川口覚は蜷川幸雄の「ハムレット」の七代目ハムレット!ドラマ「ホリデイラブ」で存在感発揮
川口覚は蜷川幸雄演出舞台「ハムレット」の七代目ハムレットに抜擢!
演技派俳優の川口覚(かわぐちさとる)は、蜷川幸雄演出の舞台「ハムレット」でハムレット役も演じました。蜷川幸雄版ハムレットと言えば、藤原竜也を思い浮かべる方も多いかも知れません。
川口覚が抜擢されたのは、第7弾「ハムレット」。川口覚が大抜擢された理由は、蜷川幸雄主宰の若手演劇団さいたまネクスト・シアター1期生ということもあったでしょう。「蒼白の少年少女たちによる『ハムレット』」で堂々の主演ハムレットを演じた川口覚は、美しい顔立ちと王子に相応しい風格で周囲を圧倒しました。
川口覚がドラマ「ホリデイラブ」の嫌な主任役でスポットライト!
川口覚は、2018年1~3月まで金曜の深夜枠ドラマに出演していました。不倫をテーマにし、仲里依紗や松本まりかの怪演が話題を集めたドラマ「ホリデイラブ」です。川口覚は、ちょい役ではあるものの、ヒロインたちのホラー級の演技にも負けない、ヒロインの夫が務める会社の主任・斎藤役で存在感を発揮。不平不満ばかりを口にし、部下に横柄な態度を取るという憎たらしい役どころで、しっかり爪痕を残しました。
2015年の高畑充希主演ドラマ「問題のあるレストラン」では、ストーカー役を熱演した川口覚。「怖すぎる」「戦慄が走る」「気持ち悪い」などとツイートされるほど話題を集めたこともありました。川口覚は、豊富な舞台経験も生かした迫力のある演技で、決して期待を裏切りません。
川口覚は結婚している?れまでの出演作品をチェック
川口覚は結婚している?学歴は?
川口覚は、1982年1月9日生まれで、鳥取県出身。安藤サクラや東出昌大、門脇麦など若手実力派俳優を多く擁する大手芸能事務所ユマニテに所属しています。川口覚は、出身校や大学など学歴に関する情報は、学校名どころか大学進学の有無についても公表していません。また、30代半ばを超えていますが、結婚ばかりか熱愛彼女の存在も囁かれたこともありません。演技派として知られる川口覚のこと、プライベートな情報によって、自身のイメージが固定されることを避けているのかもしれません。
川口覚のこれまでの出演作品をチェック!
川口覚は、舞台をはじめ、テレビドラマや映画にも数多く出演しています。作家の吉田修一が自ら監督&脚色した、映画「Water」で主演の圭一郎役を演じています。2005年にも映画「邪気」で主演を務め、翌年2006年には、大人気恋愛コミックを映画化した「ハチミツとクローバー」にも出演。
スクリーンでも存在感示したのは、2015年の映画「アレノ」で演じた、ヒロインの病弱な夫・諏訪太朗役。ヒロインを演じた内田淳子が「不思議な人で、亡霊のような役なのに存在感がある」「普通ならば笑ってしまうような佇まいも、なぜか説得力がある」と、魅力を語っていました。
その他にも、2017年の菅田将暉主演の映画「あゝ、荒野」にも出演している川口覚。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の鳥取藩士・川口平九郎役をはじめ、「深夜食堂」「婚活刑事」「闇金ウシジマくん Season3」など話題になったドラマにも次々と出演。舞台やCM、ラジオドラマなどでも幅広く活躍中です。
川口覚が今話題の是枝裕和総監修の映画「十年」にて主演!
川口覚は、2018年秋に公開の映画「十年Ten Years Japan」にも出演しています。本作は、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した映画「万引き家族」でも話題の是枝裕和が総監修を務め、5人の監督によって製作されたオムニバス映画。川口覚は、その中の1作品である早川千絵監督の「PLAN75」で主演に抜擢されました。
映画「PLAN75」で挑戦しているのは、75歳を過ぎた老人に安楽死を勧める公務員という難しい役どころ。死という永遠のテーマに正面から向き合った川口覚は、「人間は、自分以外の人の本当の心の中を一生知らずに死んでいくのかも知れない」という深遠なコメントとともに、「この作品に関われたことに感謝している」との気持ちを明かしています。
さまざまな監督から引っ張りだこの川口覚は、オムニバス映画「十年」より少し早く公開された2018年6月の映画「OVER DRIVE」にも出演。東出昌大と新田真剣佑が主演を務めた話題作で、ライバルチームのドライバー役として、緊迫感のあるレーシングシーンを生み出しました。
間を空けることなく映画などに出演し続けているのは、名監督たちからそれだけ魅力的な俳優だと認められているからでしょう。主役も脇役もこなせる川口覚は、年齢を重ねるとともにさまざまな役柄に挑戦していくことで、より一層活躍の場を増やしていくに違いありません。