さや香は「強い気持ち」ネタが人気のお笑いコンビ!コンビ名の由来は?
さや香は「強い気持ち」ネタはさや香・新山士彦の口癖に由来?「新しい波24」の出身だった!
お笑いコンビ「さや香」……この名前を耳にして誰しも思うことでしょうが、女性の名前のようです。しかし、さや香はれっきとした男性2人からなるお笑いコンビ。これまで賞には縁がありませんでしたが、2017年に入って「第38回今宮子供えびすマンザイ新人コンクール」で優勝し、「M-1グランプリ2017」決勝へも進出するなど、ブレイクしつつあります。
吉本興業に所属するさや香は、大阪NSC(吉本総合芸能学院)34期生同士で、2012年にコンビを結成しました。お笑い界の次世代スター発掘を目的としたフジテレビのバラエティ番組「新しい波24」出身者でもあります。ハイテンションで勢いのあるしゃべりを持ち味とし、ネタに多用する「強い気持ち」というフレーズも人気を博しているさや香。メンバーは、ボケ担当の新山士彦(にいやまのりひこ)と、ツッコミ担当の石井誠一(いしいせいいち)です。
新山士彦は、1991年10月17日生まれで、大阪府東大阪市出身。特技は恋愛相談で、好きな物は野球観戦と阪神タイガースという大の野球好き。真面目で、熱血肌な性格から口癖になっているという「強い気持ち」は、ネタにも使われます。石井誠一は、1988年5月28日生まれで、大阪府大阪市出身。濃い顔立ちが特徴ですが、性格は人見知りとか。「M-1グランプリ2017」出場をきっかけに、大ブレイクするか要注目です。
さや香はNSC同期生でコンビ結成!コンビ名の由来は「女の子の名前」?
これまでに何度となく女性コンビと間違われたであろうさや香。間違われた分だけ記憶に残りやすいですから、得しているのかもしれません。ともに大阪NSC34期生だった新山士彦と石井誠一は、意気投合するままにコンビ結成。コンビ名の由来は、どちらかの彼女の名前から取ったのではないかと思う方もいるかもしれませんが、全然違います。
さや香というコンビ名には、名付け親がいました。それが、2017年9月に解散したお笑いコンビ、スーパー・ノヴァの橋本拓也です。彼から「ひらがなに漢字1文字の女の子の名前にしてみては?なかなかそんなコンビ名見たことないし」と提案された2人は、迷った末に「さや香」に決定。名付け親の狙い通り、インパクトのあるコンビ名になりました。
普通ならば、女の子の名前をコンビ名に使うなど尻込みしそうなものですが、それを受け入れた2人の度胸には脱帽です。
さや香・新山士彦の元カノはナンバーワンキャバ嬢?さや香・石井誠一のダンスネタは一見の価値アリ!
さや香・新山士彦は元カノがナンバーワンキャバ嬢?「強い気持ち」で落とした?
真面目な性格だというさや香・新山士彦ですが、その道ではなかなかのスゴ腕らしく、元カノが、大阪・北新地でナンバーワンを誇ったキャバクラ嬢だったという話は有名です。北新地といえば、「キタ」の俗称でも知られる大阪屈指の繁華街。東京ならば銀座に相当する場所ですから、そこのナンバーワンキャバ嬢をものにしたとは相当なモテっぷりと言えます。
キタのナンバーワンキャバ嬢と言えば、ルックスもさることながら、毎夜男性に言い寄られているという、言わば「難攻不落の名城」。その名城を落としたのですから、さや香・新山士彦は、売れない芸人でありながらも、金も地位もある殿方を差し置いての大殊勲を遂げたことになるでしょう。
これは立派な武勇伝です!さや香・新山士彦が語ったところでは、ナンバーワンキャバ嬢の元カノも、持ち前の「強い気持ち」で落としたとか。しかし、あくまで元カノであり、別れて以降は特定の彼女がいないというのが現状のようです。
さや香・石井誠一のダンスがキレッキレ!自称「ダンシング芸人」のダンスは一見の価値あり!
さや香の石井誠一の特技はダンス。かなりキレッキレな踊りっぷりだと評判をとっています。実際、過去に出演していた「新しい波24」でもダンスを披露していますが、これが評判に違わぬ腕前!さや香には、「このダンス、この曲のほうがしっくりくるでSHOW」というネタがありますが、そのバリエーションも豊富です。
AKB48の「ヘビーローテーション」のダンスを「ドン・キホーテのテーマ」に乗せるのは序の口で、マイケル・ジャクソンの「スリラー」のダンスを「Fit’s(フィッツ)」のCMテーマに乗せたりと、実に達者なダンス芸を見せつけています。Twitterでも自称「ダンシング芸人」とアピールしているだけのことはあり、さや香の枠を越え、ダンスが得意な芸人同士でライブを行うなど、独自の路線でも活動中です。
コンビ結成6年目にしてM-1初出場!「歌のお兄さん」ネタで2018年につなげるか
漫才の実力No.1を競う「M-1グランプリ2017」決勝進出者が発表された時に、本命視されるとろサーモンや和牛ら実力者に交じり、ひそかな話題を呼んだのが初出場のさや香でした。メンバーの石井誠一と新山士彦はともに20代と若く、出場したコンビの中では、ほとんど無名に近い状態だったさや香。それもそのはず、活動の軸を関西に置き、大阪でようやく期待の若手コンビとして注目されつつある段階ですから、全国的に知名度が乏しいのも当たり前です。
しかし、その知名度の乏しさこそがさや香の武器。大舞台でダークホースとなる可能性も噂されていました。肝心の結果は……、驚きのハイスコアとまではいきませんでしたが、「歌のお兄さん」ネタで、観客の気持ちをしっかりつかみ、審査員たちから一定の評価を集めることに。翌日の報道では、さや香の強心臓ぶりを讃える記事が躍りました。
そもそも、コンビ結成6年目にしてM-1初出場を果たしたことは快挙です。開催前の記者会見では、優勝賞金1000万円の使い道を聞かれて、「お金がなくて歯が3本ないので、いい歯を入れたい」「いいズボンとパンツを買いたい。破れた舞台衣装の脇を自分で縫ってるもんで」と涙ぐましいコメントをしていた2人。そんなさや香にとって、今回のM-1初出場は、全国的にも知名度を上げるチャンスになったはず。このまま本格ブレイクへと活躍が続いていくことを期待しています。