加地倫三の結婚、離婚も番組作成の肥やし?!離婚理由や年収がスゴかった

2020年5月15日 更新

加地倫三の結婚、離婚も番組作成の肥やし?!離婚理由や年収がスゴかった

加地倫三の結婚、離婚も番組作成の肥やし?!「ロンハー」浮気男は自分のことだった?

加地倫三が、30代後半のテレビ朝日若手女性プロデューサーと不倫関係にあることや、現妻との離婚裁判の準備中であることが、2015年1月発売の「女性セブン」で報じられました。しかし、加地倫三にとっては、結婚も離婚も番組作成の肥やしという気がしませんか?!加地倫三といえば、「アメトーーク」や「ロンハー」でおなじみの加持Pこと、テレビ朝日人気ゼネラルプロデューサー。

今、テレビ朝日バラエティの牽引役と評されている注目の人物です。「アメトーーク」を、マニアックな切り口で成功に導き、近年の「ロンハー」では、芸人や素人の恋愛事情に突っ込んだ企画を浸透させた加地倫三。1998年にテレビ朝日で働いていた女性と結婚し、2001年と2005年には男児2人に恵まれていますが、妻によると、次男が生まれた頃にはすでに不倫女性と関係を持っており、加地倫三から何度か離婚の提案が切り出されたことがあったそうです。

加地倫三の妻が「子供のために別れない」と頑として離婚を承諾しなかったために、加地倫三は、不倫相手の自宅を拠点とし、時々妻子のいる家に戻って来るという生活を続けてきたのです。

加地倫三、不倫相手と結婚するため離婚裁判へ!年収2000万円以上?!

加地倫三は、テレビ朝日の上司に「身辺整理しろ」と言われたこともあって、これまでに離婚調停を2度行いました。しかし、どちらも不調のまま終わっており、現在は「(不倫女性と)再婚するので何が何でも離婚したい」と、離婚裁判へと準備を進めているそうです。ところが加地倫三の妻のほうは、不倫相手に慰謝料を請求をする用意はあっても、「父の帰りを待つ子供たちのためにも、早期に不倫関係を解消することを願っております」と、離婚の意思は皆無。

妻にすれば、「ロンハー」で、浮気する男芸人の醜態をネタにしたような企画を、加地倫三が作成したと思ったら、生々しい思いだったでしょうし、不倫をして帰って来ないような父の帰りを、子供たちが熱望しているのかは疑問です。それでも加地倫三の推定2000万円以上と噂される年収を考えると、慰謝料やいつ途絶えるか分からない養育費を当てにするより、離婚しないほうが賢明といえば賢明かもしれません。テレビプロデューサーの平均年収は30代で1000万円、40代で1500万円と言われていますから、プロデューサーである相手女性からの慰謝料も固そうですね。

加地倫三の番組作りの哲学や視聴率へのこだわり!「ロンハー」「アメトーーク」仕掛け人の素顔とは

加地倫三の番組作りの哲学「ロンハー」ドッキリ企画に見る遊び心

加地倫三の番組作りにおける哲学は「自分たちが楽しめる番組作り」。ディレクターとして独り立ちをした直後には、「ロンハー」の他にも、超大型バラエティ番組で、加地倫三ドラフトが行われたのですが、好きなことができそうな「ロンハー」を選んだのもそのためでした。「ロンハー」は、ゴールデン枠なのに倫理観に欠けるということで、過去には5年連続「子供に見せたくない番組1位」を獲得しています。これについて加地倫三は「個性がないと1位になれませんから、2位とか3位はよくない」と語っています。

「ロンハー」では、「スティンガー」「ブラックメール」「トライアングル」「アイドルトラップ」など、ドッキリと素人ロケのノウハウを築いてきた加地倫三。時には「ロンハーでしょ」と気づかれてボツになったり、ネタをがっちり固めた企画よりもハプニングが断然多かったりします。

しかしそこを、どう拾って広げるかによって逆においしくなることから、「フリとオチ」「(起承転結すべてではなくて)起と結」の中での臨機応変さを追求してきた加地倫三。スピーディに場の流れを読みながら着地点を探るのは、簡単なことではありませんが、遊び心を持つことこそが番組の面白さへと繋がっていくのです。

加地倫三は視聴率をどう捉える?マニアックな「アメトーーク」が愛されるワケ

加地倫三にとって、「アメトーーク」は、自ら立ち上げから担当した初のレギュラー番組です。マニアックな内容で、ゆるく攻め続けた結果、「くくりトーク」という1つのひな型を生み出しました。加地倫三は、視聴率と面白さを天秤にかけると、面白さのほうを優先させるそうですが、数字が取れないことには、自分たちがやりたいことをやらせてもらえないのがテレビの世界。マニアックな視聴者だけでなく、ポップな印象を持たせることで多くの視聴者をひき付ける努力や、過剰にリラックスした出演陣に、視聴者が同調してしまう効果があります。

まさに「作っている側が面白い番組は、観る人も楽しい」によって視聴率を維持してきたのです。加地倫三が「アメトーーク」でたびたび”捨て企画”を放送するのも、攻めの実験姿勢で、視聴率の先細りを防ぐ効果を狙ってのこと。これは「プロ野球なら3勝2敗が優勝ベースライン」という、落合博満が使ったペナントレースにおける息切れ防止策ですが、毎回の視聴率を命題とするプロデューサーが簡単にできることではありません。

加地倫三の結婚、離婚、人生の柔軟性!面白いものを作りたくて……

加地倫三の離婚裁判がどうなっているのか続報が聞かれないまま、「ロンハー」や「アメトーーク」は、順調にお茶の間を賑わせてくれています。加地倫三の離婚裁判さえ「ロンハー」の肥やしになっていそうな気がしてなりませんが、プライベートにおいても加地倫三は何かと柔軟性に富んでいそうです。

加地倫三は、幼い頃から、1週間に観た番組をスケッチするほどのテレビっ子。高校時代には、俳優のオーディションを受けたこともあります。当時から漫才がブームになれば漫才コンビを友達と組み、大学時代ではブームになっていたバンド活動に手を出しました。「ブームには何でも乗っちゃえ!」というミーハー精神や、当時の彼女に「男は女を養うもの」と言われて、「よし!大学へ行って就職だ!」と俳優の夢を捨て去ることができる身の代わりの早さは、良く言えば柔軟。テレビ業界への夢を再燃させた加地倫三は、バラエティ制作の現場を目指して、テレビ朝日に入社することになりますが、面接では「バラエティに行きたいと言ったら”どんな企画をやりたい?”と聞かれ、気に入らなかったら落とされる」と案じた加地倫三。

「スポーツをやりたい」と言ったために、長らくプロレスなどのスポーツ番組を担当することになりました。不本意ながらも、プロレスから、バラエティ制作に必要な瞬発力や反射神経を学んだと言ってのけるあたりが、いかにも加地倫三らしいですね。難なくチャンスをものにしてきた天才児であるかのように見えますが、加地倫三自身は「ボクは天才肌ではなく秀才タイプ。努力すれば誰でもこれくらいにはなれる」と言っています。

とはいえ、加地倫三が天才と認めない者はいないと思いますし、現実の結婚・離婚を、毒のない程度の肥やしにするく引き出しくらいは持っていそうですよね。それを見たクリエイターたちに「俺も面白いものを作りたい」と思わせることができたら、加地倫三の本望とするところでしょう。

関連記事

ページ上部へ戻る