「NARUTO」映画の次回作はナルトの息子・ボルトを主人公に!原作者岸本斉史(岡山県出身)発表で高まる期待

2016年8月22日 更新

『THE LAST NARUTO THE MOVIE』が12月6日より全国の映画館で上映されました。そして、シリーズ10作目にして、初登場1位を獲得。この映画は、漫画やアニメで人気の高い「NARUTO」のシリーズ完結編。2014年11月10日発売分の2014年50号をもって連載が終了しましたが、2015年春より、新編の短期集中連載も予定されており、人気は衰えることなく、更に上がっています。

『NARUTO -ナルト-』とは!

「NARUTO 」の生い立ち

『NARUTO -ナルト-』は、岸本斉史氏原作のコミックです。週刊少年ジャンプ(集英社)で1999年43号から2014年50号まで連載されました。また、2002年10月3日からテレビアニメ化もされ、10年以上も連載が続いた人気の高い長編コミックです。今では世界各国でもアニメが放映され、その数60ヶ国以上!ちなみに漫画は23ヶ国以上で販売されています。

「NARUTO 」主人公ナルトは九尾の妖狐?!

主人公のうずまきナルトは、木ノ葉隠れの里の長(火影)の息子で忍者です。名前の由来は、ラーメンのナルト。ナルトは、木ノ葉隠れの里を襲った九尾の妖狐を体内に封印させられます。一番の忍である火影を目指し、落ちこぼれの忍のナルトが
数々の試練を乗り越えて成長をしていきます。逞しく成長をしてゆくナルトですが、言葉の語尾には「~だってばよ」がついちゃいます。可愛らしい一面も持ち合わせていますね。

「NARUTO 」ナルトは作者自身?!

ナルトと周囲の仲間との絆や友情、裏切りや復讐など、諸国の忍と世界の中で戦いを繰り広げるます。このコミックの魅力は、忍者の世界の起源や歴史感にも重きを置き、民話や伝承等をも巧みに取り込んでいるところにもあります。作者岸本さんは、自分を主人公に投影して描いているようです。

「NARUTO」作者 岸本斉史ナルトの漫画家の漫画への執着心‼︎

「NARUTO」作者 岸本斉史は双子だった?!

作者である岸本斉史(きしもと まさし)さんは、1974年11月8日生まれ。双子の弟、岸本聖史さんも漫画家です。愛称は「キシモッさん、キッシー」等。2012年7月20日『あさイチ』(NHK総合テレビ)にテレビ出演し、初めて公に顔を明かしました。

「NARUTO」作者 岸本斉史『AKIRA』のポスターに魅入られた!?

岸本斉史さんは岡山県勝田郡奈義町出身。幼稚園の頃から動くものに興味を持ち、小学生になると、鳥山明氏を師として仰ぎ、漫画のキャラを熱心に描くようになります。作画への熱い思いが吹き出したのは、映画『AKIRA』のポスターに魅せられたのがきっかけだそうです。今でもそれに近づきたくて、日々、絵を描き続けているとおっしゃています。

「NARUTO」作者 岸本斉史は漫画家生命を賭けた!

高校生から漫画を描き始め、大学4生で漫画『カラクリ』を描き、ポップ✩ステップ賞に応募。佳作を受賞して漫画家への道へ進みます。ですが、順風満帆な道のりではなかったようで、自信喪失に陥ったことも。しかし、漫画を描きつつけるため、あらゆる面から勉強し直し、ナルトを書き上げました。岸本さんは、「歪みがなく、とても真正面で正直な人」なのだそう。鳥山明氏を「神様のような存在」だと明言していますが、「NARUTO」の連載3周年記念に、鳥山氏よりサイン色紙をご褒美としていただいています。
才能、努力、そして人柄。何一つ奢ることなくお仕事をされてきたのですね。10周年記念の『NARUTO-ナルト-秘伝・皆の書』の中では、鳥山氏がナルトのイラストやナルトを悟空の姿に見立て描かてています。悟空姿のナルトもカッコイイです!

「NARUTO」作者 岸本斉史出身地 岡山県勝田郡奈義町ってどんなところ?

「NARUTO」作者 岸本斉史出身地 岡山県勝田市奈義町は化石の産地

岸本斉史さんの出身地である、岡山県勝田郡奈義町は林業や農業が主体ですが、南部の高原には、陸上自衛隊日本原駐屯地やその演習場もあります。また、巻き貝「ビカリア」等の化石が出土するので、
化石博物館(なぎビカリアミュージアム)が設置されています。なぎビカリアミュージアムが、2013年(平成25年)4月17日、町内で巻き貝「スルコスピラ属」の新種化石を発見し、「ナギカワニナモドキ」と命名しました。観光で訪れた際には、化石博物館で貝の化石を観るもよし、自衛隊の演習場を見学するのもいいですね。巻き貝の化石が発掘されている所で生まれ育った岸本さんが、絶えまぬ努力で、「ナルト」という大人気漫画を生み出しました。岸本さんの漫画に対する情熱が読者の心を捉えたのでしょうね。

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