三遊亭好楽 つまらない、ドヤ顔も芸のうち!とうとう笑点降板?!パチスロ特許で驚愕の自宅、年収!

三遊亭好楽、つまらない、ドヤ顔も芸のうち!でも笑点降板?!

三遊亭好楽、つまらないけど座布団10枚!ドヤ顔も芸のうち

放送開始から50年を迎えた国民的演芸番組『笑点』。大喜利では各メンバーの個性的なネタが人気です。

桂歌丸師匠の恐妻ネタ(実は賢妻、妻の鑑)に始まり、林家木久扇師匠の木久蔵ラーメンはマズいネタ(実は結構イケる)、三遊亭小遊三師匠の犯罪ネタ(実は前科なし)など、お互いがイジり合うことによる相乗効果で笑いを誘います。

そんなメンバーの中で唯一「キャラの立たない落語家」として話題に上っているのが、三遊亭好楽師匠です。好楽師匠は『笑点』で30年以上もレギュラーポジションにいながら、今まで他のメンバーのような「キャラ立ち」がありませんでした。

ですから「個性のない好楽はつまらない」「ネタが面白くない」とネット上で騒がれたのですが、そんな好楽師匠がとうとうやってくれました。2015年5月に『笑点』で座布団10枚を獲得したのです。

それまで「ネタが面白くないのにドヤ顔なんてするな」など視聴者からの厳しいご意見もあったようですが、その時は堂々の「ドヤ顔」を披露してくれました。

三遊亭好楽、笑点を一時降板の理由

好楽師匠は1966年に8代目林家正蔵(後の彦六)に入門し、林家九蔵を名乗りました。1979年に『笑点』のメンバーになりますが。1982年に師の彦六が亡くなり、5代目三遊亭圓楽一門に入ります。

この時に現在の「三遊亭好楽」に改名しました。好楽師匠はこれを機に『笑点』を卒業し、古典落語の勉強に励んだといいます。しばらく番組から遠ざかっていましたが、1988年に7代目桂才賀が卒業したことで四年半のブランクを経て、再び『笑点』に復帰します。

最近では「貧乏ネタ」「暇ネタ」などの自虐ネタで他のメンバーからイジられる好楽師匠。5月に獲得した座布団10枚の豪華賞品は有効期限が死ぬまでの「日テレ社員食堂無料券」!

この権利は家族や弟子などの一門も含まれることから、収録の翌日にさっそく家族や弟子、総勢30名を引き連れて社員食堂を訪れた好楽師匠御一行様。

最近お得意の「貧乏ネタ」を披露すると、すかさず歌丸師匠から「アンタは一生食うに困らないでしょ!」とやり返されてしまうとか。

三遊亭好楽、パチスロ特許で驚愕の自宅、年収!娘、息子が明かす破天荒な素顔とは?

パチスロ特許で驚愕の年収?!娘はモデルって本当?息子は?

実は「『笑点』メンバーの裏話」としてネット上に「好楽師匠の奥さんはオーストラリア人で娘さんはモデルでイタリアに修行中」との記載が。しかし、これは全くの裏ネタ?のようで、奥様は日本人で娘さん二人もモデルではありません。

長男である息子さんは落語家の三遊亭王楽さん。好楽師匠の弟弟子にあたります。「パチスロ特許で年収がすごい!」という話にしても、元は『笑点』で「仕事がなくて~」という貧乏を売りにした自虐ネタから、歌丸師匠が「可愛そうだから、座布団1枚あげとこう」という流れで、見事座布団10枚を獲得した好楽師匠。

「年収数百億なのに?」って感じですが、ご自身は大の競馬ファンでギャンブル好き。一時は新聞や競馬専門誌にも予想などを掲載していたようですが、全く当たらないのでクビになってしまったとか。

なのに「パチスロ特許で数百億?」とは到底想像できませが、もしかすると、競馬→ギャンブル→スロットという流れで「パチスロ特許で数百億」というネタになってしまったのかもしれませんね。

三遊亭好楽、明かされた破天荒な素顔とは?新築した自宅は?

今でも新幹線に一時間と言うだけで、ビール5本を買って乗車するほどお酒好きな好楽師匠。健康診断を受けるのが嫌で、一時は腸に5つのポリープを抱えていたとか。今でこそ「キャラが立たない」「面白くない」との指摘が多い師匠ですが、前座時代はなかなかの「ヤンチャ」だったらしく、好きな酒が興じて数々の失敗エピソードをお持ちです。

行きつけのスナックで払えなくなった「ツケ」を師匠に勝手に回してしまうなどの武勇伝もその一つ。激怒した師匠から23回も破門を食らってしまったらしいのですが、そこは人情味の厚い落語会。破門後もいつしか弟子に復帰出来てしまったのだとか。

若い頃から色々な人に助けられた好楽師匠。落語家の育成のため、2013年に新築した自宅の一角に「池之端しのぶ亭」(台東区池之端)をオープンさせました。40~50名収容可能な寄席小屋で、若手の落語会や好楽師匠ご自身の独演会も意欲的に開催しています。

三遊亭好楽、「笑点」降板の不遇時代を支えた妻 恩返しの「池之端しのぶ亭」

「改名を機に卒業」との名目で一時期『笑点』を降板した好楽師匠でしたが、実はその間、仕事が激減してしまい、自宅に引きこもり状態になってしまいます。毎日酒浸りになる夫に奥様は責めることなく「ずっと家に居ないで、たまには外出してみたら」と優しく促し、これがきっかけで好楽師匠は草野球を始めるなど、何事にもアクティブになれたそうです。

その上奥様は収入がなく家計が苦しかったことにも関わらず、夫の草野球仲間を自宅に呼んで手料理でもてなしました。そんな妻の温かい支えと周囲の人たちに助けられて、見事『笑点』に復帰した好楽師匠。彦六師匠を始めとするこれまでの皆様への恩返しを含めて、二年前に自宅の一角に寄席小屋「池之端しのぶ亭」をオープンさせました。

40~50名収容の小さな空間ではありますが「噺家がマイクを使わずに地声で語れ、最後列のお客様の表情まではっきりと見えて勉強になる。自分が若い時にヤンチャした恩返しに、若手の育成と落語の伝統を守りたい」と語る好楽師匠。

目下けなされ続けている師匠の「ドヤ顔」ですが、どうやらその裏には落語への熱い想いと、若手への愛情がたっぷりの“本当のドヤ顔”が隠されているようですね!

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