綾小路きみまろ ライブ、コンサートで全国横断中!中高年に愛されるネタ・名言ベスト5
綾小路きみまろ コンサートは、プラチナチケット
一昔前のマジシャンのような真っ赤なタキシードにド派手な扇子。小太りの眼鏡をかけた男が舞台にひとり立ち、七語調の短いフレーズを発するたびに、会場の老若男女ではなく老々男女は、体を折り、涙を流して大爆笑。彼こそが綾小路きみまろ、1950年生まれの64歳。
ビートたけしが68歳、タモリが69歳であることを考えると、彼が意外に若いことに驚かれる人が多いのではないのでしょうか。今でも毎月10本以上、全国各地でトークライブが開催され、コンサート会場は全て大入り満員。綾小路きみまろのライブのチケットは、なかなか手に入らないことでも有名です。
中高年の暮らしぶりをネタにした、綾小路きみまろの毒舌漫談は、これだけお笑い芸人が多い今も、綾小路きみまろの独壇場です。
綾小路きみまろ 中高年に愛されるネタ・名言ベスト5
その面白さは、中高年の夫婦や男女が、誰でも自覚しているような自虐ネタにあります。そのネタの数々は、綾小路きみまろの名言としてさまざまに取り上げられています。それでは独自に綾小路きみまろのネタと名言ベスト5をご紹介しましょう。
まずは、TVCM のフレーズにもなった「中高年、昔は乙女今太め」。第4位は同じようなネタで「豊かな教養、こぼれる美貌、あふれる脂肪」。続くベスト3は、定番の「あれから40年」のネタから2つ。「あなたココにおいて置くからね。あれから40年!今ではなんでも投げてよこす妻」「何にもいらない。あなたがいれば。あれから40年。なんでもほしい。あんたは、いらねえ」。
最後に、これはどうでしょう。「中高年が3人集まれば病気の話、5人集まればお寺の話、潤んだ瞳に輝く目ヤニ。見えないトコについてるウオの目、歩いていても付いて来る座りダコ、あっちが痛い、こっちが痛いと体に無数に散りばめたピップ・エレキバン。……ああ、青春を返して!」。ほんとに、中高年の皆様にはご愁傷様な話ですが、思わず笑ってしまいます。
綾小路きみまろ スタッフへの神対応とは?息子は東大卒エリート医者だった!
綾小路きみまろの心配りは、神対応
綾小路きみまろは、いきなり独自スタイルの漫談を確立したわけではありません。昭和の時代、綾小路きみまろは、各地で行われた歌謡ショーの司会者として、長い間裏方のスタッフとして働いていました。そんな中で、今のきみまろスタイルを少しずつ確立していったのです。
そのような下積み経験があるからでしょうか。また、ライブを見て頂くお客様だけでなく、会場の主催者や自らのスタッフに至るまで、綾小路きみまろの行き届いた心遣いが知られています。例えば講演時間は14時から15時として、中高年の主婦などが来やすい時間にする。
自分のアシスタントは1人だけにし、主催者に負担をかけない。食事は、滞在先のホテルで中華料理の円卓にして、主催者、スタッフも平等に、お互いの慰労と親睦を図るといった神対応ぶりなのです。そのスタッフまで行き届く心遣いの神対応こそが、綾小路きみまろの人気の秘訣といってもいいでしょう。
綾小路きみまろ 息子は東大病院の超エリート医師
そんな綾小路きみまろの家族が円満でないはずがありません。中でも注目は次男。名門灘高校から、東京大学医学部に入学、東大の付属病院で研修医として腕を磨いた後、2010年から東京都健康長寿医療センターで循環器内科の担当医師として働くエリート。綾小路きみまろ自身は、決して口にしませんが、彼にとっては、かけがえのない自慢の息子です。
綾小路きみまろは、再婚同士で今も円満家族
実は、綾小路きみまろはバツイチで現在は再婚しています。また現在の奥さんも再婚で、長男と長女は奥さんの連れ子。ふたりが知り合ったのは、綾小路きみまろが30歳のとき。ショーと関係があった会社の経理担当で、たまたまスタッフとしてショーを手伝いにきていたそうです。
綾小路きみまろは、彼女のテキパキとした仕事ぶりを見て、「数字に強くて、こいつといれば、食いっぱぐれはないだろう!」と思ったと語っています。お互いにバツイチだったこともあり、ふたりは籍を入れずに長く暮らしていました。やがて、東大医学部に入ることになる次男が生まれ、また長男が、事務所の新社長に就任したことから、20年以上も支え続けてくれた妻に対してケジメをつけるため、正式に籍を入れ、晴れて家族となったそうです。
ところで、次男が勤めている東京大学医学部附属病院循環器内科とは、心臓に関する病気の臨床研究を行う、国内最高最大規模を誇っています。つまり、ここに勤める次男は、患者にとって希望の星のような存在です。しかしまた、綾小路きみまろの笑いの至芸もまた、老人の認知症の症状をやわらげ、ガンの進行を阻むのに、絶大な効果があると評価されています。綾小路きみまろは親子二代、物心両面で、中高年の健康に大いに貢献しているといえるでしょう。