グレート義太夫のギター漫談が面白い!ブログに母コヲちゃんが日々登場

グレート義太夫のギター漫談が面白い!人工透析ネタで夏目亭透析として活動?

グレート義太夫のギター漫談が面白い!

お笑い芸人のグレート義太夫は、バンド「雷神」を組み、アマチュアとして活動していたミュージシャンでした。この頃「ビートたけしのオールナイトニッポン」のリスナーでもあったグレート義太夫は、ビートたけしに弟子入りを志願し、特技のドラムを披露。

すると、ビートたけしのバックバンド「シークレット・ポリス」にパーカッションとして加入できることになり、後にたけし軍団に正式入団しました。
グレート義太夫は、ビートたけしの鼻歌を聴いただけでメロディを五線譜に書けるそうです。この音楽センスを生かし、浅草フランス座演芸場東洋館にてギター漫談を行っています。

スローテンポで、「人という字をよく見ると1人1人が支え合うから、人は1人じゃないとあなたは言うけど」。そして突如アップテンポに変わり、「どう見たって支えているのは小さいほうのヤツだけだよね?大きいほうって寄りかかってるって言うんじゃないの?」、そしてオチは「ああ感じ(漢字)悪い」。また、落語もこなすグレート義太夫は、自身のブログで、ギター漫談や落語の開催場所や時間を告知しています。

ちなみに、芸名の由来は、プロレスラーのグレート・カブキ。彼の得意技は毒霧を口から吐くことですが、120キロの巨漢から「たけし軍団の弁慶」との異名も持つグレート義太夫も毒舌が得意です。

グレート義太夫が人工透析ネタで夏目亭透析として活動?

グレート義太夫は、1995年7月に体の異変を感じました。妙に喉が渇いた他、字がかすんで見えたそうです。しかし、単なる夏バテだと思い、病院へはいきませんでした。しかし後日、倒れてしまったグレート義太夫は、救急車で病院へ運ばれます。点滴を打ち血液検査を行ったところ、医師から「すぐに入院の準備をしてください」と言われます。

なんと、血糖値630(通常は100以下)という危険な数値で、糖尿病と診断されたグレート義太夫。父親も糖尿病が原因で亡くなっていることから、診断結果を知った母親は顔色を失ったと言います。その後も、主治医の指導をあまり聞かず自己判断で通院を止め、とうとう慢性腎不全と診断され人工透析を開始することに。

120キロあった体重は60キロまで激減し、週3回通院し、1回に5時間もかかる人工透析を続けています。グレート義太夫は、この事態を前向きに受け止め、「夏目亭透析」という名前でも芸能活動をし、自身の糖尿病や人工透析もギャグのネタにしています。

同時に、医師の指導通りにしていれば、人工透析に入る時期を5年、あるいは10年先に延ばせた可能性があったと、治療の重要性を訴える活動も展開。2006年6月には、闘病生活をリアルに綴った「糖尿病だよ、おっ母さん!」というエッセイも出版しました。

グレート義太夫のブログに母コヲちゃんが日々登場!「芸人の鑑」なる骨折エピソードとは?

グレート義太夫のブログ「糖尿ちょっとチョコ喰う」には母コヲちゃんが日々登場!

グレート義太夫は、「糖尿ちょっとチョコ喰う」というオフィシャルブログを毎日のように更新しています。その中に250件近くあるのが、「コヲちゃん飯」というカテゴリーの記事です。

コヲちゃんとは、グレート義太夫の母のこと。病院の帰りなどに母の家に遊びに行き、大好きなカレーライスを御馳走になりながら会話する様子など、ごく日常的な出来事をブログに綴っています。母の手料理の画像がアップされている「コヲちゃん飯」の記事に綴られているのは、母の日や誕生日にプレゼントを渡す時の詳しい様子など。何かと母を気遣うグレート義太夫は、かなりの孝行息子です。

「病院で3キロも水を引いたのにまだ汗が出る」など、さりげなく人工透析のことも語られているこのブログ。「(海外ドラマ)『スコーピオン』を見て透析終了」などと明るい雰囲気を醸し出しているのは、全国の腎臓病患者への気遣いなのかもしれません。

グレート義太夫の「芸人の鑑」なる骨折エピソードとは?

グレート義太夫には、「芸人の鑑」として語り継がれている骨折エピソードがあります。「ビートたけしのお笑いウルトラクイズ」に出場したグレート義太夫は、巨大な落とし穴に大勢の芸人と一緒に落下し骨折。すぐに救急車が呼ばれましたが、ビートたけしとたけし軍団の面々は、グレート義太夫の骨折をクイズにすることに。

クイズの内容は、「グレート義太夫が骨折した脚は右脚でしょうか、左脚でしょうか」で、ハンマーで脚を叩いてグレート義太夫のリアクションをヒントにするというものでした。グレート義太夫自身は、乗りまくりクイズに参加しましたが、あまりにも不謹慎と判断されたのか、その部分はオンエアされませんでした。「あの場面が一番面白かったのに」と本気で悔しがったグレート義太夫を、他の芸人たちが「芸人の鑑」と感嘆したそうです。

グレート義太夫の現金窃盗被害にビートたけしがかけた一言

グレート義太夫は、2018年8月16日付のブログにて、現金を盗まれた被害に遭ったことを綴りました。通院先の病院で「血管エコー」の検査を行い、心臓血管外科の診察を受け、会計の時に財布を出したところ、紙幣だけが抜き取られていたことに気付いたと言います。

ブログに「オーマイガ」と明るく書こうとするものの、病院のもどかしい対応に怒りを露わにして言葉が荒くなるなど、さすがに激怒とショックの気持ちを隠しきれませんでした。続けて、「新宿警察署。結局ここへ行って話を聞いてもらうことに」。警察の話によると、紙幣だけを抜き取られたとなると、捜査はかなり難しく、厳しい状況だそうです。そんなグレート義太夫を、「体重が半分になって生きているのはオマエとヒトデくらいだ」とブラックジョークで笑わせたのは師匠のビートたけしでした。

節制が必要な闘病生活が続いているグレート義太夫は、2018年9月30日に、神保町で「グレート義太夫・ホーキング青山落語会『ホラ吹き迷人会』」を開催するなど、芸能活動の勢いは増すばかり。体重が60キロになっても、「たけし軍団の弁慶」は健在です。

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