國村隼 未だ独身!結婚できない理由は車エンジンフェチだから?こだわりの愛車は?
國村隼 未だ独身!女性より車エンジン?!結婚できない理由は車エンジンフェチだから?
「アウトレイジ」でのコワモテ具合でも注目を集めた俳優・國村隼は、59歳にして未だ独身。ドラマに映画に幅広く活躍している実力派俳優ですから、結婚できない理由なんてなさそうなものですが……巷では、もしかすると國村隼の”車エンジンフェチ”が災いしているのではないかと言われているようです。
國村隼の車エンジンフェチは小学生の時から。その頃には既に、國村隼は、車種はもちろんのこと、エンジンの種類や排気量まで記憶していました。もちろん当時の夢は俳優ではなくエンジニア。そのために。國村隼は、大阪府立工業高等専門学校に進んでいます。
結局、演劇の世界に進むために工業高等専門学校は辞めてしまいましたが、その後も、國村隼の車エンジンへの熱情は、一貫して冷めることはありませんでした。何しろ車で重要なのは、外観よりもエンジン。
愛してやまないものに対しては知り尽くしたくなるもので、エンジン設計まで勉強するほど、國村隼は車エンジンにゾッコンなのです。車エンジンを愛しすぎて女性を愛せない?ということなのでしょうか。
國村隼 こだわりの愛車はもちろん外観よりもエンジンで選ぶ!!
以前の「アルファロメオ156」から乗り換えた、現在の國村隼の愛車は「BMW Z4クーペ」です。スポーティな外観もカッコイイ車ですが、もちろん國村隼が惚れこんだ理由はエンジン。この車に搭載されている「直列6気筒エンジン」は、振動を完全に打ち消すことができるという特性を持っていて、その恩恵から得られる滑らかな走りから「シルキースムース」とも呼ばれています。
今や貴重となってしまった直列6気筒エンジンは、その独特のエンジンサウンドも、國村隼のような車エンジンフェチにとったらたまらないそうです。しかも、このBMW独特の世界観によって、6気筒とは思えないキレキレの走行感を楽しめるといいます。
もちろんギアによって感覚が違うそうですから、おそらく國村隼は、ドライビングテクニックにも長けているのでしょう。ちなみにこの車の乗り心地を「官能的な乗り心地とエギゾーストオンで脳みそがアイスクリームのように溶けてしまう」と表現している人がいました。きっと國村隼も愛車を走らせながら恍惚としているに違いありません。
國村隼 悪役顔からは想像できない、若い頃!学生時代の意外な素顔!
國村隼 世界を震撼させる悪役顔 普通にしていても怖い!!
「アウトレイジ」では、國村隼が演じるヤクザがとにかく姑息で、強烈な醜悪を感じさせられました。特に、笑みを浮かべてもちっとも笑っていない目。本当に悪い人ってこんな感じなんだろうな……と
その目の奥に潜ませた闇に恐怖してしまいます。國村隼の優れた演技力はもちろんのこと、國村隼の悪役顔は「ブラック・レイン」「キル・ビル」などの海外作品でも起用されるほど。NHK「芋たこなんきん」や「スターマン」では気のいいおっちゃん役を演じていましたが、どんな物腰で登場しようと、何か裏があるに違いないと、國村隼の悪役顔には誰もがハラハラさせられるのです。
ところがその悪役顔は、映画やドラマの作中だけではなく、実世界でも人々を震撼させてしまう模様。黙して語らずにいると怖がられ、普通に話していても怖がられ……その威圧感には、かつて共演した国分太一も「國村隼さんが笑ってくれるとホッとします」と語るほどでした。
國村隼 悪役顔からは想像できない!!若い頃、学生時代はまさかの優等生?!
熊本で生まれ、兵庫県尼崎市に移り、小学2年から大阪市で育った國村隼。あの悪役顔でコテコテの関西弁をやられたら誰もがビビるに決まっています。何だかガッチリしていますし、きっと若い頃はヤクザ顔負けに不良共を仕切った番長か何かだったに違いない……と思いきや、実は中学時代は意外にも風紀委員長だったそうで、逆に模範的存在だったというのです。
とはいえ國村隼は、委員長役を遂行するために「河内弁で怒鳴り合っていた」とも語っており、そのシチュエーションはよく分かりませんが、あの悪役顔ですから素行不良の生徒たちを締め上げていたイメージしか湧いてきません。しかし、進学したのは大阪府立工業高等専門学校、現在の大阪府立大学工業高等専門学校です。
偏差値、倍率から考えても、真面目に勉学に励んでいなければ入学できる学校ではありません。ということは、あの悪役顔からは想像もつきませんが、実は國村隼はとても優等生だったために風紀委員長を任された、と考えて良いのではないでしょうか。
國村隼 悪役顔でもヤクザ役だけではない!エンジニア精神で役作り設計!!凝り性すぎて結婚は遠い?
國村隼の悪役顔にはヤクザ役!という印象がぬぐえませんが、本人にとって、役の職業は興味の対象外だそうです。ヤクザであろうが警察官であろうが、しがないサラリーマンであろうが、役作りの基本は、とにかく台本を読み込んで人物をイメージすること。「台本がすべての設計図」と語る國村隼のエンジニア精神は、さらなる性能アップへの作業を怠ることなく、台本にない、その人物の生い立ちや家庭環境まで妄想設計して撮影に臨むといいます。
これを知ると、國村隼が、悪役顔であっても、幅広い役柄でCMやドラマ、映画に引っ張りだこになっている理由が分かる気がしますよね。9月12日にNHKで放送されたドラマ「鬼と呼ばれた男~松永安左エ門」では、國村隼は、主人公と対立する役を演じていました。
昨今のテレビドラマの中で特に秀逸な作品として高評価を得た同作品で、主人公を演じたのは、國村隼に匹敵する悪役顔の吉田鋼太郎。完成記者会見では、國村隼が「芝居以前に吉田さんの演じるジジイが本当に憎たらしくて腹が立ちました」と語っていたことからも、役への感情移入の深さを伺うことができます。
それにしてもお互いにとって笑い話かもしれませんが、悪役顔の人々が「憎らしい」だの「腹が立つ」というやり取りをすると、どうしてこうも緊迫感が漂ってしまうのでしょうか……。國村隼に結婚や恋愛の噂でも出ることがあったら怖さも緩和されるかもしれませんが、車エンジンフェチにしろ、役作りにしろ、エンジニア精神で凝り性な國村隼ですから、結婚は当分ないかもしれませんね。