田畑智子の実家は老舗の高級料亭でセレブなお嬢様だった!
田畑智子の実家は300年続く老舗の高級料亭
女優・田畑智子の自殺未遂報道が、2015年11月5日に出ました。都内のマンションで睡眠薬を飲み、手首を切ったと警察に通報があったといわれています。「カボチャを切ろうとしてケガをした」と所属事務所はコメントしていますが、俳優・岡田義徳との交際がうまくいかず悩んでいたという声も。
泥沼の恋愛スキャンダルからすると意外ですが、田畑智子の実家は、京都の高級料亭「鳥居本」。この鳥居本は、なんと享保時代に創業。田畑智子の父の代で八代目にあたり、300年続く老舗の中の老舗です。田畑智子はその老舗料亭のお嬢様として、厳しく躾けられたといいます。
田畑智子は京都の老舗高級料亭のセレブなお嬢様!
300年続く老舗料亭のお嬢さまとして育てられた田畑智子。しかし、京都の老舗らしく躾には非常に厳しく、幼い頃からみっちり叩き込まれたそうです。礼儀作法、立ち居振る舞い、気遣い、言葉遣いに至るまで、両親はもちろん、元芸妓だった祖母も厳しく目を光らせていたといいますから、さすが京都の老舗は違います。
長じて女優になった田畑智子は、時代劇で着物姿での所作に苦労することはなかったといいますから、今でもしっかり身体にしみついているのでしょう。セレブらしく、習い事も多数経験していたといいますから、田畑智子の実家が裕福だったのは間違いありません。
田畑智子の出演回「深夜食堂」が泣ける!あらすじ感想
田畑智子が出演した泣けるドラマ「深夜食堂」とは?
田畑智子も出演した「深夜食堂」は、同名人気コミックのドラマ化作品。深夜0時から7時までしか営業しない小さな飯屋に集う人々の交流が描かれます。メニューは豚汁定食だけ、でも頼めば大抵のものは作ってくれる店。マスターの出す、どこか懐かしい味の料理を前に、ワケありの客たちの人生の悲喜こもごもが露わになります。
小林薫の主演で2009年に第一部が放送されて以来、好評を得て第二部、第三部も放送。「深夜食堂」は、心も胃袋も温かくしてくれるドラマとして話題になり、今年はついに映画化までされるにいたっています。田畑智子は2009年放送の第一なった矢先に登場。「泣ける」とファンの間でも伝説の回となっているのです。
田畑智子が出演した「深夜食堂」第二話「猫まんま」あらすじ&感想
田畑智子演じる売れない演歌歌手・千鳥みゆきは、深夜食堂の常連客。店ではいつも猫まんまを注文していました。ある時、マスターのはからいで、深夜食堂で歌を披露。彼女の歌を聞いた常連客の作詞家から、詞「まよい猫」をプレゼントされます。その曲が大ヒットし、あっという間に売れっ子歌手。これからの矢先、みゆきは病に倒れてしまいます。
そんなある日、闘病生活を送っているはずのみゆきが、深夜食堂に現れたのです。好物の猫まんまを一口食べて、マスターにお礼を言うと、みゆきは消えていました。そして……翌朝のスポーツ新聞にはみゆきの訃報が伝えられていました。マスターの小さな優しさがきっかけで、つかの間とはいえ歌手としての成功をつかむことができたみゆきの姿が泣けます。マスターにお礼を言う時の田畑智子の儚い笑顔も感涙ものです。
田畑智子 清純派朝ドラ女優から演技派の悪役女優へ?
田畑智子は、1980年生まれの34歳。最近では、フジテレビのドラマ「ファーストクラス」で、主役の沢尻エリカをいじめまくる編集者・木村白雪役が印象的でした。強すぎる上昇志向とハングリー精神ゆえに起こす、腹黒すぎる行動はネット上でも話題に。田畑智子の優れた演技力が、あくの強い悪役で輝いたといえます。
しかし、田畑智子といえば、NHK朝の連続テレビ小説「私の青空」でヒロインを務めた朝ドラ女優。もともとは清純派として売っていましたよね。しかし、田畑智子のデビューは実は朝ドラではありません。実家が裕福だったこともあってか、12歳にして、芸能事務所「カノックス」に所属し、映画「お引越し」で主演デビュー。田畑智子は、初主演にして新人賞を多数受賞しています。
そして注目すべきは1996年から2001年まで5年間という長きにわたり、久世光彦演出の「向田邦子シリーズに」毎年出演していたこと。演出家で作家の久世光彦は、厳しい演技指導で、浅田美代子をはじめとする数多くの人気俳優を育てたことでも有名な人物ですから、田畑智子の演技は、久世光彦の厳しい眼鏡にかなったといえます。
女優として、これまでいわばエリート街道を走ってきた田畑智子。実家も京都の老舗料亭ですし、ずっとスキャンダルもない、クリーンなイメージを保っていました。しかし、ここにきて今月の自殺未遂報道。これまで、田畑智子には大きなスキャンダルがなかっただけに、非常に意外に感じた人が多かったのではないでしょうか。
田畑智子の所属事務所も、取材に応えた田畑智子の母親も、自殺未遂については完全に否定しています。しかし、田畑智子の精神状態が不安定だったという周囲の評判もあがってきているのも事実。田畑智子は、俳優の岡田義徳と2011年頃から交際していますが、何度か破局と復縁を繰り返しており、それが田畑智子の精神的な不安定さの原因といわれているのです。
田畑智子が手首を切った世田谷のマンションは、岡田義徳の自宅マンションで、周囲の人は「半年前には田畑さんがマンションの階段に座っていた。1~2週間前には女性の叫び声が聞こえてきた」と証言しています。田畑智子は岡田義徳との結婚を考えていたようですが、田畑智子の34歳という年齢からいえば当然のこと。しかし岡田義徳は、やさしかったと思えば、急に突き放したりといった二面性があり、田畑智子は交際について悩んでいたとか。
30代に入り、前述の「ファーストクラス」のように演じる役の幅も広がり、仕事は順調といえる田畑智子。もし今回の自殺未遂報道でイメージが変わったとしても、彼女の演技力があれば、清純派として活躍していた頃よりも輝けるのではないでしょうか。ぜひ田畑智子の演じる悪女や、愛憎渦巻くドラマでの活躍を見てみたいですね。