2022年2月21日 更新
玉置浩二 病気は統合失調症?躁鬱?薬師丸ひろ子との離婚原因は?
玉置浩二 統合失調症で入院していた
歌手・俳優として活動している玉置浩二。1958年9月生まれの56歳で、北海道旭川市出身です。言わずと知れた、ロックバンド「安全地帯」のボーカリストで、身長177cm。
誰もが認める天才的と言われる歌唱力を持つ玉置浩二ですが、常軌を逸した行動から「何か病気を患っているのか?」「薬に手を出した?」と噂されていました。
実際に、玉置浩二は精神疾患で入院経験が。自身の半生本で公表した内容によると、玉置浩二は統合失調症だったそうです。仕事上のトラブルや周囲の人間関係で精神的に参った玉置浩二は、精神病院で入院してしまいました。
しかし、終日薬漬けで眠りっ放しの治療方針に反発し、北海道の実家へ帰郷して静養した玉置浩二。そんなある日、母親から心の負担を軽くする言葉を投げ掛けてもらいます。
それは、「そんなに音楽で悩むなら音楽やめて一緒に農業をやろう」という一言。そして、北海道で友人たちに助けられながら自然と触れ合ううち、精神状態が回復に向かったとのだそうです。
それを表現したのが、歌手として復帰した際に手がけた「田園」の「生きていくんだ、それでいいんだ」という歌詞。まさに、玉置浩二の自らの経験が元になっています。
とはいえ、復帰後も玉置浩二はコンサートでのトラブルなども引き起こしており、まだまだ不安定な状態。病気は、躁鬱(双極性障害)とも言われており、本人の体調とも相談しながらの状況が続きます。
玉置浩二 薬師丸ひろ子と離婚原因は?
1991年、女優の薬師丸ひろ子と結婚した玉置浩二。薬師丸ひろ子の歌の作曲を玉置浩二が手掛けたことがきっかけのようです。そんな結婚生活は、7年後に終止符が打たれました。
なぜ離婚にいたったかの真相は、双方の口からは語られていません。玉置浩二の家庭内暴力が原因だとか、玉置浩二と薬師丸ひろ子の親との折り合いが悪かったのが原因とかいろいろ噂されてはいますが、あるいは両方とも原因なのかもしれません。
京都内の高級住宅地に建てた豪邸で薬師丸ひろ子の両親との二世帯同居だったようですから、双方いろいろとストレスが溜まった末の結果とも思えます。
ただ、週刊朝日(2013年12月13日号)内の林真理子との対談の中で、玉置浩二は「俺、いま会いたいんだよな、薬師丸さんに」と語り、薬師丸ひろ子が当時出演中だった映画を観に行って、感動して泣いたと吐露しています。
玉置浩二と薬師丸ひろ子の間で離婚にいたるどんな理由があったにせよ、かつては愛し合っていた二人。時間が経って、玉置浩二の中で、薬師丸ひろ子への懐かしさが募ったのでしょうか。
玉置浩二 天才といわれる歌唱力!コンサート で聞きたい曲目トップ5は?
玉置浩二 天才といわれる歌唱力!アーティストやスタッフも絶賛の歌唱力
玉置浩二の歌唱力については評価が高く、「日本で最も過小評価されているミュージシャン」(山下達郎)、「日本一歌が上手い」(コブクロ・黒田俊介)、「天才であり最も尊敬するミュージシャンの一人」(Mr.Children・桜井和寿)、「自らの音楽活動に多大な影響を受けた」(いきものがかり・水野良樹)と日本を代表するアーティストたちからも絶賛されています。
実際、昨年7月に放送された「水曜日のダウンタウン」(TBS)で「音楽のプロ200人が選ぶ本当に歌が上手いアーティスト特集」でも玉置浩二は堂々の一位。普段からアーティストの生歌を聞いている音響スタッフ、ミキサー、ボイストレーナーなど200人による投票・アンケート企画で、信憑性も高いという基準でのものです。
2位の久保田利伸(18票)に7票差の得票数でトップとなった玉置浩二への評は、「歌に感動させる力がある」、「ロングトーンがすごく安定して伸びがよい」、「言葉の伝え方が日本一」、「並外れた歌唱力」、「リズムの正確さと歌に余白がある。遊び心がある」、「CDと生歌の声が同じ。修正がいらない」、「世界観が素晴らしい」といった絶賛内容ばかりでした。
ネットでも「当然」、「うれしい」、といった賛成の声だけでなく、「別次元のシンガーだという位置付けで扱って欲しい」と主張する声もあったようです。
番組内でも、MCの浜田雅功から「音楽のワールドカップがあれば、日本代表はオレに決まっている」と玉置浩二が語ったというエピソードが紹介され、ここに自他ともに認める、金メダルレベルの歌唱力の持ち主だということが証明されました。
玉置浩二 コンサートで聞きたい曲ベスト5は?
玉置浩二が発表した曲はいずれも名曲ぞろい。「安全地帯」時代とソロ活動時代それぞれに名曲がずらりと並ぶため、順位をつけるのも難しいですね。ネット内でのファンの声でも、好きだからこそ順位がつけられないという意見が少なくありません。
コンサートで聞きたい第1位「田園」、2位「ワインレッドの心」、3位「恋の予感」、4位「碧い瞳のエリス」、5位「悲しみにさよなら」といった順番でしょうか。しかし、「メロディー」や「夏の終わりのハーモニー」も捨てがたいですし、「あの頃へ」も情感溢れて、コンサートの生歌でぜひ聞きたいもの。
……というように、ベスト5から漏れたからといっても、どの曲目の完成度も劣るものではありません。玉置浩二の色気たっぷりの歌声をコンサートで聞くのは、また格別でしょう。
玉置浩二 精神疾患とのはざまで悩む恋多き芸術家
精神科女医の片田珠美女史のブログで、ドラマ「Dr.倫太郎」のごとく「一度の診察に50分もかけるのは、実際には・・・」という声があがっていることが紹介されています。
理由は、採算がとれないから。そこで、冒頭に触れた玉置浩二の入院エピソードが語られ、精神科医として、患者にじっくり向き合って治療したいという理想と一人当たりの診察に時間を割きにくい現実とのギャップを浮き彫りにするのです。
そして、「死にたい」と訴える患者を目の前にすると「田園」の歌詞を口ずさみたくなるという締めくくり。玉置浩二は曲がりなりにも復帰して、活躍できていますが、入院する前後に合わせて5人の女性と結婚生活を送るという色男ぶりです。
芸能評論家の肥留間正明氏いわく「いい曲を作るために、恋愛対象を必要とする恋愛至上主義の芸術家。ピカソやチャプリンと同じ。恋愛対象がいるからこそ、繊細な男心を歌い、聴き手を癒やしてくれる。
ただ、相手の女性が恋愛対象でなくなって生活に干渉してきたり、母親みたいに面倒をみるようになってくると、嫌気がさして別れてしまう」という玉置浩二。芸術家ゆえに、精神疾患に悩み、癒しを求めて恋愛に励み、それをエネルギーにして名曲を作っていくのでしょうね。
病気の行方はまだまだ心配ですが、天才的な歌唱力に磨きをかけ続ける芸術家、玉置浩二の今後の活動に注目していきたいと思います。