仙道敦子がドラマ「この世界の片隅に」に出演!息子・緒形敦も俳優デビューしていた

仙道敦子がドラマ「この世界の片隅に」に出演!若かりし頃の人気ドラマは?

仙道敦子がドラマ「この世界の片隅に」に出演!23年ぶりの女優復帰に歓迎の声続々

仙道敦子(せんどうのぶこ)は、1969年9月28日生まれ、愛知県名古屋市出身の女優です。名子役で一躍脚光を浴びた後は、美少女アイドル女優としてドラマや映画に出演していました。歌手としても、シングル4枚、アルバム2枚を出しています。大人の女優に成長した1990年代は、いわゆるトレンディドラマの主演やヒロインとして大活躍していました。しかし、1993年に緒形直人と結婚。しばらく、女優業から遠ざかっていました。

しかし、2018年7月スタートの連続ドラマ「この世界の片隅に」に、仙道敦子がレギュラー出演することが発表されました。「この世界の片隅に」は、アニメ映画として2016年に公開され、同時期に大ヒットした「君の名は。」にも負けないほどの高評価を得て、多くの映画賞を受賞した作品です。

今回ドラマ化されるにあたり、仙道敦子は、主人公の浦野すず(松本穂香)の母親・浦野キセノを演じます。実は、ドラマ「この世界の片隅に」の演出を担当している土井裕泰は、仙道敦子が女優活動を休止する前の最後の出演となったドラマ「テキ屋の信ちゃん5 青春完結編」の演出担当でもありました。

かねてより仙道敦子の演技力を買っていたことが、今回の大抜擢につながったそうです。仙道敦子が23年ぶりに女優復帰するにあたり、ネットでは、「女優復活嬉しいです」「また彼女が観られるのが何とも嬉しい」と歓迎する声が続出しています。TBS日曜劇場は「99.9-刑事専門弁護士-」や「ブラックペアン」など、高視聴率を獲得した話題作が続いている時間帯なので、「この世界の片隅に」は、仙道敦子の女優復帰に相応しい舞台と言えそうです。

仙道敦子が若かりし頃出演した人気ドラマは?

仙道敦子の代表作の1つと言える、1990年に放送されたドラマ「ホットドッグ」は、テキ屋の相京信(柳葉敏郎)と高松友子(仙道敦子)が主役のラブストーリーでした。喧嘩はしないという友子との約束を守り、店の中で複数の男に絡まれても必死に耐えるテキ屋の信ちゃん。その時、代わりに巻き舌で凄んで男たちを黙らせる仙道敦子の迫真の演技が、今なお鮮明に記憶に残っている方も多いに違いありません。

仙道敦子と言えば、映画「オルゴール」も、ファンの間で印象に残っている作品と言えるでしょう。仙道敦子は、主人公・神崎勇次(長渕剛)の妹きよを演じました。クライマックスシーンで、組員たちに拉致され、酷い目に遭ってしまう仙道敦子の体当たり演技は忘れることができません。

仙道敦子の旦那は緒形直人!息子・緒形敦が俳優デビューしていた

仙道敦子の旦那は緒形直人!2人の馴れ初めは?

仙道敦子は、1993年に緒形直人と結婚しました。2人は、松本清張原作の1991年のドラマ「西郷札」で共演しています。仙道敦子が演じた塚村季乃と、緒形直人が演じた樋村雄吾は義理の兄妹。西南戦争や父の死といった悲惨な出来事が続き、家が戦火に焼かれたことから離れ離れになります。その後再会した2人は、血の繋がっていない兄妹だけに、新たな気持ちが芽生えますが、季乃はすでに人妻となっていて……という悲恋の物語でした。

緒形直人は緒形拳の実子で、多くのドラマや映画に出演しています。デビュー当初こそ線の細い若者役ばかりといった印象でしたが、今では演技力で高い評価を獲得。偉大な父の血を譲り受けた緒形直人は、どのような役柄でも演じ切ることができる俳優になり躍進を続けています。

仙道敦子の息子・緒形敦が俳優デビューしていた!「陸王」で山崎賢人の友人役

仙道敦子は緒形直人との間に、2男1女の子宝に恵まれました。1996年6月20日に生まれた長男の緒形敦(おがたあつし)は、2017年に俳優デビューを飾っています。アメリカ留学の経験があり、英語が得意な緒形敦の夢はハリウッドスターですが、決して不可能な目標とはいえません。

何しろ彼の祖父は名優・緒形拳です。祖父と両親に加え、叔父の緒形幹太も俳優という家庭で育った緒形敦は、まさに良血サラブレッドと言えるでしょう。緒形敦が俳優デビューを遂げたのは、大ヒットドラマ「陸王」でした。演じたのは、役所広司演じる宮沢紘一の長男・大地(山崎賢人)の友人で、就活や仕事の良い相談相手となっていた広樹役です。今後も、ドラマや映画への出演が続き、祖父のDNAが開花すれば、父を超える名優になることも夢ではありません。

仙道敦子の堅実な金銭感覚!女優復帰もママ会はファミレスで400円のドリンクバー?

仙道敦子の女優復帰のお祝いなのか、仙道敦子とママ友たちがファミレス「ガスト」でお茶会しているところがマスコミにキャッチされました。女優復帰が決定しても、豪華な食事をするわけでもなく、税抜き399円のドリンクバーで乾杯していたと伝えられています。

長い間専業主婦をしていたことから庶民的な金銭感覚が身についたのか、売れっ子女優時代から堅実な性格だったのかは定かではありませんが、質素な生活ぶりは好感を持って受け止められているようです。

2018年9月には49歳になる仙道敦子は、20代の時とはまた違う演技を見せてくれることでしょう。義父・緒形拳は「演じないこと」が一番の名演技と語っていましたが、仙道敦子の演じていない自然体の演技を、今後色々な作品で見ることができるかどうかも楽しみです。

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