅や子供は?
石川ひとみを襲った病気とは?B型肝炎のキャリアと分かっていたが……
石川ひとみを襲った病気、B型肝炎は、放っておくと肝硬変や肝癌になる可能性もあると言われる病気です。彼女の場合は母子感染によるものでした。血液検査を受けて、自身がB型肝炎のキャリアであることは知っていた石川ひとみですが、発症していない当初は、それほど重大なこととは思っていなかったと言います。しかし、過度の疲労や、突然のめまい、食欲や体力が落ちていくなどB型肝炎の症状に見舞われ始めます。
かなりの重度で、即入院となりました。疲れが取れない状況を自覚しつつも、自分が精神的に弱いせいだと思い込んでいたという石川ひとみ。結局、初挑戦だったミュージカル出演も諦め、自宅での療養生活を続けることとなります。その結果、当時所属していた事務所との契約は破棄されました。当時は、B型肝炎という病気を正しく理解している人が今よりもさらに少なかったため、感染するのではないかと恐れられ、周りから避けられたりもしたそうです。
石川ひとみが結婚した夫・山田直毅や子供は?病気に対しても良き理解者
石川ひとみは、B型肝炎を発症して回復した後に、山田直毅と結婚しました。作曲・編曲家としても活動している山田直毅は、石川ひとみの曲「いつわり」「坂道」などを作曲しているほか、小柳ゆきやBEGINなどにも曲を提供しているミュージシャンです。石川ひとみ曰く、「B型肝炎は、自己管理と症状が比例しないので、どれほど気を付けていても発症が予測できない病気」。そのため、常に怖さを抱いているものの、病気の良き理解者でもある夫・山田直毅の存在が心の支えになっているそうです。
そんな石川ひとみと山田直毅の間に子供はいません。母子感染によるB型肝炎発症で苦しい思いをしている石川ひとみは、自分の子供に感染することを恐れ、あえてつくらなかったのではないかという話もありますが、本当のところは図りかねますね。NHK教育テレビ「母と子のテレビタイム日曜版」にお姉さん役で出演し、パペット人形のニャンちゅうと掛け合いを見せていた石川ひとみは、当時の子供たちにとって、母親ならぬ永遠のお姉さんとも言えそうです。
石川ひとみB型肝炎発症から続いた苦悩の日々とは!?「プリンプリン物語」再放送決定!
石川ひとみが慢性B型肝炎を発症したのは27歳の時でした。闘病生活を経て元気に活躍している現在は、治療薬も飲んでおらず、普通の生活を送っています。しかし、いつ再発するかは分からないのが慢性B型肝炎。そのため、自己管理を怠ることなく、ウィルスとうまく共存しているという感じだと語っています。
石川ひとみは、B型肝炎発症後、症状のつらさよりも、周りからの偏見に苦しんできました。B型肝炎は、血液や体液以外から感染することはありません。しかし、握手するだけで感染すると思っている人も少なくはなく、街中で握手を求められた時に、「B型肝炎の人だから、握手したらうつるよ」という声が聞こえ、出した手を引っ込められたこともあったと言います。それでも前向きに生きようと必死だった石川ひとみは、新しいことにチャレンジしてみようと、スイミングスクールに通うことを決意。
しかし、ここでも「病気がうつるから辞めさせてほしい」という声が出たと知ることに。それらは、「もう涙も出ないよ」と思うほど辛い経験でした。発症から30年という長い間、このような偏見にずっと耐えてきた石川ひとみですが、だからこそ、「堂々と生きよう」という底力を持つことができたそうです。現在は、B型肝炎に関する正しい知識を持って欲しいという思いから、執筆や講演活動も行っている石川ひとみ。
2017年7月からは、かつて主役プリンプリンの声を担当していた大人気人形劇「プリンプリン物語」が再放送されることも決定しています。38年ぶりのかわいらしいプリンセスの登場には、現代の子供たちも夢中になることでしょう。石川ひとみには、これからも病気に負けず、可愛い笑顔を見せ続けてほしいですね。