映画「スカイスクレイパー」があの映画と酷似?!主要キャストや監督は?
映画「スカイスクレイパー」があの映画と酷似?!
2018年7月にアメリカで公開されたアクション映画「スカイスクレイパー」の舞台は、香港の超高層ビル「ザ・パール」。危機管理コンサルタントとしてセキュリティ管理に携わっているウィル・ソーヤーは、本格開業を目前にした「ザ・パール」に家族とともに滞在していました。
しかし、謎の犯罪組織によって状況は一変。ウィルは、火災に見舞われた「ザ・パール」内にとどまる家族の危機を救うため、独り動き出すことになります。こうした設定が知られると、家族が人質になっているという点が映画「ダイ・ハード」シリーズに、高層ビルで火災が発生するという点が1974年の映画「タワーリング・インフェルノ」に似ていると指摘する声が続出。映画公開を前に、映画ファンの間で賛否両論が起こり、作品評価とは違った意味で注目が集まることになりました。
映画「スカイスクレイパー」の主演、監督は「セントラル・インテリジェンス」のコンビ再び!
映画「スカイスクレイパー」で、主人公のウィル・ソーヤーを演じるのはドウェイン・ジョンソンです。「ザ・ロック」のリングネームで、プロレスラーとしても世界的スターになりましたが、俳優に転身しても、映画「ワイルド・スピード」シリーズや「セントラル・インテリジェンス」といった大ヒット作に次々に出演。「最も稼ぐ男優」ランキングで1位に輝くほどの大スターになりました。
また、映画「スカイスクレイパー」の監督は、ドウェイン・ジョンソンの主演映画「セントラル・インテリジェンス」でもメガホンを撮ったローソン・マーシャル・サーバーです。その他のキャストとしては、ホラー映画「スクリーム」のネーヴ・キャンベルや、SF映画「ゴースト・イン・ザ・シェル」のチン・ハンなどが出演しています。
映画「スカイスクレイパー」の超高層ビルは一流建築家が監修!日本公開を「ご当地ポスター」が盛り上げる
映画「スカイスクレイパー」の超高層ビルは一流建築家が監修!
映画「スカイスクレイパー」に登場する超高層ビル「ザ・パール」は架空の建物ですが、ドバイに実在する超高層ビルであるブルジュ・ハリファの設計をした建築家エイドリアン・スミスがデザインを監修しています。映画では、映画館や植物公園のほか、ショッピングモールや高級マンションがあると描かれている「ザ・パール」の高さは1000m以上で、世界最大のビルという設定です。
架空とはいえ、一流建築家がリアリティを追求した超高層ビル「ザ・パール」は、らせん状に絡まり合う柱が頂上に掲げられた真珠を支えるという独特なデザインもスタイリッシュで、非常にインパクトがあります。
映画「スカイスクレイパー」の日本公開を「ご当地ポスター」が盛り上げる!
映画「スカイスクレイパー」の日本公開に合わせたマーケティングでは、全国5大都市のご当地ポスターが登場しました。正規の宣伝ポスターは、燃え盛るビルにぶらさがるドウェイン・ジョンソンが大写しになったデザインと、空中をダイブするドウェイン・ジョンソンを遠景で捉えたデザインの2パターンがあります。
日本オリジナルの「ご当地ポスター」に合成されているのは、スキージャンプの葛西紀明やくいだおれ太郎、中日ドラゴンズのマスコット・ドアラなど、各地を代表する有名人やキャラクターです。ガリットチュウ福島善成がウィルの妻に女装してダイブする東京版や、ソフトバンクホークスのマスコットふうさんが背面飛びを決める福岡版など、それぞれの個性が生かされたユニークな仕上がりになっています。
映画「スカイスクレイパー」4DXで上映!迫力のアクションシーンの臨場感が倍増!
日本では、2018年9月21日から公開されている映画「スカイスクレイパー」は、座席が動くなどして映画鑑賞の臨場感が増す4DXでも上映されています。超高層ビルで大規模な火災が発生し、アクションシーンが満載の映画「スカイスクレイパー」は、とりわけヨーロッパでは4DX版のほうがヒットしていると言い、日本でも、55カ所の劇場で導入されているそうです。
今やアクションヒーローの代表格とも言えるドウェイン・ジョンソンの主演作品というだけでも注目度が高かった映画「スカイスクレイパー」。さらに、あらすじばかりかポスターまでが、映画「ダイ・ハード」シリーズや「タワーリング・インフェルノ」と酷似しているとの指摘が相次ぎ、賛否両論になったことでも、公開前から話題になっていました。
しかし、先行公開となったアメリカでは、いざふたを開けて見ると、公開週こそ当初の予想を下回るも、2550万ドルの興行収入を記録するヒット作品に!また、香港を舞台にしていることもあり、中国では、ハリウッド映画としては異例となる7月の公開が実現。公開初日に4770万ドルもの収益を上げた超大ヒット作品になりました。
一部の批評家からは「新鮮味のないアクション映画」などと厳しい意見も出ている映画「スカイスクレイパー」ですが、迫力満点のアクションシーンを絶賛する声はあとを絶ちません。これこそまさに映画館の大きなスクリーンで観るべき作品と言えるでしょう。