小川泰弘の身長体重は?球が遅くとも最多勝は性格・メンタルにあり!
小川泰弘、身長171cmながら新人王!異名は「ライアン小川」!
小川泰弘は、「和製ライアン」の異名で知られるプロ野球投。東京ヤクルトスワローズの主力投手として活躍しています。1990年5月16日生まれの25歳。身長171cm、体重80 kgです。愛知県渥美郡赤羽根町(現在の田原市)出身で、創価大学では主戦投手として定着していました。大学3年秋にはリーグ新記録となる防御率0.12を記録。大学4年春にはリーグ史上8人目となるノーヒットノーランを達成しました。
フォーム変更後、リーグ戦で無傷の21連勝を達成し、リーグ通算成績は36勝3敗、防御率0.60、リーグMVPを5回受賞するなどしてエースとして活躍しました。2012年のドラフト会議で、東京ヤクルトスワローズから2位指名を受け入団。背番号は「29」です。プロ入り初年度2013年は、26試合に登板して16勝4敗、防御率2.93、勝率8割で4完封と活躍し、最多勝と最高勝率のタイトルを獲得、2013年度のセ・リーグ新人王に輝きました。
身長171cmと投手としては上背に恵まれていませんが、メジャーリーグの大投手だったノーラン・ライアンを参考にした左足を大きく上げるダイナミックな投球フォームから「和製ライアン」、または「ライアン小川」と呼ばれるようになりました。ピンチの時でも表情を変えずに投げこむスタイルで、ファンからの認知度も十分です。
小川泰弘、球は遅いがメンタルの強さと意識の高さで活躍!ライアン著書との出会いがターニング・ポイントに!
小川泰弘は、最高151kmのストレートを投げるのですが、平均球速は約141kmと近年のピッチャーではそれほど速くありません。むしろ遅い分類に入ります。その小川泰弘がプロ入りしてなぜ最多勝を獲得するまでに活躍できたのでしょうか?それはやはりメンタルの強さや意識の高さがもたらしたものだといえます。
常に冷静な性格で、めったに感情を露わにしない大人びた雰囲気。チームメイトからも一目置かれています。これはメンタル面の強さに裏付けられたものでしょう。ランナーを背負った場面や勝負どころの局面では、投げるボールの切れや制球が格段に上昇する傾向で、これは試合の組み立てを常に考える意識の高さゆえ。
また、キャッチャーが構えたコースと真逆に投げてしまう、いわゆる逆球がなく、バックを守る野手や打者の打球にスタートを切りやすくなるという好影響ももたらしています。小川泰弘自身の野球人生の大きなターニング・ポイントは、大学3年の夏にノーラン・ライアン著『ピッチャーズ・バイブル』と出会ったこと。
メジャーリーガーばりの左足を高く上げひざと顔をくっつけるようなフォームへとモデルチェンジしました。加えて、『ピッチャーズ・バイブル』内の「先頭打者を塁に出さないことと、初球でストライクを取れることがいいピッチャーの条件」という一文をプロ生活でしっかりと意識づけしています。
小川泰弘の年俸・成績の推移は?熱愛彼女と結婚?!
小川泰弘の年俸・成績の推移はほぼ順調!来シーズン年俸1億円のスピード記録!
小川泰弘の年俸・成績の推移は、これまでの3シーズンを見ると、順調な歩みに見えます。プロ入り時の推定年俸1200万円の小川泰弘ですが、2013年シーズン終了後の契約更改では16勝4敗、防御率2.93、勝率8割の成績で最多勝、最優秀勝率タイトル獲得と新人王選出が評価されて約4.7倍増の5600万円で契約更改。
2014年シーズンはプロ入り初の開幕投手に抜擢されたものの、17試合登板で9勝6敗、防御率3.66と惜しくも2桁勝利に一歩届かず。契約更改では最終戦で野手のエラーで逆転されたため、2桁勝利を逃したことを考慮し、10勝したと仮定して球団から査定され、900万円増の6500万円で更改しています。2015年は2年連続の開幕投手を務め、2年ぶりの2桁勝利となる11勝8敗、防御率3.11をマーク。
そして、シーズン終了後の契約更改では、4年目来シーズンで3500万円増の1億円の年俸を提示され、満面の笑みでサインしました。シーズンを通してローテーションを守り、14年ぶりのリーグペナント奪還に大きく貢献したことが評価されました。入団から4年目シーズンでの大台到達は、球団では古田敦也、青木宣親に並ぶハイペース。投手に限定すると、石川雅規が5年目での到達したのを塗り替える最速記録です。
小川泰弘、熱愛女性はなし?好みは「笑顔が素敵で、気づかいができる人」!
小川泰弘には、結婚を前提とした熱愛中の彼女はいるのでしょうか?自著「小川泰弘メッセージBOOK-ライアン流-」によれば、今のところ動きはなし。好きな女性のタイプとして、「笑顔が素敵で、気づかいができる人」を挙げています。初恋は小学5年生のときで、1歳上の女の子だったそうです。姉3人の下で育ったこともあり、年上の女性に憧れることも多かったようです。
しかし今は、同年代や年下もいいかも?と語っております。好みの芸能人は、長澤まさみや綾瀬はるかの名を具体的に挙げています。もし、彼女たちが始球式にゲストとして呼ばれたら、ドキドキして集中できないとも。いつも冷静な小川泰弘がドキドキするというのも見てみたいような気がしますね。
しかし、ヤクルト球団は、選手と女性アナウンサーとが交際に発展するのが伝統(?)となっています。そのうち、小川泰弘も女性アナウンサーの熱視線のターゲットになることも十分ありえます。彼ほどの男性なら、女性はほっとかないですよね。
小川泰弘、来シーズンに向け断酒宣言!「ヤクルトと言えば小川と言われるように」
小川泰弘は、ツバメ軍団を引っ張る自覚十分!リーグ優勝旅行先のハワイでも来シーズンを見据え、たしなむ程度だった酒も断つそうです。「栄養士さんと今度の体作りについて相談した上で、たしなむ程度もやめると思う。節制した生活です。」と、今季から契約を結ぶ管理栄養士の助言を受け、ストイックな姿勢を打ち出しています。2015年は11勝8敗と2年ぶり2桁勝利で、契約更改では年俸1億円で球団スピード記録達成しました。
しかし、2年連続の開幕投手を任されながら、前半戦は4勝6敗と苦しんだ内容には決して満足していません。ソフトバンクとの日本シリーズを経験し、強い体作りの必要性を痛感したことが、自己節制の一つの要因となったようです。1億円プレーヤーの仲間入りを果たし、チームを牽引する自覚がみなぎっているのは言うまでもありません。
契約更改では「ヤクルトと言えば小川と言われるように」と誓った小川泰弘。「自分の調子が悪い時でも、しっかり勝てる柱になりたい」という自らの掲げる投手像に違わぬ充実した成績を残せるよう、いっそう飛躍してほしいものです。