橋爪功 身長、体重は?嫁、娘、息子は?
橋爪功 筋金入りの新劇人は今や超売れっ子男優
たとえ芸能界やテレビドラマに疎い人も、この俳優を知らない人はいないでしょう。橋爪功。1941年生まれ、すでに74歳。身長168cm、体重63kgと、年齢に似合わずスマートな体型。
スーツやカジュアルスタイルをサラリと着こなし、その飄々した演技、独特のセリフまわしは、一度彼を見たら忘れることができません。橋爪功は、テレビ朝日「京都迷宮案内」の新聞記者役を始め、2時間ドラマ、特番ドラマの主役、重要なバイプレーヤー役を演じ、シリアスドラマもコメディもこなすベテラン俳優として、今や引っ張りだこです。しかし橋爪功が実際にテレビで主役を演じるようになったのは50歳を過ぎてからで、それまではずっと新劇の人でした。日本の演劇である歌舞伎に対して、海外の劇作を翻訳して演じる芝居を、かつて新劇と呼んでいました。戦前からある文学座や俳優座、そして戦後生まれた劇団民藝などでは、それぞれに所属していた多くの俳優たちが、自らの芝居を求めて集合離散を繰り返してきました。そして1975年、橋爪功は作家芥川龍之介の長男、芥川比呂志とともに、演劇集団円を結成し、現在ではその代表も務めています。
橋爪功 二度の結婚の間に、稀代の毒婦と同棲生活
橋爪功はかつて、元宝塚の女優と結婚し、子供が1人できましたが離婚します。そして1981年、橋爪功は女優小川真由美と婚約。小川真由美には前夫細川俊之との間に娘が一人いましたが、橋爪功と小川真由美の二人は4年間同棲して、結局、婚約を解消します。その後、橋爪功は、20歳年下の一般女性を嫁とし、2人の子供に恵まれます。その一人が若手俳優の橋爪遼ですが、2012年、新宿二丁目で飲んで泥酔していたところを薬物疑惑で職質されます。結果はシロであったものの、親の名声に飛んだキズをつけてしまいました。息子橋爪遼は、その後もあまり売れてはいないようです。
橋爪功 結婚歴が華麗だった!小川真由美と結婚をしなかった真相
橋爪功が愛欲に溺れた、小川真由美というバンプ女優
橋爪功は中々のプレーボーイであったようで、こう見ていくと華麗な結婚歴のようですが、同棲していた小川真由美の関係だけは違っていたようです。小川真由美は、その大ぶりな容貌に妖艶で退廃的な魅力を秘めた女性で、一時はテレビや映画でも売れっ子の女優でした。例えば横溝正史原作の映画「八墓村」で見せた、あの鬼気迫る演技はまさに彼女そのものであったかもしれません。実際の小川真由美もまた、極めてエキセントリックで偏った性格の持ち主であったようで、奔放な男性関係、自分の娘に対するネグレクト、新興宗教への依存と金銭問題など、彼女は歳を取るにつれ、女優業を続けていけないぐらい、生活が荒んでいきます。
橋爪功 前夫細川俊之の娘は見た!毒婦小川真由美との同棲
その凄惨な転落人生は、前夫である細川俊之の娘、小川雅代が書いた「ポイズン・ママ 母・小川真由美との40年戦争」で暴露されています。当時、まだ多感な少女であった雅代は、橋爪功と小川真由美とのあけすけな愛の営みをひどく嫌悪し、決して橋爪功にはなつかなかったようです。それでも、あの飄々とした橋爪功が、4年間も小川真由美から離れられなかったのは、小川真由美が毒婦として、男性にとって恐るべき魅力にあふれた女性だったということでしょうか。橋爪功が小川真由美と結婚しなかった真相は、これら様々な問題が表面化したことにあります。結局、橋爪功は、小川真由美から逃げ出すように婚約を解消したのでした。
橋爪功 嵐・二宮和也出演“泣ける”ファンタジー映画で、また「いい人」
橋爪功は、この冬映画に出演します。嵐の二宮和也と吉永さゆりが主演する「母と暮らせば」です。山田洋次監督の83作目となるこの作品。終戦から3年後、長崎の原爆で亡くなったはずの息子が、ある日母親のもとに現れることから始まる親子の物語で、映画のキャッチコピーは、「やさしく泣けるファンタジー映画」です。橋爪功の役は、二宮和也演じる浩二の恩師・川上教授役で、たぶん滋味あふれるいい人の役なのでしょう。けれども橋爪功本人は、どちらかと言えば、善人とも悪玉ともつかぬ懐深い人間を演じたいのだそうです。新劇人として橋爪功が凄みを見せたのは、NHKドラマ「海も暮れきる」で、酒乱の俳人、尾崎放哉を演じた時でした。原作者の吉村昭は、その迫真の演技に、橋爪功が本物の酒乱ではないかと疑い、一緒に酒を飲むときに恐怖を覚えたというエピソードがあります。また、ある企業映像のナレーターを引き受けた橋爪功は、スタジオにジーパンとサンダル姿でふらりと現れたかと思うと、簡単な打合せをし一度映像を見ただけで、NGなしで完璧なナレーションをこなしたそうです。橋爪功の真の実力がうかがい知れるエピソードではないでしょうか。ここ数年の間に多くの名優たちが亡くなっていきました。だからこそ、日本の演劇・映像業界の重鎮として、橋爪功のなくてはならない存在感がより重要性を増しているのです。今や、その地位は不動のものとなっています。